東日本大震災から間もなく2年を迎えようとしている。まだまだ復興は道半ばではあるものの、被災地の自立を目指した取り組みがICTを活用し行われている。 復興だけではない。震災の際に何が起こったのか。記録されたビッグデータを用いて検証しようとする試み。震災の記録を、次世代へ伝えるために撮影しアーカイブする動き。そして再び大きな災害が訪れた時のための備え。これらすべてにICTが貢献している。 ICTを活用した復興への取り組み
フジテレビジョン(フジテレビ、東京都港区)およびFNN(フジニュースネットワーク/フジテレビをキー局とする系列28局)は、両者が運営する東日本大震災に関する動画アーカイブサイト「3.11 忘れない ~FNN東日本大震災アーカイブ~」(Remembering 3/11 -FNN Great East Japan Earthquake Archive-)と、国立国会図書館(東京都千代田区)および総務省(同)が公開する「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)」と、3月7日から連携を開始すると発表した。 「3.11 忘れない ~FNN東日本大震災アーカイブ~」は、世界中に大きな衝撃を与えた東日本大震災の記憶を風化させることなく、永く後世に伝え、今後のさまざまな復興支援や防災・減災などの意識を高め、外部の有効な活用を期待して、2012年9月1日より提供開始した。通常のニュースクリップとは異
総務省と国立国会図書館は、東日本大震災に関するデジタルデータを検索・活用できるポータルサイト「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(愛称:ひなぎく)」を公開した。 「ひなぎく」は、2月まで試験公開されていた「東日本大震災アーカイブ(開発版)」にコンテンツや機能が追加されたもの。「NHK東日本大震災アーカイブス」やYahoo!の「東日本大震災写真保存プロジェクト」の動画/写真、「日本原子力研究開発機構図書館蔵書」、国立国会図書館の震災関連文書などを包括的に検索できる。 「ひなぎく」の愛称は、「Hybrid Infrastructure for National Archive of the Great East Japan Earthquake and Innovative Knowledge Utilization 」の頭文字をとったもの。ひなぎくの花言葉である「未来」「希望」「あなたと同
国立国会図書館と総務省は3月7日(木)、東日本大震災に関するデジタルデータを検索・閲覧できるポータルサイト「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ」を正式公開しました。愛称は、未来や希望といった花言葉を持つ「ひなぎく」。検索対象には、震災翌日に手書きで発行された「石巻日日新聞」をはじめ、大学や報道機関が収集した動画・写真などが含まれています。 ▽ 国立国会図書館東日本大震災アーカイブ ▽ 総務省|国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)の公開 国立国会図書館東日本大震災アーカイブは、2012年11月5日からの試験公開を経て正式な運営が始まりました。東日本大震災に関連する音声や動画、写真、Web情報などを包括的に検索・閲覧できます。愛称のひなぎくは「Hybrid Infrastructure for National Archive of the Great East Japan Ea
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く