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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/windspiritroula (3)

  • 大法原の隠棲処

    ■ 光市母子殺害事件と弁護 私の家ブログが、安田好弘・足立修一両弁護士を中心とした光市母子殺害事件の弁護騒動について、最高裁での蝶々結び弁論騒動以降は、基的に弁護団擁護の姿勢をとり、弁護団に対する筋の通らない攻撃に対し、一貫して批判の見解をとってまいりました。 *1 さて、弁護団の戦術について、あの「司法のしゃべりすぎ」の著者で有名な井上薫元判事が、「WILL」で相当否定的なことを書いていました。 まあ、正直言えば、期待はしていませんでした。WILLといえばたかじん委員会の常連(懲戒請求騒動の火付け役の一人といってもよい)花田紀凱氏が編集長をやっている上、井上氏といえば判決文が短すぎて裁判官再任拒否をらった上、新潮をはじめとする刑事司法嫌い軍団と組んで言説をやっている人です。こういう人物に期待するのですから、正直いって人選枯渇が丸見えというべきものです。 刑事弁護士なら、被告人の否認

  • 弁護士が被害者救済をしないというのは言いがかりだ!! - 大法原の隠棲処

    光市母子殺害事件と弁護 光市母子殺害事件の弁護がらみで、一つこういう指摘をする人がいます。「弁護士会が左翼的反権力闘争ばかりにご執心になって、被害者救済を置き去りにしてきたから、弁護団バッシングが起こったんだ」という論調です。しかし、私から言わせれば、こんな立論は、まさしく「言いがかり」以外の何物でもないと思います。自分たちの興味のない対象から目をそらしてきた結果、弁護士の活動を十分認識していないからいわれのない非難をしているといったレベルのものです。こんな指摘をされたら、青筋を立てる弁護士の先生だっているのではないかと思います。第一に、法律家は専門分化している領域であり、すべての領域のマスターなどないものねだりということです。確かに、個々の弁護士という視点からすれば、被害者の救済という視点には目が行っていない弁護士が存在していることを抽象的に否定することはできないでしょう。しかし、弁護士

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/06/27
    「弁護士に対する被害者無視のバッシングの原因は、裏返していえば国民全体の犯罪被害者に対する無視の一つの証拠である」
  • 秋葉原通り魔殺傷事件・謝罪会見をめぐって - 大法原の隠棲処

    犯罪と報道をめぐって*1秋葉原の通り魔殺傷事件で、逮捕された男性の両親が謝罪会見を開いた、とのこと。 ・・・映像は私自身も見たのですが、なんというか、ネットの一部言説や、マスコミには連座責任の発想が垣間見えます。両親を殊更悲劇のヒーローやらヒロインにする必要はないにしても、さらしものにしているようにしか見えません。逮捕された男性と両親は同居しているわけでもなかったと記憶していますし。まして逮捕された男性は25歳なのです。法的に見てもちろん、実際上も監督するすべはないはずなのです。 親だから育てた責任があるとか、社会的責任とか、道義的責任ということをいう人たちもいます。・・・では聞きますが、どう育てたら子供は犯罪者にならないのでしょうか?24時間365日、手足を完全に縛りつけて物理的に動けないようにでもしておけば物理的にできなくなりますが、それこそ犯罪に当たることは明白です。厳しく育てたらだ

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/06/13
    「何らかの形で解決しなければならないことというのと、責任というのは違います。」その通り
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