公開日 : 2012年6月28日 (2020年8月30日 更新) カテゴリー : ユーザビリティ Web ユーザビリティの成功要因のひとつとして、「ファインダビりティ (findability)」という概念があります。古くからある概念ですが、Web 関係者の間で広く知られるようになったきっかけとしては、Peter Morville 氏が2006年に出した「アンビエント・ファインダビリティ — ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅」という本が有名です。 この「ファインダビリティ」、文字通り訳すと「(情報の) 見つけやすさ」という意味になります。情報をどう整理して (構造化、組織化)、どう名前を付けるか (ラベリング)、またどう配置しどう表現 (ビジュアルデザイン) するか...という具合に、Web サイト内における情報デザインの問題と捉えられることがしばしばですが、実はそれだけで