光を10〜16%通すカバーがかけられた福島第一原発1号機(手前)=2012年7月、朝日新聞社ヘリから福島第一原発1号機の現状 【木村英昭】東京電力が福島第一原発1号機の現地調査をめぐり、虚偽の説明をした相手は、国権の最高機関に設置された調査委員会。東電は「何らかの意図があったわけではない」と説明するが、中身は実質的には1時間9分にわたる調査断念に向けた説得作業だった。朝日新聞が独自に入手した音声記録で明らかになった。 「道に迷えば恐ろしい高線量地域に出くわしちゃいます」 「迷うと帰り道はわからなくなる」 「精神的にもパニックに陥るみたいなことも含めて相当危険」 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら 関連リンク東電、国会事故調にウソ 「原発内真っ暗」→調査断念(2/7