1日付のインド紙インディアン・エクスプレスは、同国南部ビシャカパトナムにある海軍の東部方面司令部のコンピューターシステムにハッカーが侵入し、機密データが中国国内に送信されていたと報じた。 同司令部には中国のインド洋進出などを警戒するインドの艦隊があり、同紙によると、初の国産原子力潜水艦「アリハント」の試験航行も行われている。 USBメモリーを介してコンピューターウイルスがシステムに侵入したとみられ、ことし1~2月に発覚した。情報流出に絡み、インド海軍は少なくとも関係者6人を処分する方針という。(共同)