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ブックマーク / huyukiitoichi.hatenadiary.jp (3)

  • 最先端物理理論の提唱者が語る、時間の実態──『時間は存在しない』 - 基本読書

    時間は存在しない 作者: カルロ・ロヴェッリ,冨永星出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2019/08/29メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る時間は存在しない、といきなり言われても、いやそうは言ったってこうやって呼吸をしている間にもカチッカチッカチッと時計の針は動いているんだから──とつい否定したくなるが、これを言っているのは、一般相対性理論と量子力学を統合する、量子重力理論の専門家である、職のちゃんとした(念押し)理論物理学者なのである。 名をカルロ・ロヴェッリ。彼が提唱者の一人である「ループ量子重力理論」の解説をした『すごい物理学講義』は日でもよく売れているようだが、書はそのループ量子重力理論から必然的に導き出せる帰結から、「時間は存在しない」ということをわかりやすく語る、時間についての一冊である。マハーバーラタやブッタ、シェイクスピア、『オイディプ

    最先端物理理論の提唱者が語る、時間の実態──『時間は存在しない』 - 基本読書
    maangie
    maangie 2019/09/10
    ルーディ・ラッカー「無限と心」のゲーデルとの対話の中でも「時間とは錯覚だ」みたいなコトを言ってたと思う。あの本、どっかいっちゃったけど……。
  • 早川書房の電子書籍版「海外SFセール」がきたので個人的オススメを紹介する - 基本読書

    早川書房が突然電子書籍版の海外SFセールをはじめたので、SFマガジンで海外SFブックガイドの連載を担当していてかつブログも書いている身なので、これはまあ、さすがになんかオススメとか書いておいたほうがいいかという気持ちになってきたので今この記事を書いている。いろいろな角度からオススメしたいばかりなので全部取り上げられるわけではないが、まあ軽い目安としてご活用ください。 まずはこれを読むと良いのでは?? ハヤカワ文庫SF総解説2000 (早川書房) 出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/07/08メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るハヤカワ文庫SF総解説2000。2015年に出た『ソラリス』文庫版によって2000番に到達したハヤカワ文庫SFを記念して、2000冊分のSFを総解説した一冊。ほとんどの作品は340文字で的確に、シリーズ物などは1ページまるっと使って解説し

    早川書房の電子書籍版「海外SFセール」がきたので個人的オススメを紹介する - 基本読書
    maangie
    maangie 2017/11/11
    イーガンは「祈りの海」から入っとけ。「宝石」を読んでないと設定が全然わからん。
  • 順列都市/グレッグ・イーガン - 基本読書

    奇妙な読後感。今まで水滸伝とか三国志みたいな毒にも薬にもならないような、何も考えないでただ読んで楽しめばいいような小説を延々と読み続けてきていきなりこんなハードな話を読んだせいで頭がパンク寸前である。もっとリハビリしてからにすればよかった。 およそ考えられる限り膨大なSF的要素が詰め込まれているといえよう。タイム・スリップ、コピー、ファースト・コンタクト。意識とは何か、死ぬとは何か、精神を変革して、勇敢な人格になったりした場合、それは元の自分とどれぐらい関係があるのか、などの哲学的問題。 だが、異常に難しい。一番最初の、プロローグを読んだ時点ではふんふん、ちょっと難しいが、コピーの話か、ついていけないこともなさそうだぞ、と調子にのっていたものだったが、一章の時点ですでに理解不能といっていい。混乱の極致。わけのわからない専門用語が大量に押し寄せてくる。さらには理解できる単語の羅列が全く意味の

    順列都市/グレッグ・イーガン - 基本読書
    maangie
    maangie 2016/12/08
    「自殺の原因に失恋が多いのは、その相手のことを考えていた時間が長いせいだという」
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