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  • 書評:J.リチャード・ゴット『時間旅行者のための基礎知識』 - 三浦俊彦のページ

    ★J.リチャード・ゴット『時間旅行者のための基礎知識』(草思社) 『読売新聞』2003年9月21日掲載 やっとまた一つ「物」が翻訳された。 科学の啓蒙書には意外に粗悪品が多い。確かめるのは簡単。一流科学誌に載ったオリジナル論文と読み比べてみればよい(素人に読める論文って結構あるもんです)。間違った紹介をしている啓蒙書が多いことに愕然とするだろう。 書にはその心配は全くない。著者自身の数々のオリジナル論文が物理学界にもたらした反響に沿いながら、体験談風に解説が進む。通俗啓蒙書とは格が違う、現場第一線の迫力だ。 SF小説映画が描く時間旅行の論理を判定する第一章から始まって、高速飛行による未来への旅を論じた第二章、宇宙ひもやワームホールによる過去への旅を扱った第三章、そして宇宙そのものが巨大なタイムマシンかもしれないという壮大な仮説を述べる第四章。「時間」の不思議さをたっぷり味わわ

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2010/10/19
    「くれぐれも間違えないように! 人間原理は、「人間が宇宙の中心である」というのとは正反対の宇宙観なのです!」
  • 史実に隠された衝撃的な話 忍びの世界 〜知られざる忍者の実体とは?〜

    ある時、ある場所で死を賭けた壮絶な戦いが繰り広げられていた。色づき始めたカエデの根、その茂みにカムイは敵の気配を感じ取っていた。 (距離は三十メートルほどか、敵は少なくとも3名はいる・・・しかも、恐ろしく腕の立つ連中ばかりだ。空蝉も逆歩も変身も奴らには通用しない) すべてに静寂が支配していた。かすかに聞こえる風の音、木の葉のざわめき、小川のせせらぎ・・・それらに五感のすべてを集中して時間だけが過ぎ去っていく。一瞬なりとも気を緩めてはならない。茂みに残されたわだち、風に混じるかすかな気配、それら自然の中に漂う敵のかすかな気配を察知するのだ。・・・それは、忍びの術を会得し、感覚を異常なまでに研ぎすました者だけが感じることの出来る特別な能力なのだ。この非情な空間で生き延びることは並み大抵のことではない。集中力の途切れた時が死ぬ時だ。そう、先にしびれを切らした方が負ける。彼にとって、美しい小鳥

    kurokuragawa
    kurokuragawa 2007/01/12
    「上忍・下忍」を身分関係としたのは司馬遼太郎の創作
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