2014年3月17日 世界最大、100万ビット規模の量子コンピュータ実現に向けた新手法を確立 ~光格子中の原子すべてをもつれ合わせ計算リソースに~ 日本電信電話株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫 以下、NTT)は、光格子※1中に束縛された約100万個の原子に対して量子コンピュータのリソースとなる大規模な量子もつれ状態※2を高精度かつ高速に生成する手法を世界で初めて確立しました。 本成果により、量子コンピュータ※3実現に向けて重要な課題となっている、量子ビットのサイズ拡張性やエラーの低減を図ることが可能となることから、100万ビット規模の量子計算が実現できる可能性が大きく広がったといえます。 今回の成果は、米国の科学誌「フィジカル・レビュー・レターズ」(Physical Review Letters)誌電子版(3月17日付)に掲載されます。 本研究の一部は科学技術振興機構:戦