日本語入力についての追記にコメントしながら思ったのだが、後発の「ローマ字かな漢字変換」が、先発の「親指シフト」や「カナ漢字変換」をシェアの上で追い抜いたのは、実際どういうわけなのだろう。とりあえず私なりに、当時のワープロの仮名漢字変換について、整理してみることにした。 1978年9月 東芝が『TOSWORD JW-10』を発表。JIS C 6233キーボードでカナを入力して漢字に変換。 1980年5月 富士通が『OASYS 100』を発表。親指シフトキーボードでかなを入力して漢字に変換。 1980年12月 キヤノンが『キヤノワード55』を発表。JIS C 6233キーボードでローマ字あるいはカナを入力して漢字に変換。 1981年5月 日本電気が『文豪NWP-23N』を発表。JIS C 6233キーボードでカナを入力して漢字に変換。ただし、『NWP-20』シリーズで採用していた3300キーの