ただし、このプロジェクトの最終的な目標は「イギリスとEUとの間の接続を拡大すること」で、将来的には運行する国を拡大していく予定と述べている。 また、イギリスの高速新線HS1、英仏海峡トンネルを運営するゲットリンク、フランス国鉄(SNCF)ネットワークへの運行許可申請については、「必要なプロセスはすべて整っている」と広報担当者は付け加えている。 ゲットリンクによると、英仏海峡トンネルおよびそれに接続する高速鉄道ネットワークは、現在のほぼ2倍に当たる年間2000万人以上を輸送できるように設計されており、エボリンが参入したとしても線路容量が逼迫するようなことにはならないという。今回のエボリンの決定について、ゲットリンクは「英仏海峡を通過する鉄道市場の成長の可能性と、英仏海峡トンネルのインフラそのものの魅力と質の高さを裏付けるものである」と好意的に受け止めている。 車両導入、メーカーと食い違う主張
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