京都日記③ 京都日記の③、これで最後です。前回と前々回はこちら。 jyocho.hatenablog.com jyocho.hatenablog.com 7日目 土曜日で、チェックアウトの日だけど11時まで時間があるので朝食べるパン(また)とコーヒーを買いにいいく。パンは美味しかったので進々堂のクリームパンと…
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来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
中学時代の思い出話をしよう。まず登場するのは当時の友人、ピアノの君だ。実際のところ同じクラスになったことは無く、友人と呼ぶほど親しくも無かったのだけれども、そいつはスラっと背が高くて運動もできて、成績は中の上くらいだったと思うが性格は明朗快活で少々不埒、ブラスバンド部でサックスなんてやってたりして、まあ一言で言えば華のある野郎だった。どこのクラスにも一人は居るみんなの人気者、先天的なリーダー体質ってやつだ。男子校だったからよかったものの、もし共学だったら女子総取りで大変だったろう。俺達が。 ある日の放課後、音楽室でそいつがピアノを弾いてるのに出くわした。弾いてたのはB'zのBLOWIN'とか、そんな感じの歌謡曲だったと思う。周囲には10人ばかりの人だかり。その中に俺の親しい友人を見つけて、俺もその輪に加わってみた。どうやら周囲の人間がリクエストを出して、ピアノの前の彼がそれを弾いてみせる、
作り話仙台ではこの前の金曜日から,毎年恒例の「光のページェント」というイベントが開催されていて,仙台市中心部のケヤキ並木は60万個もの電球がともされ,「朝青龍は既に終わった力士」という発言で有名な内舘さんの言葉を借りれば「まるで山火事のような」様相を呈している.誰かの頭もまるで山火事のようだ.ぼくが初めて光のページェントをみたのは多分,小学校1年の頃だったと思う.家族みんなで電車に乗って仙台にやってきて,あまりの人の多さとものすごい寒さにげんなりしながらも,ぼくの両手には父と母の温かい手のぬくもりが感じられたのを思い出す.ぼくにとっての光のページェントは,家族の温もりを思い出すことができる年に一度の大切なイベントなのだ.とくにぼくが母と祖父との間の子だということがわかってからは,温かかった家族のぬくもりはまるで寒空の下の公園のベンチのように冷え切ってしまったのだった. そんな家族をかろうじ
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