担任していた女子生徒と不適切な関係を持ったとして、神戸市教委が昨年4月、市立中学校の男性教諭を懲戒免職にしていたことが分かった。市教委は「生徒や本人や保護者が望まなかった」として公表していなかった。 市教委によると、元教諭は09年12月、生徒宅を訪れた際にキスをし、10年1〜2月に計4回、性的関係を持ったという。いずれも保護者は不在だった。 異変に気付いた保護者が生徒を問いただして発覚。生徒は18歳未満だったが、刑事告訴はしなかった。元教諭は市教委に「(この生徒に)好意を抱いてしまった。申し訳ない」と話したという。 【関連記事】 セクハラ:校長を懲戒免職 部下2人触る 大阪の小学校 都立蒲田高:頭髪、服装で入試成績改ざん 33人不合格 国旗国歌訴訟:教諭の処分取り消し請求、東京高裁も棄却 君が代訴訟:教職員らの懲戒処分取り消し 東京高裁 君が代訴訟:処分取り消し訴訟 停職2