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ブックマーク / hiiragi-june.hatenadiary.org (2)

  • 「湯を沸かす」は「重言」か - 言語郎−B級「高等遊民」の妄言

    (第81号、通巻101号) 「いちばん最初」などの「重言」を扱った前回のブログも予想外に反響が大きく、1週間当たりのアクセス数が2週続けて2000を超えた。メールなどで重言の具体例もいくつか寄せられた。そのうちの一部を紹介して「重言」(じゅうげんorじゅうごん)編の幕としたい。 日常の会話でよく使われる言葉としては「湯を沸かす」が挙げられる。「沸かす」は、辞書にあたるまでもないが、念のため『新明解国語辞典』(三省堂)の語釈を借りると「水を熱して湯にする(煮え立たせる)」、つまり、加熱する、の意であるから、「湯を沸かす」は重言になり、間違った用法である。「水を沸かす」なら理屈に合う、という意見だ。 あるいは、「ご飯を炊く」という言い方。ご飯、という以上もう出来あがっているのだから今さら炊く必要はない。炊く前の状態は米なのだから、正しくは「米を炊く」とすべき、という理屈だ。まったく同じではない

    「湯を沸かす」は「重言」か - 言語郎−B級「高等遊民」の妄言
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/07/23
    ユー、沸かしちゃいなよ!
  • 「一敗地に塗(まみ)れる」の正しい意味は - 言語楼―B級「高等遊民」の戯言

    (第49号、通巻69号) 前週の「綺羅星の如く」では、読みの区切り方と意味の違いについて述べたが、今回取り上げる「一敗地に塗(まみ)れる」《注》は、読みの区切り方については、「一敗、地に塗れる」で紛れはあるまい。問題は意味である。 「一敗」には、一回負けること、の意があるから、「一敗、地に塗れる」を、一回敗れて地に倒れた、というような意味につい取ってしまう。スポーツ、とくに大相撲のニュースでは「横綱を目指す大関○○が初日、早くも一敗、地にまみれた」などとよく用いられる。土俵上に転がされ、砂まみれになる雰囲気もあって単に「一敗した」というより味がある感じさえする。スポーツ以外の分野でも、このような使い方を転用して比喩的に用いることが多い。 例えば、現在インターネットに掲載されているある有名証券会社の「2009年採用サイト」。人事担当役員からのメッセージ、として「どんな局面でも『やり抜く力』発

    「一敗地に塗(まみ)れる」の正しい意味は - 言語楼―B級「高等遊民」の戯言
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2007/12/13
    知らなかった
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