通称TSUTAYA図書館として有名な武雄市図書館が、2年連続赤字運営であると報道されました。 www.saga-s.co.jp (追記) 2016年7月には3年連続赤字運営であると報じられました。www.saga-s.co.jp 「図書館が赤字」というと不思議に思いますね。 武雄市図書館は、TSUTAYA図書館と呼ばれる通り、指定管理者制度を使用して、民間企業であるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営しています。 CCCは、武雄市から図書館の指定管理料として固定の金額を受け取り、その指定管理料の中で人を雇い、図書を購入するなど、図書館を運営するわけです。 ところが、指定管理料を超える費用がかかったため、2年連続赤字運営が続いているというわけです。 指定管理制度は、公共施設の運営に幅広く導入されており、図書館もその限りではありません。 武雄市図書館は、どのような収支構造なのか、