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  • ISが古代アッシリア遺跡を「重機で破壊」 イラク政府

    イラク北部モスル近郊にある古代アッシリア文明のニムルド遺跡で、古代の石像の横に立つ作業員(2001年4月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/Karim SAHIB 【3月6日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」が5日、イラク北部モスル(Mosul)近郊の古代アッシリアの都市ニムルド(Nimrud)の遺跡を重機で破壊し始めたことが分かった。イラク観光・遺跡省が公式フェイスブック(Facebook)ページで発表した。 匿名を条件に取材に応じたイラクの遺跡管理当局者もこれを確認。破壊行為は5日、正午の礼拝の後に始まり、現場には遺物の運び出しに使用された可能性のあるトラックが確認されたという。破壊の規模は今のところ分からないとしている。 紀元前13世紀に造られたニムルドは、ISの支配下にある同国第2の都市モスル(Mosul)の南東30キロのチグリス川(T

    ISが古代アッシリア遺跡を「重機で破壊」 イラク政府
  • 地球上に残り5頭、キタシロサイの絶滅を防げ 専門家が会議

    ケニア・オルペジェタ自然保護区のキタシロサイ(2015年1月27日撮影)。(c)AFP/TONY KARUMBA 【1月29日 AFP】絶滅寸前のキタシロサイを救う方策について話し合うため、ケニアで27日、自然保護活動家や研究者による会議が行われた。 現在生き残っているキタシロサイは世界でわずか5頭──そのうち3頭がケニア中部のオルペジェタ自然保護区(Ol Pejeta Conservancy)の700エーカーの敷地内にいる。他の2頭はチェコと米国に1頭ずつだ。 27日に会議が行われたオルペジェタ自然保護区の最高責任者、リチャード・ビーン(Richard Vigne)氏はAFPの取材に「課題は、われわれに残された短い時間の中で科学的に実行可能なものに取り組むことだ」と語った。 キタシロサイは、中央アフリカ、チャド、コンゴ民主共和国の北東部、南スーダンなどにかつて生息していた。だが、長年の慢

    地球上に残り5頭、キタシロサイの絶滅を防げ 専門家が会議
  • ミャンマー北東部に非常事態宣言、少数民族と軍の戦闘激化

    中国との国境に近いミャンマーの紛争地域から避難し、北部ラショーの寺院に身を寄せた人たち(2015年2月17日撮影)。(c)AFP/Ye Aung THU 【2月18日 AFP】ミャンマー政府は17日、中国との国境に近い北東部シャン(Shan)州コーカン(Kokang)地区で国軍と武装勢力との戦闘が激化していることを受け、同地区に非常事態を宣言した。 同地区では今月9日から国軍と少数民族コーカン族の武装勢力の間で銃撃戦や空爆を伴う激しい戦闘が続いており、地元当局によると、被害は民間人にも及んでいる。数万人の市民が家を追われ、中国にも大量の難民が流入。中国当局も、紛争の拡大に対する警戒感を表明している。 ミャンマー情報省は、コーカン地区での措置を説明する声明を発表し、「市民の命が危険にさらされる深刻な状況となっていることから、日付けで非常事態を宣言する」と述べた。一方の中国政府は、ミャンマー

    ミャンマー北東部に非常事態宣言、少数民族と軍の戦闘激化
  • ウクライナ東部、デバルツェボで激戦 停戦破綻の危機

    ウクライナ東部デバルツェボの近くでトラックに弾薬を積み込む親露派の戦闘員ら(2015年2月17日撮影)。(c)AFP/VASILY MAXIMOV 【2月18日 AFP】停戦発効から3日目を迎えたウクライナ東部は17日、交通の要衝デバルツェボ(Debaltseve)で自動小銃と携行式ロケット弾などで武装した親ロシア派勢力と数千人の政府軍部隊の間で激しい戦闘となった。ウクライナ政府はすでに揺らいでいる停戦が破綻しつつあるとして親露派とロシアを強く非難した。 政府側と親露派側の双方が、親露派の拠点となっているドネツク(Donetsk)とルガンスク(Lugansk)を結ぶ鉄道の中継地デバルツェボで激しい戦闘が起こっていることを認めている。 ウクライナ国防省が出した声明によると、「街頭での戦闘が継続中で、重砲に援護された親露派の集団が(デバルツェボの)町を襲撃」しており、「町の一部はその武装集団が

    ウクライナ東部、デバルツェボで激戦 停戦破綻の危機
  • 1000年前の金貨約2000枚、地中海海底で発見 イスラエル

    イスラエルの地中海沿岸沖で見つかった金貨の一部。考古学庁提供(2015年2月17日提供)。(c)AFP/HO/ISRAEL ANTIQUITIES AUTHORITY/CLARA AMIT 【2月18日 AFP】イスラエルの地中海沿岸沖で、これまでに発見された中で最大規模となる大量の金貨が、スキューバダイバーのグループによって発見された。金貨は1000年以上前の時代のもので、見つかった枚数は約2000枚に上るという。イスラエル考古学庁(Israel Antiquities Authority、IAA)が17日、発表した。 同庁は声明で「カイサリア(Caesarea)にある古代港湾遺跡内の海底で、イスラエル国内で発見された最大規模の金貨が、この数週間で見つかった」と述べた。 カイサリアは、古代ローマ時代の港湾都市。地元ダイビングクラブのメンバーらによる今回の金貨の発見は、まさに偶然の出来事だ

    1000年前の金貨約2000枚、地中海海底で発見 イスラエル
  • カサガイの歯は「最強の天然物質」 英研究

    【2月19日 AFP】欧州の海岸に広く生息するありふれた軟体動物、カサガイの歯は、知られている中で最強の天然物質でできている可能性があるとの研究論文が18日、英国王立協会(British Royal Society)の学術誌「Journal of the Royal Society Interface」で発表された。 英ポーツマス大学(University of Portsmouth)などの研究チームが発表した論文によると、この歯を研究室で複製できれば、破損した歯の修復、防弾チョッキの作製から、未来型の自動車や飛行機の製造にまで応用可能な、超強力かつ軽量な物質を作ることができるという。 論文の主執筆者、同大のアサ・バーバー(Asa Barber)氏は「これまでは、クモの糸が最も強度が高い生物由来物質と考えられていたが、カサガイの歯は、潜在的にそれより高い強度を示すことが今回の研究で判明した

    カサガイの歯は「最強の天然物質」 英研究
  • ヒズボラ、イラクで「イスラム国」と戦闘 初めて認める

    レバノンのイスラム教シーア派原理主義組織ヒズボラ系のテレビ局アルマナルが放映した、同組織の指導者ハッサン・ナスララ師の演説映像(2015年2月16日撮影)。(c)AFP/HO/AL-MANAR 【2月17日 AFP】レバノンのイスラム教シーア派(Shiite)原理主義組織ヒズボラ(Hezbollah)は16日、イラクでイスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」を相手に戦っていることを初めて明らかにした。ヒズボラの指導者ハッサン・ナスララ(Hassan Nasrallah)師が支持者に向けた演説の中で語った。 すでにヒズボラはシリアでバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領側について内戦に介入している。ナスララ師の演説の2日前には、同師への反対勢力を率いるレバノンのサード・ハリリ(Saad Hariri)元首相がヒズボラ

    ヒズボラ、イラクで「イスラム国」と戦闘 初めて認める
  • 太陽系と恒星「最接近」か、7万年前に「危機」 国際研究

    地球から約20光年離れた距離にある赤色矮星(わいせい)のグリーゼ581の惑星系。手前は惑星グリーゼ581g。NASA提供の想像図(提供日不明、資料写真)。(c)AFP/NASA/Lynette Cook 【2月19日 AFP】今から約7万年前、太陽系からおよそ8兆キロの距離を1個の恒星が通過したとの研究論文が17日、英学術誌「アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ(Astrophysical Journal Letters)」に掲載された。これは宇宙の基準からすると、史上最大の「危機的状況」だったという。 米国、欧州、南米の天文学者らからなる国際研究チームが発表した論文によると、最近発見されたこの暗い恒星は、オールトの雲(Oort Cloud)として知られる、太陽系外縁部を取り巻く彗星の集まりの中を通過した可能性が高いという。 この時の距離は、現在のところ太陽系に最も近い恒星のプロキシマ

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  • 旧ソ連の戦車売ります!セルビア軍が余剰兵器を競売に

    【2月10日 AFP】セルビア軍は9日、軍備の近代化資金を調達するため、旧ソ連時代の戦車やロケット発射装置など大量の余剰兵器を競売にかけると発表した。 セルビア国防省が競売にかけた兵器類は、旧ソ連で開発されたT-55戦車282両、装甲兵員輸送車68両、各種銃器1283丁など。売上金は全て最新型兵器の研究開発および購入に充てるという。 ただし、ガレージを武器でいっぱいにしたいという愛好家には残念なことに、「出品」された武器に関する情報提供を受けられるのは、武器売買の許可を得ている企業のみだ。 セルビア軍は、これらの兵器の価格や目標の調達額などは明らかにしていない。 資金調達を目的とした競売は、セルビアが進める軍備近代化の一連の動きの中の一環だ。 セルビアの前身ユーゴスラビアでは徴兵制が敷かれていたが1990年代にユーゴは解体。セルビアも、2011年に同制度を廃止。約3万の職業兵がこれに取って

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  • 米英仏が大使館閉鎖、民兵が政権掌握のイエメン 大規模デモも

    イエメン南部タイズで、イスラム教シーア派系の民兵組織「フーシ」に対する抗議活動に参加した人たち(2015年2月11日撮影)。(c)AFP 【2月12日 AFP】米英仏の各国政府は11日までに、イエメンの首都サヌア(Sanaa)にある自国の大使館を安全上の懸念から一時閉鎖した。米大使館職員らは、極秘文書を破棄した上で、空港で車両を乗り捨てるなど、あわただしく同国を去った。 長期にわたり米国と国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)との戦いにおける前線となってきたイエメンでは、イスラム教シーア派(Shiite)系の民兵組織「フーシ(Huthis)」が昨年9月にサヌアを制圧したのに続き、先週に議会を解散させ政権を掌握するなど、混乱が拡大している。フーシの行動は、クーデターだとして広く批判を受けており、11日にはこれに反対する数千人が抗議活動を行った。 米政府は10日夜、「治安状況の悪化」を理由

    米英仏が大使館閉鎖、民兵が政権掌握のイエメン 大規模デモも
  • 国連、イエメンは崩壊しつつある アルカイダが軍施設制圧

    イエメンの首都サヌアで、トラックの荷台に乗りスローガンを叫ぶイスラム教シーア派系の民兵組織「フーシ」のメンバー(2015年2月11日撮影)。(c)AFP/MOHAMMED HUWAIS 【2月13日 AFP】国連(UN)の潘基文(バン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長は12日、イエメンで国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)が軍施設を制圧し、武器を強奪しているなどの状況を受け、同国は崩壊しつつあると警告、内戦を回避するための行動を呼びかけた。 潘事務総長は国連安全保障理事会(UN Security Council)で、「はっきり申し上げて、イエメンはわれわれの眼前で崩壊しつつある。傍観することはできない」 と述べ、イエメンでの内戦阻止を強調した。 長期にわたりアルカイダとの戦いにおける前線となってきたイエメンでは、イスラム教シーア派(Shiite)系の民兵組織「フーシ(Huth

    国連、イエメンは崩壊しつつある アルカイダが軍施設制圧
  • 目立ちたくないユダヤ教徒向け、髪になじむ「魔法のキッパー」

    イスラエル中部レホボトの美容院で、新商品「魔法のキッパー」を見せるシャローム・コーレシュさん(2015年2月3日撮影)。(c)AFP/MENAHEM KAHANA 【2月6日 AFP】イスラエル中心部に位置する美容院で、美容師のシャローム・コーレシュ(Shalom Koresh)さんが、革新的な新商品を少年の頭に留めている。反ユダヤ主義者による攻撃を恐れるユダヤ教徒のための、目立たない「つばなし帽」だ。コーレシュさんは、微妙な表情をした少年の目の前で、はさみを持ったまま身振り手振りを加えながら、「アイデアが浮かんだのは約6か月前だった」と語った。「ヨーロッパ旅行をしてきたお客さんから、反ユダヤ主義が広まっていることを聞いてね。髪の毛にうまくなじむキッパーを作れないかと思ったんだ」 キッパーとは、ユダヤ教の民族衣装で、男性がかぶるつばのない帽子のようなもの。コーレシュさんによれば、このキッパ

    目立ちたくないユダヤ教徒向け、髪になじむ「魔法のキッパー」
  • 「ダーウィンフィンチ」の進化、遺伝子解析で明らかに

    ガラパゴス諸島のバルトロメ島(2000年9月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/Martin BERNETTI 【2月13日 AFP】進化論を提唱したチャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)によって初めて研究の対象となったとされる、ガラパゴス諸島(Galapagos Islands)の野鳥フィンチ──この鳥には、200万年前までさかのぼる進化の歴史があることが、遺伝子配列の分析で分かったとする研究論文が11日の英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。 世界で最もよく知られた鳥類群集といえるこのフィンチは、1831年に同諸島に寄港したダーウィンの目に留まった。 ダーウィンは、同諸島に異常なほど幅広い種のフィンチが生息していることに強い印象を受けた。 ダーウィンは、これらの種が単一種から派生したとする説を提唱。これにより進化論の基礎を築いた。 「ダーウィンフィンチ」や「

    「ダーウィンフィンチ」の進化、遺伝子解析で明らかに
  • 抱き合う男女の埋葬遺骨、先史遺跡で発見 ギリシャ

    ギリシャ・ペロポネソス半島沿岸部ディロスの洞窟遺跡で見つかった人骨(2015年2月12日公開)。(c)AFP/GREEK CULTURE MINISTRY 【2月13日 AFP】ギリシャの考古学者チームは、抱き合った姿勢で埋葬されたとみられる先史時代の男女の人骨を発見した。ギリシャ文化省が12日、発表した。このような状態の埋葬人骨は極めて珍しいという。 同省の声明によると、人骨が発見されたのは、ペロポネソス(Peloponnese)半島沿岸部ディロス(Diros)の洞窟遺跡で、同地は紀元前6000年から人が居住していたことが知られているという。 「このような埋葬は非常に珍しい。ディロスの埋葬例は、これまでに発見された世界最古級のものの一つ」と同省は説明した。 炭素年代測定で紀元前3800年のものと判明したこの人骨は、DNA鑑定で若い男女のものであることが確認された。それぞれの年齢については

    抱き合う男女の埋葬遺骨、先史遺跡で発見 ギリシャ
  • 木星を背景に3衛星が「共演」、ハッブル望遠鏡が撮影

    ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した、木星を背景に3つの大型衛星が同時に移動する現象を捉えた写真(2015年2月5日提供)。(c)AFP/NASA/ESA/HUBBLE HERITAGE TEAM 【2月8日 AFP】木星の衛星のうち大型の3つが木星を背景として同時に移動していく珍しい現象が、米宇宙航空局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)によって撮影され、5日に画像が公開された。 左の2枚は現象の始まりを捉えたもので、写真の左下にカリスト(Callisto)、中央からやや右上にイオ(Io)が見える。また、写真の左下から右上に向かって、この写真には写っていないエウロパ(Europa)、カリスト、イオの影が並んでいる。 その約42分後に撮影された右の2枚は現象の終わりを捉えたもので、写真左下にエウロパが現れ、その右上に移動ペースの遅いカリストがある。一方、

    木星を背景に3衛星が「共演」、ハッブル望遠鏡が撮影
  • イヌ家畜化は1万5000年前か、最新化石分析 研究

    ドイツ東部シェーネックで開催の犬ぞりレースに出場した2匹のシベリアンハスキー(2012年1月28日撮影。資料写真)。(c)AFP/HENDRIK SCHMIDT 【2月6日 AFP】「人間の最良の友」とされるイヌと人類との共存の歴史はこれまで考えられていたほど長くはない──英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」で5日に発表された研究論文によると、現代のイヌが出現した年代はこれまで考えられていたものより1万5000年ほど繰り上がるという。 米スキッドモア大学(Skidmore College)などの研究チームは、イヌの頭骨化石2個の再分類を行った結果、今回の結論を導き出した。うち1個は3万年以上前のもので、イヌの家畜化は初期人類がまだ定住しない狩猟採集民だった太古の時代に始まったとする年代測定の根拠となっ

    イヌ家畜化は1万5000年前か、最新化石分析 研究
  • 先頭は順番で交代、渡り鳥のV字飛行 国際研究

    ミャンマー・ヤンゴンから北へ70キロほど離れたバゴー管区上空を飛ぶクロトキ(2015年1月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/Ye Aung THU 【2月3日 AFP】渡り鳥のV字型飛行では、先頭が最も過酷なポジションとなっているが、鳥たちは交代で先頭に立つことで互いに補い合い、体力を消耗し尽くす者が出ないようにしているとの研究論文が2日、査読学術誌の米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に掲載された。 論文を発表した英オックスフォード大学(Oxford University)などの国際研究チームは、今回の発見を「鳥の『交代で行う』相互協力行動に関する世界初の有力証拠」としている。 今回の研究は、オーストリア・ザルツブルク(Salzburg)からイタリア・オルベテッロ(Orbetello)に季節移

    先頭は順番で交代、渡り鳥のV字飛行 国際研究
  • 遺伝子組み換え蚊の放出計画に住民抗議、米フロリダ州

    デング熱ウイルスを媒介するネッタイシマカ。南米グアテマラ・サンタバーバラの民家で捕獲したもの(2013年7月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/Johan ORDONEZ 【2月3日 AFP】米フロリダ(Florida)州で、遺伝子を組み換えた蚊を自然界に放ってデング熱を媒介する外来種のネッタイシマカを減らす英バイオテクノロジー企業「オキシテック(Oxitec)」の計画に、不安を覚えた地元住民たちが反対運動を展開している。 オンライン署名募集サイト「Change.org」には、釣りやダイビングの名所として人気のフロリダが「突然変異の虫のための実験場」にされるのを防いで欲しいと規制当局に嘆願する署名運動が立ち上げられ、1月30日までに14万5000人以上が署名した。 問題となっている計画は、研究室で培養した雄のネッタイシマカに、自然界に生息する雌と交尾して生まれる幼虫が成虫になる前に死ぬD

    遺伝子組み換え蚊の放出計画に住民抗議、米フロリダ州
  • マグナ・カルタの4写本を同時展示、発布800周年で 英国

    ロンドン市内の大英図書館で展示されているマグナ・カルタ(大憲章)の4写。ソールズベリー大聖堂(左上)、リンカン大聖堂(右上)、大英図書館(下段)所蔵(2015年2月2日撮影)。(c)AFP/LEON NEAL 【2月3日 AFP】世界の権利と自由を定義したマグナ・カルタ(Magna Carta、大憲章)の発布800周年を記念して、現存するオリジナル写4部が2日、ロンドン市内の大英図書館(British Library)で初めて同時に展示された。 自由や近代民主主義、正義、法の支配などの礎(いしずえ)と考えられている大憲章。各国の司法制度や世界人権宣言(Universal Declaration of Human Rights)、米国憲法などの基礎となったとされている。 専制君主ジョン(John)王は1215年6月、ロンドン西部のテムズ川(River Thames)河畔の牧草地帯、ラニー

    マグナ・カルタの4写本を同時展示、発布800周年で 英国
  • 伊新大統領にマッタレラ氏、兄弟をマフィアに殺され政界入り

    イタリア・ローマの憲法裁に到着した、同国の新大統領に選出されたセルジオ・マッタレラ氏(2015年1月31日撮影)。(c)AFP/TIZIANA FABI 【2月1日 AFP】イタリア議会で1月31日、大統領選の投票が行われ、シチリア(Sicily)島出身の憲法裁判事セルジオ・マッタレラ(Sergio Mattarella)氏(73)が新大統領に選出された。 マッタレラ氏は高齢を理由に辞任したジョルジョ・ナポリターノ(Giorgio Napolitano)前大統領の後継者となる。マッタレラ氏はマッテオ・レンツィ(Matteo Renzi)首相率いる中道左派・民主党(Democratic Party、PD)に支持されていた。 マッタレラ氏は、「私はまず第一に国民の希望と困難についてを考えている」と述べた。マッタレラ氏の大統領就任はレンツィ首相にとって政治的勝利でもある。同首相はツイッターに「お

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