1970年代後半から80年代前半にかけて映像コンテンツの権利者と家電業界がまっこうからぶつかった「ベータマックス訴訟」。このときの権利者側の主張の変形版が、息を吹き返しつつある。 ”テレビ放送局のコントロールによって無料放送の録画を禁止する機能を運用したい”とする提案が、主要なテレビ放送局から現在進行形で出されているのだ。 4Kの本格化に合わせて規制を強化? 官民一体となって、高画質放送である4Kデジタル放送を検討している次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)は技術仕様や放送・サービスの運用規定について仕様をまとめているところだ。 なぜ、このタイミングなのか。 今年は放送衛星がCSからBSへと切り替わる際、新たな技術も盛り込んで4Kによる本格放送に向けての第2段階に入る。 BS衛星での4K放送開始のカウントダウンが始まる中、民放キー局は揃ってこれまで議論にもなっていなかった”無料放送の
IR(Institutional Repository:機関リポジトリ)とCRIS(Current Research Information System)の連携というか関係の類型についてまとめる。IRとCRISは似たようなシステムと言えるけど細かい部分で違うところがあってでも最近その違いが分かりづらくなっている(元ネタの#1参照)。最近はこの連携のなかにAPCやRDMといったキーワードも入ってきている。個人的にはこの上でオープンアクセスモニタリングについて考えている。 以下、元ネタはCOAR ObservatoryのIR and CRIS特集(2014年10月)で、引用部分はすべてここから。 https://www.coar-repositories.org/activities/repository-observatory/third-edition-ir-and-cris/7-thi
オンラインサービスで出来ること 国会図書館のデジタル化資料が進化している。 早速サイトを見てみよう。 ご存知の方も多いだろうが、資料のデジタル化により、自宅にいながら貴重な資料が閲覧可能となっている。どれだけの資料が閲覧できるのだろう? 電子図書館事業の概要のパンフレットには、 現在、国立国会図書館では、200万点以上の資料をデジタル化し、そのうち著作権処理を行った約40万点をインターネット公開しています。 とある。 画面もわかりやすく、コレクション検索・テーマ検索・詳細条件の指定が可能だ。また、現在はアクセスランキングがTOPに表示されており、人気の高い資料が一目瞭然だ。 ランキングを見てみると… 現在、アクセスランキングの一位は「エロエロ草紙」とある。インターネットで既に話題になったこともあり、不動の1位がキープされているようだ。このサイトはけして民間企業の提供するティーンズ向けの電子
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