![子供のテキスト電子書籍利用率は2割超 ~ 文部科学省「子供の読書活動の推進等に関する調査研究」報告書が公開 | HON.jp News Blog](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e7984310071996fffebb3bea52953f733b42191a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fhon.jp%2Fnews%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F05%2Fimage-14.jpg)
*会のさまざまな催しに会員としての参加費で参加できます。 *各種研究部会に参加できます。 *月刊書評誌『子どもの本棚』が毎月送られてきます。また上記雑誌に原稿を書くことができます。(別途依頼が来ます) 会員の皆様には、輪番で新刊紹介原稿執筆を依頼しております。ぜひ子どもの本の研究の一助として、原稿執筆をよろしくお願いします。 その他さまざまな特典がありますし、なにより子どもの本に関心のある方々の幅広いネットワークを通じていろいろな情報に触れることができます。 どうぞ入会をおすすめいたします。 入会は随時可、申込書提出の後理事会にて承認されて入会となります。 年会費: 10,000円(購読料含む) 入会金: 1,000円 入会初年度お納めいただく諸経費は入会月によって異なります。 4月〜6月入会 :11,000円 7月〜9月入会 :8,500円 10月〜12月入会:6,000円 1月〜3月入
雑誌「ダ・ヴィンチ」から「本をめぐる物語」を依頼された時、僕のよくない癖が出た。 依頼を逆手に取って、おそらくは先方の望んでいないであろう小説を書いてしまったのだ。前にも「卒業をめぐる物語」を依頼されて、いつまでたっても卒業しない「高校三十三年生」という落語を書いてしまったことがある。あれも「ダ・ヴィンチ」の仕事だった。なんか、すみません。 今回もその発想でやった。大手出版社が新刊小説を刊行しなくなる、という話を書いた。題して「新刊小説の滅亡」(ダ・ヴィンチ編集部編『本をめぐる物語〜小説よ、永遠に』に収録)。 発想は悪ふざけみたいなものだけれど、そしてこれは、タイトルありきで中身を考えていったような小説ではあるけれど、書き進むにしたがって、どんどん自分が真面目に、というより、冗談で済まないことを書いているのに気がついた。 新刊小説の一斉刊行停止という、架空の事態に説得力を持たせるのに、努力
Twitterで「#読書週間だからRTされた数だけお勧め本プレゼンする」というタグがあったのでやってみた。 結構主題がばらけたので、備忘のために、もう一回主題別にまとめなおしてみたら、自分の日ごろの関心が思いのほかくっきり出たので、関連で思い出した本も補いつつ、掲げてみたい。 本とその歴史について 和田敦彦『読書の歴史を問う』(2014年、笠間書院)。 リテラシー史というジャンルを開拓してきた著者の2014年時点の総括。今後読書の歴史を考える上では必読。図書館史を開かれた文脈に置こうと考える上でも有益な論点を提示する。 永嶺重敏『雑誌と読者の近代』(1997年、日本エディタースクール出版部)。 読者の歴史を系統的な勉強を始める前に、最初に接したのが本書。『太陽』の読者像を初めとして、田舎教師たちの読書環境等、本書の発想に私自身かなりの影響を受けている。いつかこれを越える本を書きたい。 藤森
高校生の読書に関する意識等調査報告書(日本) 文部科学省の「第三次子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」(2013年5月)では,小学生,中学生,高校生と進学するにつれて読書離れが進む傾向があるとされている。文部科学省は2015年4月16日,不読率(1か月間に1冊も本を読まなかった「不読者」の割合)が高い高校生の読書の実態を把握するため,「高校生の読書に関する意識等調査報告書」(以下,報告書)を公開した。本調査は,文部科学省からの委託によって,浜銀総合研究所が調査を実施している。学校が立地する地域や,学科のバランスを考慮して,全国から無作為に抽出した150校の高等学校(教員)及びその生徒,保護者を調査対象としている。調査にあたっては,読書活動に関する専門的知識を有する有識者等からなる調査検討委員会が設置され,調査手法・内容に対して指導助言が行われている。 調査方式は,調査対象とした各学
2015年05月27日21:50 高校生の読書に関する意識等調査 カテゴリ国語・授業・学校学校図書館 あすこま Comment(0) 編集 文部科学省のウェブサイトで、「高校生の読書に関する意識等調査」の報告書が公開されている(調査は文科省の委託で(株)浜銀総合研究所が行った)。125ページに亘るPDFファイルなのだけど、面白いので読書教育の関係者の方におすすめ。 ▷ 子ども読書の情報館(文科省) ▼ 125ページもあるので、自分の関心に沿って超ざっくりまとめると、概要はこんな感じ。 ・高校生の6割以上は読書が好き。 ・しかし、高校生の半数以上は一ヶ月に1冊も本を読んでいない。 ・本を読まない二大理由は「読書習慣がなく関心がない」「部活動等、他の活動に時間がとられている」の二つ。 ・他にも、要因としては「学校図書館整備状況」「家庭環境」が考えられる。 ・対策としては、学校や教室内での読
――和田敦彦『読書の歴史を問う―書物と読者の近代』読書メモ 読書の歴史を問う視点 和田敦彦著『読書の歴史を問う―書物と読者の近代』(2014年、笠間書院)を読んだ。 読書の歴史を問う: 書物と読者の近代 作者: 和田敦彦出版社/メーカー: 笠間書院発売日: 2014/07/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る 刊行前から楽しみにしていた本で、出たらぜひとも感想をまとめておきたいと思っていた。発売後すぐに読んだのに、身辺が少し慌ただしかったためにブログの更新自体が停滞してしまったが、以下、本書を通じて考えさせられたことについてまとめていきたい。 本書の目次については、すでに版元が詳細なものを公開しているが、以下に掲げる全10章からなる。 第1章 読書を調べる 第2章 表現の中の読者 第3章 読書の場所の歴史学 第4章 書物と読者をつなぐもの 第5章 書物が読者に届くま
ひょんなことがきっかけで、私立「開成学園」を取材してきました。 記事として作成したのでいつもと文体が違いますが、非常に面白い事例なので是非共ご覧下さい。 ======================================= 東京都、JR西日暮里駅から歩いてほど近く、都内の中学受験界では「男子御三家」として有名な名門校、「開成中学校・高等学校」。こちらでは約1年前から、少し変わったICTの活用が行われているという噂を聞き、サービス開発担当者とともに学校を訪問させていただいた。ここ2-3年ほど、学校現場でのICT活用、特にタブレットやPCを活用した授業の実践を行っている先進的な学校が脚光を浴びているが、今回紹介する事例はそうしたケースとは少し異なる。特別な端末は導入していないし、大きなルールや組織の変更なども行われていない。どの学校も「ごく当たり前」にやっている「ある事」にICTを適
プレスリリース資料(概要) 表紙・目次 第1章 調査研究の概要 1.目的 2.調査内容 3.調査方法 4.研究会 第2章 調査研究結果の概要 第3章 成人調査集計結果 1.読書活動、体験活動、意識・能力の実態 2.子どもの頃の読書活動と現在の読書活動や生活実態との関係 3.子どもの頃の読書活動と現在の読書活動との関係 4.子どもの頃の読書活動と現在の意識・能力の関係 第4章 青少年調査集計結果 1.読書活動、体験活動、意識・能力の実態 2.子どもの頃の読書活動と現在の読書活動や生活実態との関係 3.子どもの頃の読書活動と体験活動との関係 4.子どもの頃の読書活動と現在の意識・能力との関係 奥付 調査票 子どもの頃の読書は豊かな人生への第一歩(普及啓発リーフレット)
読書の秋ですね。 最近荷物を減らすのが密かなマイブームなのですが、移動中に読むために文庫本とか新書を持ち歩くのがジャマでいやだなあと葛藤していました。 iPhoneはみるみるバッテリー残量が減っていくので読書用に紙の本を持ち歩いていたのですが荷物が減らないので、「よしiPadかKindleを買おう」とここ数ヶ月考えておりました。自宅の本棚もパンパンだし、テキストで完結するものはデータに切り替えようと決意。 iPadがあればアレもコレもできるしなーでもそんなハイスペックなものってわたしには必要あるのかなーとずっと悩んでいたところ、こちらのブログでKindleにかなり傾く。 KINDLE 3 http://blog.drazone.com/archives/kindle3 確かにiPhoneでいろいろできるよと言っても逆にいろいろできすぎて気が散るし、iPadを読書メイン目的で買うのもなんか違
学校・学校図書館を取り巻く新しい読書活動-集団的・戦略的読書の視点から- 1.学校・学校図書館の読書活動の背景と概要 1.1. PISA型読解力への注目 近年の学校教育における読書活動を考えるためには、新学習指導要領(1)を押さえておく必要がある。新学習指導要領には、「思考力・判断力・表現力等」を育むことを目的とした言語活動の充実が盛り込まれ、それを支える条件として、読書活動の推進、学校図書館の活用や学校における言語環境の整備の必要性が示された(2)。言語活動の充実が設定された理由の一つには、経済協力開発機構(OECD)による学習到達度調査(PISA)によって、日本の子どもたちには「思考力・判断力・表現力等」を問う読解力問題に課題があると判明したことが挙げられる。いわゆるPISA型読解力(3)(CA1671、CA1703、CA1722参照)に課題があったことの影響は大きい。そのため、学校
近代日本における読書と社会教育 / 山梨あや. -- 法政大学出版局, 2011.2 これの書評。この書評も読んだ。アクロバチックなよねい先生とちがって手堅く書評本の概要が記述の半分を費やして書かれていて、評の部分は後半、本書の特徴と、奥泉先生の気になるトピック、最後に注文、となっている。 わちきに気になるのは、奥泉先生がたてているトピック読書指導の教育性について。 この本は著者の専攻(図書館学でなく教育学)から言っても、あたりまえのことながら、読書の教育的側面に注目して書かれたもの。だから読書の教育性や、図書館現場での読書指導、読書会について語られるんだけれど、実は奥泉先生も指摘するように「図書館界には社会教育についてある種のアレルギーがあ」(p.277)る。 奥泉先生はこのアレルギーについてはっきり書いておらんように見えるが、要するに今回の山梨著がアレルギー治療の材料になるといっている
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く