米FOXテレビは6日、米大統領選で敗れた共和党マケイン上院議員の陣営関係者の話として、副大統領候補だったアラスカ州知事のサラ・ペイリン氏がアフリカを大陸ではなく国名だと思っていたと伝えた。 マケイン陣営は「副大統領に不可欠な知識」の欠落に驚き、ペイリン氏の能力に強い懸念を抱いた。FOXは選挙期間中にこの話をつかんだものの、大統領選が終わるまでオフレコとされていたという。 FOXによるとペイリン氏はこのほかにも選挙戦で話題に上った北米自由貿易協定(NAFTA)の加盟3カ国(米国、カナダ、メキシコ)を知らなかった。(共同)