東京・秋葉原の家電量販店「エディオン秋葉原本店(旧石丸電気本店)」が、2013年3月20日をもって閉店することとなった。「石丸電気」時代から数えて、約70年の歴史に幕を閉じる。 かつては「電気街」という名前の通り、家電や電機部品などを販売する店がひしめき合っていた。しかし近年はアニメ、ゲーム、アイドル、メイド喫茶などのイメージが定着しつつある。 「業績改善されず、長期的な営業続けるのは不可能」 石丸電気は1945年3月に創業し、以来秋葉原の中心的な家電量販店として知られてきた。PCパーツや修理の受け付け、音楽ソフトの販売、買い取りなど細かく分野ごとに店舗が分かれており、最盛期には秋葉原だけで15店舗も展開していた。 しかし秋葉原周辺の家電販売の競争の激化や、2005年にはヨドバシカメラの大型店舗がオープンしたこともあり業績が悪化、06年に家電量販店チェーン「エディオン」との業務提携が発表さ