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2015年12月9日のブックマーク (9件)

  • No.7 蔵書評価に関する調査研究

    資料の収集は、まず収集方針を定め、それに基づいて選書・購入等を実施し、構築された蔵書について評価をする、さらにその評価によって収集方針が修正される、というサイクルで行われるといえる。この中の蔵書評価について国立国会図書館を例に取ると、電子化の影響を強く受けている外国雑誌について、また日関係図書についても部分的に、蔵書評価を実施してきた。調査は、蔵書評価に向けたこうした動きの一環として、平成17年度に実施したものである。 第1章では、蔵書評価の手法に関する近年の研究動向をレビューし、どのような手法があるのかを整理した。第2章は、海外図書館における蔵書評価の現況をアンケート調査の結果に基づいて分析・考察している。これらの結果を踏まえて、国立国会図書館が所蔵する図書館情報学関係の外国図書を対象に、書誌類・引用文献リストを利用したチェックリスト法に基づく蔵書評価を試みた結果を第3章にまとめた

    No.7 蔵書評価に関する調査研究
  • 浅野紀予「意識が探る環境 ― ひとは情報とどのように出会うのか」 | ÉKRITS / エクリ

    [図1] 情報探索の理解のレイヤー ベイツはこの図で、それぞれの学問領域から得られる知見を統合すれば、もっとも深い理解が得られることを訴えました。レイヤーの間に優劣はなく、どれも等しく重要であるとみなすのです。また、一般的に人類学は社会科学に分類されることが多いのですが、この論文でベイツは、人類学を自然科学に属するものとして議論を進めていきます。人間も自然の一部であると考えれば、それを研究対象とする人類学を自然科学とみなすのも、間違いではないはずです。ともかくここで重要なのは、情報探索という行動の重層性を示し、それを知ることで理解を深めようという目標が掲げられたことでした。 ただしベイツは、実際の人間の性質や行動が必ずしも明確に切り分けられるわけではなく、隣りのレイヤーに浸透したり、さらに離れたレイヤーに達することもあることを説明しました。たとえば、心理言語学の通説では、人間には先天的な言

    浅野紀予「意識が探る環境 ― ひとは情報とどのように出会うのか」 | ÉKRITS / エクリ
    ks0222
    ks0222 2015/12/09
    「人類は長い歴史を通じて、生きるために必要な情報の大半を、わざわざ検索することなく獲得してきた」「能動的に使うことが求められる現在の検索システムには、まだ数百年ほどの歴史しかありません」
  • すべてがUIになるVRの世界

    先日、報道を VR で楽しむ NYT VR を試してみました。VRゲームをはじめとしたエンターテイメント性の高い分野で注目されていましたが、 NYT VR はジャーナリズムからのアプローチだったので新鮮でした。これは仮想空間だと分かっていても、次第に世界に没頭してしまい、現実と仮想の境目が曖昧になる感覚は VR 体験ならではです。 スマートウォッチをはじめとしたウェアラブルや IoT の登場によって、従来のような GUI を前提としたインタラクションデザインではなく、No GUI のデザインが注目され始めています。すべてをボタンのような操作 UI で表現するのではなく、音声、触感、行動でインプット・アウトプットすることがありえます。しかし、VR を体験していると、No GUI とは別に、Everything UI という世界もありえると思い始めてきました。Everything UI

    すべてがUIになるVRの世界
  • データに踊らされないようにするためのデザインアプローチ

    11月28日に MTDDC Meetup Tokyo 2015 が開催されました。Movable Type に関わるセッションだけでなく、特定の CMS に囚われないディレクションやサイト設計・運用の話もありました。昨年もそうでしたが、WordPress や Drupal といった他 CMS のコミュニティメンバーを交えた座談会もあるのも MTDDC の魅力です。 今回は「データと上手に付き合ってデザインする方法」と題して、クリエイティブとデータを繋げるための考え方や手法を紹介しました。 数字が嘘をつくこともある 近年、すべてを数値化して測定・評価しましょうという動きがあります。サイトでもデータの重要性を伝え続けていますが、行き過ぎたアプリーチになることもあります。様々な利用者情報を低コストで取得できるようになり、データ分析がより身近になったことは素晴らしいことです。しかし、デザインの決

    データに踊らされないようにするためのデザインアプローチ
    ks0222
    ks0222 2015/12/09
    解析ツールで収集された『点』から、利用者行動という『線』を導き出すことが重要
  • 研究データ共有の現在 異分野データの統合とデータ引用,日本のプレゼンス

    分野や国境を超えた研究データ共有は世界規模で拡大しつつある。稿は,まず先進事例として生物データの共有に関する総合的な取り組みについて概説したうえで,最近の注目すべき動向として,イノベーション創出に向けた異分野データの統合,および研究データ共有のインセンティブを確立するためのデータの業績化や引用に関する活動を紹介する。また,日の研究機関によるデータの公開状況やリポジトリのプレゼンスについて,トムソン・ロイター社のData Citation Index(DCI)と世界のリポジトリのディレクトリであるre3data.orgを用いて調査した。日の研究機関がかかわるデータは約6万2,000件で全体の4.3%を占めており,分野は生化学・分子生物学,遺伝学,分光学が多かった。re3data.orgに収録されているリポジトリは43件,うち認証リポジトリは10件であった。公開したデータの発見可能性を高

  • オープンサイエンスによる学術情報流通の変化と大学図書館の研究データ管理:図書館総合展2015 - IKEUCHI UI

    研究データの公開が盛んになり,引用・追跡の仕組みが整いつつあり,データのインパクトを計測するためのメトリクス開発も進んできました。研究者は,こうしたメトリクスやData Citation Indexのようなツールを理解することによって,適切なデータを発見して効率的に研究を進めることができるようになると考えられます。 図書館総合展の発表で,例として挙げた辻慶太先生のラーニングコモンズに関する論文は,小山憲司先生の文献の調査データと『日図書館』の統計データを用いた分析を行っています。データの再利用によって,以下のような利点が生まれます。 辻先生:調査コストを削減できる 小山先生:文献が引用される 大学図書館:似たような調査に再度回答しなくて良い 図書館情報学界:短期間で新たな知見が得られる こちらの例ではデータを文献から引用していましたが,リポジトリに公開されたデータならば,より簡単に再利

    オープンサイエンスによる学術情報流通の変化と大学図書館の研究データ管理:図書館総合展2015 - IKEUCHI UI
  • 過去HP、ネット公開認めず - 共同通信 47NEWS

    短期間で変化したり消えたりする中央省庁の過去のホームページ(HP)を、保存・公開する事業を国立国会図書館が進める中、防衛省など6省庁がインターネット上での公開を認めていないことが8日、共同通信の取材で分かった。 6省庁以外は国会図書館の求めに応じて公開を認め、過去のHPがネット上で原則自由に閲覧できる状態になっている。防衛省は「認めなかった理由は不明」とし、一転して公開に向け速やかに手続きを取ると説明した。 特定秘密保護法の施行から10日で1年。識者は「懸念を払拭するためにも省庁には積極的な情報開示の姿勢が必要なのに、意識が低い」と批判している。

  • Biz/Zine

    強いチームが徹底する、ロジカル思考と直感を活かす“明確なルール” 前回は、より実践的に直感を使った「発想力」の鍛え方について具体的に解説しました。今回は実際に「チームで実践する」ことを前提に、“強いチーム”は...

    Biz/Zine
  • 国立国会図書館、インターネット資料収集保存事業の結果を可視化

    国立国会図書館は12月1日、ウェブサイトを保存し続けているインターネット資料収集保存事業の収集件数が1万件を突破したと発表。収集データ量を可視化したウェブページを公開した。 ウェブサイトに掲載された情報は頻繁に更新・削除されることから、国立国会図書館では国立国会図書館法に基づき、2002年(平成14年)より「インターネット資料収集保存事業(WARP:Web Archiving Project)」として、日国内のウェブサイト情報を収集し記録に残している。対象となるサイトは、国の機関や地方公共団体、独立行政法人、国立大学など。また、民間の政党や私立大学、文化的イベント、東日大震災関連のウェブサイトも許諾を得て収集している。

    国立国会図書館、インターネット資料収集保存事業の結果を可視化