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ブックマーク / www9.nhk.or.jp (37)

  • IAEA最終報告書「原発が安全との思い込み」 | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    IAEA=国際原子力機関は、東京電力福島第一原子力発電所の事故を総括する最終報告書を公表し、事故の主な要因として「日に原発が安全だという思い込みがあり備えが不十分だった」と指摘したうえで、安全基準を定期的に再検討する必要があると提言しました。 IAEA=国際原子力機関は31日、福島第一原発の事故について40を超える加盟国からおよそ180人の専門家が参加してまとめた1200ページ以上に上る最終報告書を公表しました。 この中でIAEAは、事故の主な要因として「日に原発は安全だという思い込みがあり、原発の設計や緊急時の備えなどが不十分だった」と指摘しました。 そのうえで、いくつかの自然災害が同時に発生することなどあらゆる可能性を考慮する、安全基準に絶えず疑問を提起して定期的に再検討する必要がある、と提言しています。 また、市民の健康については、これまでのところ事故を原因とする影響は確認

    IAEA最終報告書「原発が安全との思い込み」 | NHK「かぶん」ブログ:NHK
  • せきの水漏れ新たな対応必要に | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    東京電力福島第一原子力発電所で21日から22日にかけて汚染水のタンクを囲うせきからの水漏れが4か所相次いで見つかりました。大雨で水があふれたこれまでのケースとは異なり、初めて、せきの底の継ぎ目やひび割れから水漏れが見つかったことから、新たな対応を迫られることになりそうです。 福島第一原発では、21日から22日にかけて汚染水のタンクを囲うせきの合わせて4か所で、コンクリート製の底の部分から水が周辺の土壌に漏れ出しているのが見つかり、急きょ補修などを行いました。 4か所のうち2か所は、コンクリートの継ぎ目を「止水材」と呼ばれる樹脂で塞いでいる部分から水が漏れ、流出量は合わせておよそ2.6トンと推定されています。 東京電力がせきの中に残る水を調べた結果、放射性物質のストロンチウム90の濃度が、最高で1リットル当たり190ベクレル検出され、国が認めた、せきからの放出基準の19倍でした。 一方

    せきの水漏れ新たな対応必要に | NHK「かぶん」ブログ:NHK
  • 大飯原発「活断層ではない」で一致 | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    国内で唯一運転している福井県の大飯原子力発電所の断層を専門家が評価する原子力規制委員会の会議が開かれ、「活断層ではない」という見解で一致しました。 規制委員会が断層の調査をした原発のうち「活断層ではない」という見解で一致したのは、大飯原発が初めてです。 大飯原発では、敷地内を南北に走る「F-6」という断層が活断層かどうかを巡って、原子力規制委員会が専門家4人とともに調査を続けています。 2日、6回目の評価会議が開かれ、関西電力は「F-6断層やほかの断層は古い時代に動いたもので、活断層ではない」と説明しました。 専門家からは「断層がどう続くのかを確認できているのか」といった指摘が出たものの、「断層は最近動いた跡は見つからず、将来も動く可能性のある活断層ではない」という見解で一致しました。 規制委員会の島崎邦彦委員は「一定の方向性が出せたので、次回は報告書の案を議論したい」と述べ、近く

  • 東電 汚染水の海への流出認める | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    福島第一原子力発電所の海に近い観測用の井戸の地下水から高い濃度の放射性物質が検出されている問題で、東京電力は「地下水が海に流れ出しているとみられる」として海への流出を認める見解を初めて示しました。 海への影響については、原発の専用港の範囲にとどまっているとしています。 福島第一原発では、ことし5月以降、海側の観測用の井戸の地下水で高い濃度の放射性物質が検出され、東京電力で原因や海への影響を調べていました。 ことし1月から今月までの井戸の地下水の水位と、海の潮位、それに雨の量のデータを分析した結果、専用港内の海水と地下水は行き来していて、雨のあと、地下水の水位が下がった分は海に流れ出しているとみられるとして、海への流出を認める見解を初めて示しました。 この問題で国の原子力規制委員会は、今月10日、「高濃度の汚染水が地中に漏れ出したうえで海へ広がっていることが強く疑われる」と指摘しました

  • 出版物への消費税 軽減を要望 | NHK「かぶん」ブログ:NHK

  • 1号機 1万ミリシーベルト超 | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    東京電力福島第一原子力発電所1号機で、格納容器の下にある圧力抑制室付近を調べたところ、1時間当たりおよそ10シーベルト=1万ミリシーベルトという非常に高い放射線量が測定され、今後の廃炉に向けた作業への影響が懸念されています。 東京電力は、26日、福島第一原発の廃炉に向けて1号機の壊れている場所を調べようと、内視鏡カメラや線量計を原子炉建屋1階から地下の圧力抑制室付近に下ろし、内部の状況を事故後初めて調べました。 その結果、たまっている汚染水の水面から20センチ上で、1時間当たり10.3シーベルト=1万300ミリシーベルトという非常に高い放射線量が測定されました。 この値は、1号機で測定された放射線量としては最も高い値で、浴びるとすべての人が死亡するとされる被ばく量におよそ50分で達します。 また水面から4メートルほど高い通常、人が通ったり、作業をしたりする高さでも、1時間当たり100

  • 大飯原発)安全をめぐる課題 | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    関西電力大飯原発をめぐって、政府は新たな安全基準を決めて安全性を確認したと説明していますが、東京電力福島第一原発の事故の検証結果を踏まえた、長期間かかる対策は先送りを認めるなど課題が残されています。

  • 枝野氏"情報発信十分でなかった" | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    東京電力福島第一原子力発電所の事故の際に、政府のスポークスマンの役割を担った枝野経済産業大臣は、国会の調査委員会に参考人として出席し、「情報を政府として集約すること、そしてその後の予想や想定ができなかったことこそ、反省だと思っている」と述べ、政府の情報発信が十分でなかったことを認め、陳謝しました。(政治部&かぶん) 国会の原発事故調査委員会は、27日、事故当時、官房長官として、政府のスポークスマンの役割を担った枝野経済産業大臣を参考人として招致して公開で質疑を行いました。 この中で、枝野氏は、政府の情報発信について、「情報発信そのものよりも情報を政府として集約すること、そしてその後の予想や想定ができなかったことこそ反省だと思っている。放射能の影響などについて、私の思っていたことと、特に被害を受けられた周辺地域のみなさんの受け止めとの間にずれがあったことは、改めて大変申し訳なく思っている」

  • 解説:原発の活断層問題とは | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    福井県にある敦賀原子力発電所の地下を走る亀裂が活断層の可能性があると専門家が指摘し、日原子力発電は、改めて現地調査を行うなどして対応を検討することになりました。こうした原発周辺の活断層に関する評価の見直しは全国8つの原発で進められていて、専門家は「安全か危険かが分からないときは、「危険だ」と思って調査や評価をするべきだ」と提言しています。 ■原発の近くに活断層? 「地下を走る亀裂が活断層の可能性がある」 専門家の指摘に地元・敦賀市の人たちからは、「福島のことがあったんで、怖いと思います。きちんと調べて対応してほしい」「調べて何もなければそれが一番こしたことはないと思う」といった不安の声が聞かれました。 また、敦賀原発の活断層の問題について、大阪市の橋下市長は、「もともとの調査では、『大丈夫だ』と判断したのだろうが、人間のやることなので一度やったことが未来永劫、絶対に間違いがないというこ

  • "24人が報酬 審議影響ない" | NHK「かぶん」ブログ:NHK

  • IAEA 評価方法は国際基準適合 | NHK「かぶん」ブログ:NHK

  • JAXAの「平和目的」削除へ | NHK「かぶん」ブログ:NHK

  • 第一原発 また汚染水漏れ出す | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    東京電力福島第一原子力発電所で、汚染水のタンクから、放射性物質を含む水およそ10リットルが、敷地内のコンクリートの上に漏れ出しているのが見つかりました。福島第一原発では先月、汚染水の水漏れが相次ぎ、海に流れ出るなどしたため、国が東京電力を厳重に注意したばかりで、汚染水の管理が依然、課題になっています。

  • iPSで血小板大量に作る技術 | NHK「かぶん」ブログ:NHK

  • 水野解説:原発1号機で溶け落ちた燃料は | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    メルトダウンを起こした東京電力福島第一原子力発電所の1号機で、事故から8か月以上経って、新たに核燃料の深刻な事態が明らかになりました。 溶け落ちた燃料が格納容器の底にあるコンクリートを溶かし、最悪の場合、底まであと37センチの深さに迫っている恐れがあるというのです。 1号機で何が起きているのか?水野解説委員が解説します。 福島第一原発の1号機から3号機で、溶け落ちた核燃料がどんな状態になっているのか。きょう、東京電力や、研究機関が解析結果を明らかにしました。 このうち1号機についての東京電力の解析結果です。 最も厳しい評価をした場合、1号機については100%の燃料が溶け落ちて、原子炉の底を突き破って相当量が格納容器に落下したと推定しています。 高熱の核燃料は、格納容器の底のコンクリートを溶かします。コンクリートの厚さは、最大で2.6メートル。さらに鋼鉄の板で覆われています。 燃料は

  • NHK「かぶん」ブログ:NHK

    原子力に携わる研究者で作る日原子力学会の大会が、東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと初めて開かれ、事故を防げなかった反省と収束に向けた取り組みについて議論が交わされています。 日原子力学会の大会が開かれた北九州市の会場の周辺では、原発の停止を求める市民グループがビラ配りなどを行い、学会に専門家集団としての反省と原発推進の姿勢の転換を求めました。ビラ配りを行ったのは、原発の停止を求める北九州市の市民グループのメンバーおよそ30人です。「原発いらない」と書いた横断幕を掲げ、「原発推進の基姿勢を改めることを求める」などとした、およそ2000部のビラを学会の参加者に配りました。市民グループの代表の深江守さんは「学会は、原発の安全神話を作り上げて建設を推進してきた。専門家集団として反省しなければならないし、これまでの方針を転換してもらいたい」と話していました。

  • 【解説・事故から5か月 原発の現状は】 | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    事故から5か月。東京電力福島第一原発では原子炉などの冷却が進み、再び爆発する恐れは小さくなっていますが、一方で高濃度の汚染水の処理は思うように進んでいません。原発の現状をまとめました。 東電福島第一原発はこれまで外部からの注水を続けていた1号機の使用済み燃料プールでは、きのう、事故で機能が失われていた循環型の冷却システムが格運転を開始。 これで使用済み燃料プールは1号機から4号機すべてで循環型の冷却が復旧しました。きょう午前6時現在の水温は、最も高い1号機でも43度と安定した状態の目安とされる40度に近づいています。 一方、原子炉の冷却は、1号機から3号機で6月下旬から高濃度の汚染水を浄化して再び原子炉に注水する「循環注水冷却」が続けられています。 事故の収束に向けた工程表ではこの「循環注水冷却」で先月中旬、原子炉は「安定的な冷却」に到達したとしています。 原子炉の温度は現在100度前

  • 【詳細解説】被害者が損害賠償を受けるには | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    被害者が損害賠償を受けるには、被害者みずからが損害額を計算して、東京電力に請求する必要があります。 必要な手続きは以下の通りです。 現在の仮払いの場合、被害を申し出るための書類と被害額を算定するための2種類の書類が必要ですが、手続きをスムーズに進めるため、東京電力では、可能な限り、支出した金額を証明する領収書などの書類を提出してほしいと呼びかけています。 例えば、営業損害を請求するケースでは、 ・確定申告書 ・決算に関する書類 ・過去1年の売り上げ実績 ・事故後の売り上げ実績 これらを確認できる資料などとしています。 ただ避難などによってすべての書類を用意できない場合もあるため、東京電力ではそれぞれの事情に応じて個別に対応するとしています。 では自分の損害が指針の中に含まれているのか、どこに聞けばよいのでしょう。中間指針は文部科学省のホームページに掲載されているものの具体的なケースはほと

  • 【詳細解説】賠償指針の課題とは | NHK「かぶん」ブログ:NHK

    福島第一原発の事故の損害賠償は、これまでに仮払いの形で一部で行われていて、今月3日現在で、避難をした人や、農林漁業者、中小企業者を対象におよそ690億円が支払われています。しかし、数兆円ともいわれる損害全体でみればまだほんの一部で、中間指針がまとまったことで今後、格的に賠償が始まることになりますが、多くの課題が残されています。 【賠償の見通しは】 まず賠償がいついくら支払われるのかはっきりしない点が課題です。東京電力はことし10月をめどに事故からおよそ半年間の損害を対象に格的な賠償を始めると発表しました。しかし、どのように支払うのかは、東京電力の裁量に任されていて、指針の対象になっていても請求の100%が認められるのか、手続きにどのくらいの期間がかかるのかなどわかりません。 【"指針外"のケースは】 指針の対象にならなかったケースがどこまで賠償されるのか不透明なことも課題です。必ずしも

  • NHK「かぶん」ブログ:NHK | ニュース解説 | 【山崎解説・ストレステストとは?】

    政府が原子力発電所で新たな安全評価、いわゆる「ストレステスト」を、2段階に分けて実施することに対し、原発を抱える自治体からは「具体的な内容や実施の時期が決まっておらず、内容がよく分からない」といった批判的な声が相次いでいます。 そもそもストレステストとって何?山崎記者の解説です。 <山崎記者> まずストレステストは、実はコンピューター上で行うものなんです。 電力会社は原発のポンプ、モーター、配管など機械類の構造や性能をデータとしてもっています。 こうしたデータをコンピューターに入力した上で、 仮に想定を超える地震の揺れで機器類を揺さぶったらどうなるか。 ●どこまで余裕があって、どこで壊れるか。 ●防波堤を越えてきた津波で水没したらどうなるか、 ●故障がどう連鎖していくか、 などの災害が発電所へ及ぼす影響をコンピューターの上で想定して検証してみる、 それがストレステストと呼ばれるものなんです