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ブックマーク / cheb.hatenablog.com (15)

  • 大学図書館員になるまで - ささくれ

    ときどき聞かれる「理系なのになんで大学図書館員になったんですか?」という自分でもよく分からない質問についてのメモ。自分語りに近いので、数年後に読みかえすとうんざりしそう。 中学生のころは高校に進学する気がなく、高校生のころは大学に進学する気がなかった。高1のとき進路希望の欄を(いやいや)埋めていて「図書館情報大学」という理系なのか文系なのか何をするのかよく分からない大学が気になったのは覚えている。その後忘れていた。 学部生の後半はITベンチャーで働いていたので、ほとんど大学にいなかった(授業中に電話がかかってきたりしてた)。学内の図書館・図書室をみっつよっつとはしごして数学書を借り、そのままオフィスや喫茶店に向かうというような日々だった。で、貸出期間・冊数を最大化するためにはどうしたらいいか、どの順番で巡回するのが効率的かなどと考えていて、OPACの使いづらさに不満を持っていたのを覚えてい

    大学図書館員になるまで - ささくれ
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    librarius_I 2015/06/14
    学生さんに届けと願ってブクマ。
  • カレントアウェアネス-E No.271感想 - ささくれ

    ちょっと遅くなりました。今回は5+1で、うち外部原稿が5。 ■E1629■ 東日大震災後の図書館等をめぐる状況(2014/11/20現在) 8月中旬〜11月下旬の3か月半ぶんの震災まとめ。 9月にNDLによる吉田家文書の修復が終了した。2012年10月に始まり、同館初となるFacebookページでその活動の様子が報告されていた。(NDLのウェブサイトのFacebookページ一覧には掲載されてないね……? 終わったから? 今は展示会のページがある。) 「思い出サルベージ」がグッドデザイン賞金賞を受賞。おめでとうございます。E1216で柴田先生にインタビューさせていただいたのが懐かしい。 国立文化財機構らの文化遺産防災ネットワーク推進会議の動きは重要だと思うのでメモ。 ■E1630■ ウェブ展示「描かれた日清戦争」:アジ歴とBLの共同企画 アジ歴の平野さんとBLの大塚さんというすごいコン

    カレントアウェアネス-E No.271感想 - ささくれ
    librarius_I
    librarius_I 2014/12/06
    感想多謝。ご指摘はその通りです。 http://librarius.hatenablog.com/entry/2014/12/06/124016 へコメント等記載しました。
  • 2013年のふりかえり - ささくれ

    2013年は基的に受け身で後ろ向きな一年だった,というのが正直な実感です. どこかから降ってきた仕事を断らずに次々とこなしてきたというだけで,これを掴み取りたいと自分から気で手を伸ばしたものはことごとくポシャってる.一年間自分は何を目指してきただろう?と問いても,目指した方向はぜんぶ断ち切られたよ(´・ω・`)と拗ねるしかない感じがあります.なんとなく久しぶりにTwitter見てたら同じようなことを言うてる方がいて思わずふぁぼってしまいました.敗北. 今年は総括すると敗北でしかない。敗因は課題がふわふわしまくっていたことだ。関東帰れるので浮かれすぎていたと言われても仕方ない。— ネガだいこん (@negadaikon) 2013, 12月 27 でも当初想像していたよりはずいぶん楽しい一年に仕上げることができました.まわりの(特に職場とFacebookでつながってる)皆さんに改めて感謝

    2013年のふりかえり - ささくれ
  • カレントアウェアネス No.317感想 - ささくれ

    こっちにも手を出すと死ぬ気がしますが3か月にいっぺんだしまぁいいか…….「講評」は3か月後に某編集会議でやることになるので,あくまで初読時の新鮮な感想として刻んでおきたいと思います. CA1798 -と出合える空間を目ざして―恵文社一乗寺店の棚づくり― / 堀部篤史 ついに……! 締切前に異動しちゃったけど,この企画に携われて良かった.自分はおそらく日でもっとも恵文社に通っている図書館員じゃないかと思うのです(帰り道なので週2回は立ち寄ってる). CAで節の区切りをつけない記事は珍しいなあ.そして店内写真が二列ぶちぬき. 恵文社一乗寺店のような中型書店のやるべきことは、検索とは正反対の予期せぬ出合いを提供することだ。お客様が必要な情報をスムースに提供するのではなく、かつて私が三月書房で経験したように、時間をかけて「知らないことすら知らなかった」世界に触れるきっかけを作ること。 というの

    カレントアウェアネス No.317感想 - ささくれ
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    librarius_I 2013/09/29
    ”学校図書館でもラーコモっぽいものを設置しているところがあると聞いた覚えがある” 例えば,http://2012.libraryfair.jp/node/1246 のMMRCとかですかね。> id:kitone さん
  • 図書館公式Twitterアカウントのフォロワー数ランキング - ささくれ

    異動先の図書館が公式Twitterをやっているので(前もやってましたけど),フォロワーの多いアカウントってどこなんだろうなぁというのが気になってきました.1位はおそらく @ca_tweet だろうと思っていたのですが……(カーリルやCiNIiにも勝ってるし!). 方法 調べるためにはまずは公式アカウントのリストがあるといい.→僕の知るかぎりもっとも網羅的なのは @lib110ka さんのリスト lib-officali-jp で,現在161のアカウントが登録されています.このリストに登録されてるアカウントのフォロワー数を全部拾えばいいやと思ってゆうべTwitter APIのドキュメントを読んで(1.1はOAuthまわりがめんどくさそうだなあと思って)いたのですが,さっそく id:otani0083 がPythonスクリプトを書いてくれてしまいました. 注意 あくまで lib-offical

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    librarius_I 2013/04/03
    現勤務先を探し載ってるのを発見して嬉しくなる記事。 / 鳥取県立に勝ってますねー
  • 編集後記? - ささくれ

    http://current.ndl.go.jp/node/23172 # なんか福井あたりから飛んできたので……. 今日は担当しているメールマガジンの発行日でした.自分が編集に携わるのはこれが最後になりますので感慨もひとしおです. 今号は6がすべて係外の執筆者で,うち海外在住者も1名という.たぶんこんなのは初めてかな.ただ,自分たちで書かなければ良いということが仕事を楽にするかっていうと必ずしもそうではない,というのが編集という仕事の難しさですよね(素人がえらそう).それでも色々な方に書いていただくことによって生まれるバラエティというのを,とても気に入っています.それによって書いていただいた方に光が当たるのを見るのも,また嬉しいことです.自分たちはその光をより輝かせるために,原稿のブラッシュアップに尽くしています. 2011年4月に着任して最初に関わったのがNo.192だったので,2年

    編集後記? - ささくれ
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    librarius_I 2013/03/29
    2年間お疲れ様でした。冗談抜きで大学の講義で最新の状況を紹介するときには必須の情報源です。
  • “機関リポジトリ”としての学校図書館 - ささくれ

    学校図書館やデジタル教科書の話題もときおり掲載されるので観測範囲に入れている『教育新聞』に、「学習意欲をもち論理的に表現する 創作物語を図書館に」という記事(2013年3月14日付け)が掲載されていました。 記事では、東京都武蔵村山市立第三小学校の国語科の公開授業のようすが紹介されています[*1]。教育上の工夫についての記述が多いんですが、注目したのは、5年生の「自分の想像した世界を物語にして学校図書館に置こう」という単元[*2]です。 その授業中、それぞれの生徒が起承転結を意識して物語を構想し、書き進めるシーンが具体的に述べられています。 近未来の東京を舞台にストーカー事件を追う刑事の活躍の物語を構想した児童は、〝はじめ〟の場面に盛り込む、時、場所、登場人物を押さえた内容として、「2050年」「東京・渋谷のような都会」「刑事」「正明さん」という内容を記述。続いて、〝中〟場面の内容では「ス

    “機関リポジトリ”としての学校図書館 - ささくれ
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    librarius_I 2013/03/14
    卒業研究をやってる学校だと学校図書館で卒業論文を閲覧できるようにしてるところがあったかと/ 教育新聞の件はフォローしていなかったので多謝です。
  • 貸出と返却の積み重ねがかたちづくる図書館コレクションのすがた - ささくれ

    “floating collection”と“seed lending library”には共通するところがある、というやや妄想めいたお話です。 まずそれぞれについて簡単に説明しますね。floating collectionは以前のエントリで触れましたが、(複数館で相互貸借を行っている、あるいは借りたを任意の図書館に返却できるという環境で)返却された図書を所蔵館ではなく自館の“蔵書”として保持するというしくみです。一方のseed lending libraryは最近「E1398 - 公共図書館で“種,貸します”」で紹介されたように、図書館で種を貸すという取組みです。利用者は借りた種を撒き、育て、できあがったものから種を採って、返却する。このサービスの面白さのひとつはここにあると思っています。 この貸出サービスの開始に関わった人たちは,これらの種子が地域で育てられ,採種が何世代か繰り返され

    貸出と返却の積み重ねがかたちづくる図書館コレクションのすがた - ささくれ
    librarius_I
    librarius_I 2013/03/04
    何処かで絶対使えそうなアイディアなのでメモメモ。 / seed lending libraryは本当に「種子」を貸すんですね…。
  • 図書館法が適用されることのメリット - ささくれ

    って,そもそもなんなんだっけ,と. きっかけは神奈川 昨年11月来,神奈川県立図書館および県立川崎図書館の件が話題になってます. 県の財政緊縮から,(1)県立図書館の閲覧・貸出サービスの停止,(2)県立川崎図書館の廃止,が検討されているのが判明したというのが発端でした.その後様々な議論がなされ,つい先日方針修正が発表されたところです.それによると,(1)県立図書館の閲覧サービスの維持,(2)県立川崎図書館の(機能特化のうえでの)存続,という方向で検討が行われるということです(つまり,県立図書館の貸出サービスの行方はまだ不透明). 神奈川県立図書館および県立川崎図書館の機能集約・廃止等についての検討 | カレントアウェアネス・ポータル 神奈川新聞の連載『県立図書館「廃止」を問う』全10回が完結 | カレントアウェアネス・ポータル 神奈川県立図書館2館の機能集約・廃止について県から方針修正が発

    図書館法が適用されることのメリット - ささくれ
  • 高齢者のための図書館サービスから高齢社会の図書館サービスへ―溝上智恵子「高齢社会と図書館」(NHK『視点・論点』)より - ささくれ

    かれこれ6年ほどテレビを持たない生活をしていますが,先月「NHKオンデマンド」[*1]を申し込んでみたらこれがなかなか楽しくて,仕事帰りにiPhoneで,お風呂に浸かりつつiPadで,などと毎日のように見てしまっています.特に『美の壺』『グレーテルのかまど』『恋する雑貨』が好きですねぇ.多重ログインが禁止されていてデバイスごとにログインしなおさないといけないのはやや面倒ですが……. それはともかく,1月30日には『視点・論点』[*2]という番組に筑波大学大学院図書館情報メディア研究科の溝上智恵子教授が出演されました.お題は「高齢社会と図書館」.関心の薄いテーマで,しかも図書館情報学の先生がテレビに出ることってあんまりなさそうということでオンエアを楽しみにしていました. NHKオンデマンド | 視点・論点 「高齢社会と図書館」 視点・論点 「高齢社会と図書館」 | 視点・論点 | 解説委員室

    高齢者のための図書館サービスから高齢社会の図書館サービスへ―溝上智恵子「高齢社会と図書館」(NHK『視点・論点』)より - ささくれ
  • 第6回SPARC Japanセミナー2012 - ささくれ

    これを書いたのは誰?スカウトしたい。→ "“E1341 - オープンアクセスの未来に大学図書館の役割として残るものは | カレントアウェアネス・ポータル” htn.to/CDpkPv"— Nanako Takahashiさん (@tnanako64) 10月 10, 2012 というわけで,2012年12月4日にNIIで開催された,第6回SPARC Japanセミナー2012「オープンアクセスによって図書館業務はどう変わるのか~図書館のためのオープンアクセス講座~」の司会進行を担当してきました.こういう機会は初めてのため,オファーをいただいたときはちょっとビビリましたが,仕事は断るなという誰かの言葉を胸にお受けすることにしました. セミナーのレポートについてはいつものように id:min2-fly くんがブログにまとめてくれています(参加者が出張報告を書くための参考にできるよう当日中にって

    第6回SPARC Japanセミナー2012 - ささくれ
  • 国内の公共図書館における電子書籍サービスの動向(プレゼン資料) - ささくれ

    先日,公共図書館電子書籍サービスの現状についてプレゼンをする機会があって,その資料です.ちょっと評判が良かったので紹介します. 今回は聞き手が学校司書さんということで,どうしたものかと悩んだのですが,まずは“をなくした学校図書館”と話題になった米国のCushing Academyの話から始めてみました.続いて,電子書籍の一般知識(デジタル教科書とアクセシビリティの話は外せない)と,海外の様子(主にOverDrive)についてちょろっと紹介.最後にメインとなる,国内の公共図書館における電子書籍サービスの状況についてお話しました.そこでは,公共図書館向けに電子書籍サービスを提供しているベンダは基的に2種類(iNEO系,EBSCO)であること,サービス導入事例は探したかぎり10館であることを述べて,色々な資料から裏付けを取ったデータを列挙していきました. なお,準備においてこの資料にはかな

    国内の公共図書館における電子書籍サービスの動向(プレゼン資料) - ささくれ
  • ITサービスマネージャ試験を受けてきました - ささくれ

    今日は情報処理技術者試験のITサービスマネージャ試験を受けてきました[*1].図書館員のあいだでおそらくこの試験の存在はあまり知られていないと思うので,せっかくですし軽く紹介したいな,と. 2012 ITサービスマネージャ「専門知識+午後問題」の重点対策 (情報処理技術者試験対策書) 作者: 平田賀一,粕淵卓出版社/メーカー: アイテック発売日: 2012/06/01メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログを見る ITサービスマネージャ試験というのは,ITサービス(=ITシステムを用いたサービス)の運用管理をテーマにしたものです.図書館員で言えば,まずは図書館システムの管理者,あるいはOPACやデジタルアーカイブなどのウェブサービスの運用担当者といったポジションが対象になるような試験だと言えます. その出題内容を見てみると,どちらかといえばシス

    ITサービスマネージャ試験を受けてきました - ささくれ
  • えがみさんのこと #本棚の中のニッポン - ささくれ

    棚の中のニッポン: 海外の日図書館と日研究 作者: 江上敏哲出版社/メーカー: 笠間書院発売日: 2012/05/30メディア: 単行購入: 3人 クリック: 183回この商品を含むブログを見る 江上敏哲さんの『棚の中のニッポン』が2012年5月末に上梓されてからはや3か月(進呈ありがとうございました><),そろそろほとぼりが覚めたころかなということで書いてみます.レビューではなく,このを改めて読みながらどんなことを考えたかということの記録です.このイライラした気持ちを忘れるな自分って感じで. 書は30代後半の京都が大好きなライブラリアンが書いた,“情報発信”に関するです.サブタイトルには日図書館とありますし,内容もそのようになっていますが,メインテーマはあくまでそこにある[*1]. 書で言えば、日資料・日情報を必要としているユーザはどこにいるのか、どのような問題を

    えがみさんのこと #本棚の中のニッポン - ささくれ
    librarius_I
    librarius_I 2012/09/05
    切磋琢磨ってこんな感じなんだろうなと思う次第。
  • 図書館関係の情報の集め方 - ささくれ

    先日 id:negadaikon さんが書かれた「日史研究とWebサービス - みちくさのみち」というエントリを受けて,自分がどのようにウェブサービスを使ってウェブ上の情報収集しているかを紹介してみます. スコープ 対象とするテーマはざっくり「図書館」です. ここでこの「図書館」という言葉に含めているのは,国立・政府・大学・公立・学校・専門・私立・議会・刑務所など館種をいっさい問わない図書館,博物館・美術館・文書館といった類縁機関,学術・インターネット・コンピュータサイエンス・日研究・教育・法律のような関連領域,などなどです.広くて,まあ,曖昧です.あるいは「僕の知っている図書館員の誰かひとりくらいには喜んでもらえそうな情報」という言い方でもいいのですが.実際,顔を思い浮かべつつ「これはあの人の役に立つんちゃうかな……」なんて考えながらネタを探していますし. スタンス そんな広めのテー

    図書館関係の情報の集め方 - ささくれ
    librarius_I
    librarius_I 2012/06/22
    図書館クラスタ以外の方でも,情報検索やニュースを集めている方は必見です。
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