初出 ironna(産経新聞) 『サンダカン八番娼館』(山崎朋子)を二十年ぶりに読み返した。「からゆきさん」と呼...
警察庁によると、国内の外国人犯罪の検挙件数は、平成26年が1万5215件と前年(1万5419件)に比べて微減。ピークだった17年(4万7865 件)に比べて3分の1まで減少している。ただ、平成初頭の数年は6千件前後で推移しており、警察庁は「外国人犯罪は引き続き高い水準にある」と分析してい る。 産経新聞 2015.9.17 いつものことだが、こういう数値データはキチンと裏をとらないと恥をかくので要注意だ。ネットには様々な情報が入り乱れており、その中には単に扇動目的のものや、部分的なデータを取り上げて全体を表象するようなものが多いのは、改めて言うまでもない。 例えば、よくみかけるもので「外国人の犯罪がなければ、日本の刑務所はガラガラ」・・・という説がある。 衝撃的事実!日本刑務所の囚人内訳・・32%が朝鮮韓国人、21%が帰化人、33%が中国人、11%が他外国人、 日本人は3%wwwwwwww
関東大震災直後の悲惨は震災直接の被害のみならず「第二の悲劇」で増幅されている。 いわゆるデマと流言が引き起こした虐殺事件である。これには朝鮮人のみならず日本人までもが多数巻き込まれ虐殺されることになった。 さて、このデマの出所について吉村昭の推察がちょっと興味深い。 いわく、いわゆる朝鮮人が「井戸に毒をいれている」「集団で暴動を起こしている」「爆弾を持っている」というデマは、横浜でおきた「横浜震災救護団」による集団強盗事件が出所として拡散していったのではないかというもの。 ドヤ街であった中村町に住んでいた立憲労働党の山口正憲という人がいる。この男が震災終了後すぐに、前述の「横浜震災救護団」を急遽組織し、震災後の物資獲得を名目に、日本刀や銃器などで武装し、横浜市内の商店を数十人で荒らしまわり、食料や金銭などを脅し取っていたというのだ。どうやらこれがデマの出所になったのではないか、それが吉村と
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