米国の著作者団体等が共同デジタルリポジトリHathiTrustと米国の5大学を著作権侵害で訴えたのを受け、北米研究図書館協会(ARL)が、2011年9月13日付けで、研究図書館向けに孤児作品に関する法的・政策的問題点をまとめた文書を公表しています。孤児作品に関するFAQや、弁護士のJonathan Band氏による、HathiTrustでの孤児作品の使用の合法性についての分析等が掲載されています。 ARL Releases “Resource Packet on Orphan Works: Legal and Policy Issues for Research Libraries”(ARL 2011/9/13付けプレスリリース) http://www.arl.org/news/pr/orphanworks_13sept11.shtml Resource Packet on Orphan
研究日記 大学教員としての指導方法について,参考になる書籍はないかなぁ. 私も知りたい。何か欲しいときはまずは差し出すのが基本なので、私が役にたったなぁと思う本を思いつくままに。ぜひ、他の大学教員、あるいは技術者のみなさま、役にたった本の情報をプリーズ! 講義の仕方 Amazon.co.jp:授業をどうする!―カリフォルニア大学バークレー校の授業改善のためのアイデア集 本当にアイデア集なので、気に入ったのだけを使う形 Amazon.co.jp:成長するティップス先生 私自身と学部学生のスキルアップ 大学の新入生が大学生としてどのようなスキルを身につけなければいけないかが書かれた本。新入生にお勧め。 でも、はっきり言って私が大学生のときにこんなことを習った記憶はない。現在の一つの病である「教えられないならばできなくて当然」というものの一つの側面であるといえる。でも、我々は、この世界を作ったの
これを読んだ(=゚ω゚=) 「よねい・かついちろう 村上美代治著 『満鉄図書館史』」『図書館界』63巻3号(通巻360号)Sept., 2011 うーん、村上本については、半分しか書いてないなぁ…(・∀・`;) よねい先生の目下の関心たる日中図書館界関係史についてが半分。ちと、村上著の書評としては…。もちっと踏み込んで村上著についてプラス・マイナス言及してあげてもよかったのでは…(*´д`)ノ 一般に、書評でその本について以外のことが書いてあると査読で落とされちゃうんだけど…、「界」は落とさないのね(=゚ω゚=) 村上本については、「本書は(略)、一度は必ず目を通すべきものとして、また追いつき、乗り越えるべきもの」と評している。ちと抽象的。 日中交流史については、たしかにオモシロそうなんだけれどね。だいたい、くにがまえに書、という新しい漢字にしても、中国図書館学者のトテイユウが〈日本で〉発
アメリカの大学院で、「Professional methods」という授業を取ったことがある。言語学の専門家として食っていくためのあれやこれやをひたすら教わるクラスである。学会での発表の仕方、ジャーナルペーパーの書き方、CVの書き方、就職活動などなどのトピックをこなして、「教授法」が取り上げられた。このエントリで取り上げるのは、「教授法」の回に先生が配った「教師の心得」である。 以下、その一部を日本語で紹介する。 君が教えようとしていることは、「とても大切でとても面白い」ことを決して忘れないようにしなさい。また、それを学生に伝えることも忘れてはいけない。 君は、君のクラスにいる学生よりも賢いわけではない。学生よりも「いいひと」なわけでもない。君は、たまたま学生がまだ持ち合わせていない情報をいくらか知っているだけだ。そして学生たちは、君がまだ知らない情報を山ほど知っている。 教師として、君は
2011年9月12日に、米国の著作者団体Authors Guildとオーストラリア著作者協会(Australian Society of Authors)、カナダの著作者組合、8名の作家が共同で、HathiTrustと米国の5つの大学(ミシガン大学、カリフォルニア大学、ウィスコンシン大学、インディアナ大学、コーネル大学)を著作権侵害で訴えたようです。訴えたAuthors Guild側は、当該大学がGoogle社から、許諾を得ないままにスキャンした約700万件の著作権保護対象図書のデジタルデータを受け取り、それをミシガン大学にあるHathiTrustのリポジトリに登録したこと、2011年6月にミシガン大学がそれら著作権保護対象図書データのうち孤児作品(orphan works)と認めたものを、大学構成員に対して無制限のダウンロードを認める計画を発表したこと、他の4大学が8月にミシガン大学の計
平成23年8月5日 大学における教育情報の活用支援と公表の促進に関する協力者会議 大学における教育情報の活用支援と公表の促進に関する協力者会議において、「大学における教育情報の活用・公表に関する中間まとめ」がとりまとめられましたので、公表いたします。 大学における教育情報の活用・公表に関する中間まとめ【概要】 1.大学の教育情報に関する現状等 ○ この10年間の段階的な取組を通じ,各大学による情報の公表が着実に進展。大学団体による支援も活発化しつつある。 ○ そうした基盤の上で,学術の中心である大学の特性や多様性を十分に踏まえながら,教育情報を,自らの活動の把握・分析に活用し,また,教育活動を国内外に分かりやすく公表することが課題。 2.教育情報の公表・活用の促進方策 (1) 各大学の自主的・自律的な取組 各大学が,自らの使命・教育活動の状況を分かりやすく示す工夫を促進 国際競争力の強化の
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