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ブックマーク / withnews.jp (35)

  • ついに離乳食スタート、どう準備する? WHO提唱「補完食」考え方

    生後5、6カ月ごろから始まる離乳。でも、実際に始めようとすると、事前知識と準備が必要なことに驚きました。特に最近では、WHOの提唱する「補完」の考え方も注目されています。我が家での実践も交えながら、離乳と補完の違いをまとめつつ、困り事について専門家に話を聞きました。(朝日新聞デジタル企画報道部・朽木誠一郎) さて、赤ちゃんが生後6カ月を迎える頃のビッグイベントと言えば、「離乳」です。 育児を間近で見ることのなかった私にとって、離乳のイメージは漠然とした「赤ちゃんがぱくぱくべてにっこり」くらいのもの。おわかりの方も多いように、この時点で「わかってない」ことがバレてしまいます。 というのも、後から学んだことですが、口腔機能が発達途中の赤ちゃんは、最初からべ物をぱくぱくできません。初期(ごっくん期)、中期(もぐもぐ期)、後期(かみかみ期)、そしてぱくぱくべられるようになる完了期

    ついに離乳食スタート、どう準備する? WHO提唱「補完食」考え方
  • スマホ育児、子供への影響は? 最低限の“押さえ”を小児科医が解説

    「動画って、どれくらい見せてもいいのでしょうか」。小児科医として日々お子さん・親御さんと関わっていると、外来で質問を受けることがあります。コロナ禍の影響もあり、お子さんに動画を見せる機会が増えているのでは、と思います。 一方で、医学界には昔から“乳幼児のメディア使用と発達の遅れが関連しているのではないか”という議論があります。エビデンスを交え、今や手放せないデジタル機器を使う中で押さえてほしいことについて、小児科医の視点からご紹介します。(小児科医・成瀬裕紀) コロナ禍において、病院では共用の絵・おもちゃの撤去や、プレイルームなどの共用スペースの閉鎖がありました。在宅勤務をしながらお子さんのお世話をする親御さんも多いと聞きます。 子どもは関心を向けられるものなしにはじっとしていられません。今や育児において、スマホやタブレットで見ることのできる動画は心強い味方でしょう。 一方で、「子どもに

    スマホ育児、子供への影響は? 最低限の“押さえ”を小児科医が解説
  • 子どもから目を離さないで・・・「無理」0.5秒で事故防げる?

    3月、「おもちゃのハンドスピナーから外れた部品を幼児が誤飲した」という話を取材して、記事を配信しました。 他のメディアの記事も含めて、ネット上のコメントを一通り見ていると、ある言葉が目につきました。 川での溺れやベランダからの転落など、子どもの事故が報道されるたびに、「子どもから目を離しちゃだめ」という類いのコメントをよく見かけます。 また、マスコミが発信する記事でも、事故が起きたときの状況を説明する内容として、「保護者が目を離した隙に」という文章を見ることがあります。 目を離さないことが大事、という話はわかります。 ただ、こうしたコメントや記事を何度も読むと、「目を離さなければ、事故は防げた」という印象がすりこまれていく気がします。 でも、子どもの事故を取材していると、予防のために多くの対策をしている家庭が多いように思います。それでも、ほんの一瞬の出来事で・・・という話をよく聞きます。

    子どもから目を離さないで・・・「無理」0.5秒で事故防げる?
  • 赤ちゃんが「障子びりびり」をやめられない理由 1歳児の鉄板の遊び

    「世界が見えるようになった」ことが楽しい 「なぜそうするのか」寄り添って理解して 代替の遊びのアイデア 大人の力の見せどころ 0歳~就学するまでの子どもたちの、思いも寄らない行動や不思議な言葉遣いに心当たりはありませんか? 今回は「障子をびりびりやぶいて穴だらけに…。どうしたらいい?」です。子どもの発達の研究をしてきた小児科医・小児神経専門医の小西薫さん(72)は「半分成長を喜んであげて」と話します。

    赤ちゃんが「障子びりびり」をやめられない理由 1歳児の鉄板の遊び
  • まるで修行僧…叱られると黙って目をつぶる2歳児の戦略

    子どもの作戦勝ちです 生きるために重要な「負」の感情 先生、私、勝ちました! 0歳~就学するまでの子どもたちの、思いも寄らない行動や不思議な言葉遣いに心当たりはありませんか?編集部では「#乳幼児の謎行動」をSNSで募り、乳幼児の「なんでそうなる?」を、同志社大学赤ちゃん学研究センター長で小児科医の小西行郎さんに聞きました。2回目は、「息子をしかったときの反応が謎すぎる」です。小西先生は「子どもの作戦勝ち」と笑います。作戦?子どもが作戦?どういうこと?? 【質問】 息子が2歳になったばかりの頃、夕ご飯を一緒にべていた時のことです。おなかが空いていなかったのか、それとも好きな物がなかったのか、理由はわかりませんが、事の載ったお皿を手で払いのけた息子。「こぼれちゃうよ!だめ!」と注意すると……あれ?寝た? 息子は座った姿勢のまま目をつぶってしまいました。名前を呼んでもだめ、肩をたたいてもだめ

    まるで修行僧…叱られると黙って目をつぶる2歳児の戦略
  • ダイエットの運動「やった感」のワナ ムダだった?深夜の10キロラン

    これが合計40kgの減量に成功するまでに記者が取り組んだダイエットのための運動の具体的なメニューです。実は、肥満症治療のための運動には、知っておくべき原則があります。それは「短時間でも頻度を増やす」こと。重要なのは1回あたりのがんばりではなく、合計でどれくらい運動したか、なのです。 記者がダイエットに失敗し続けていた頃、深夜に思い立っていきなり10km走っては、疲れて次の週まで間が空いてしまったり、ケガをして運動ができなくなったり、ということがよくありました。これは上記の原則からすると、逆効果であると言えます。 医療者が肥満症治療の際に参照する『肥満症診療ガイドライン2016』の運動療法の項目には、減量時の具体的な目安として、次のような海外の報告が紹介されています。 “週150分未満の運動では体重減少はわずか、週150〜224分では(年)2〜3kgの体重減少がみられ、週225〜420分では

    ダイエットの運動「やった感」のワナ ムダだった?深夜の10キロラン
  • 巨大仏「ただデカいだけ」じゃない歴史、修復支えた「チーム観音」

    「商売はやめて、これからは世界平和をやる」 珍しい「内部で迷子になれる巨大仏」 ヘルメットに観音ステッカー、現場で味わった一体感 あまりの大きさゆえに、「成り金趣味」「ただデカいだけ」などの批判にさらされがちな「巨大仏」。そうした軽薄なイメージとは裏腹に、多くの人々に愛され、今も大切に維持されている56メートルの観音像「東京湾観音」をご存じでしょうか? 災害や戦争の記憶を保つため、約60年前に誕生。以来、6回も修繕を受け、建立者の願いを伝え続けているのです。背景には、大きな体を管理する守り人たちの集団「チーム観音」の存在がありました。仏様と、その周囲の人々が醸し出す雰囲気に魅せられた写真家・半田カメラさんが、修復作業の現場に広がった「やさしい世界」について伝えます。 「商売はやめて、これからは世界平和をやる」 高さ56メートルの巨大観音像・東京湾観音は、千葉県富津市の東京湾を一望する高台に

    巨大仏「ただデカいだけ」じゃない歴史、修復支えた「チーム観音」
  • 「大仏建立アプリ」コロナウイルス後にユーザー激増、作者も驚く反響

    チャットルームのようなゆるさ アプリの使い方は、至って簡単。「金を提供する」「たたらを踏む」など、大仏造りに関わる、26個のボタンをタップするだけ。無料で利用でき、複数のボタンを選ぶことも可能です。 一度押すと、ボタン右側にあるカウンターの数字が増えます。各項目の合計タップ数が、奈良の大仏の労働力と同じ260万に達すると、仏像が「完成」。イラストが表示される仕組みです。 サイトには、ユーザーが自由につぶやけるコーナー「休憩所」も。「土盛っといた」「取りあえず眺めとく」など、往年のチャットルームのような、ゆるいやり取りが続きます。 コロナウイルスの感染が広がりを見せた2月以降は、アプリに関するツイートが相次ぎました。「思わずポチった」「疫病退散!」。今もそんな書き込みが途切れません。 相次ぐ災害にアプリ開発を決意 なぜ、このようなアプリが生まれたのか? 4月から大学生になるという、開発者のナ

    「大仏建立アプリ」コロナウイルス後にユーザー激増、作者も驚く反響
  • 「外国人はどう思う?」炎上したひらがなツイートに疑問、見えたもの

    台風19号のときに、外国人向けに注意を呼び掛けたひらがなだけのツイートが注目を浴びました。「やさしい日語」の専門家のインタビューを掲載したところ、「当にひらがながいいのか?」といった疑問や、「こんな伝え方はどう?」などのアイデアも集まり、反響が広がりました。過渡期の日の「伝え方」について、専門家とさらに深掘りすると、外国人以外にもやさしい社会の入り口が見えてきました。 【関連記事】「バカにしてる」総ひらがなツイートが炎上した理由と日の未来 ひらがな?漢字?外国人は? 話題になったツイートはこちらです。 【がいこくじん の みなさんへ】 たいふうが つぎの どようび から にちようび、とうかいちほう や かんとうちほう の ちかくに きそうです。 とても つよい かぜが ふいて、あめが たくさん ふるかもしれません。きをつけて ください。 https://t.co/47Pb7NhZu

    「外国人はどう思う?」炎上したひらがなツイートに疑問、見えたもの
  • お腹の子に障害が……「今だったら描いていいかも」母の愛を漫画に

    「お腹のお子さんですが……両足に重度の障害があります」。出産まであと1か月半、医師から告知されたのは想像していなかった事実でした。主人公の女性は突然の出来事に戸惑い、自分を責め、「母親になる資格もないんじゃないだろうか」と思いつめます。しかし、義足で歩く少年を見て、ある願いを思い出しますーー。マンガのSNSを運営するコミチとwithnewsがコラボし、「#ミライの母の愛」をテーマに作品を募集した企画で大賞に決まった作品は、実話をもとにした「母になる」物語です。 実話をもとに描かれた「母になる」 漫画家・月シロさんは、自身の経験をもとに漫画「母になる」を描きました。テーマは、「何度も描きたいと思っていたけど、描けなかった」という、月さんの人生においてとても大切で、心に深く刻まれている出来事です。 現在4歳の長男が生まれる1か月半前のこと。病院で告知されたのは、お腹の子どもの両足が欠損して

    お腹の子に障害が……「今だったら描いていいかも」母の愛を漫画に
  • コロナウイルスで生まれる情報格差 見落とされがちな「テレビ手話」

    高齢の聴覚障害者に思いを 福井県、手話通訳者つきで会見生配信 口元見えない国会中継のマスク「それよりも…」 新型コロナウイルスの感染拡大で、「緊急事態宣言は出されるのか」「外出自粛による影響への補償はどうなるのか」「休校はいつまで続くのか」――など、多くの人が情報を求めています。一方、様々な障害のある人たちにとって、情報収集のための手段は十分とは言えません。中でも、聴覚に障害がある人たちにとって、いち早く情報が欲しい場合、テレビ局などが生中継する記者会見の場に手話通訳者がいるかいないかは大きなポイントです。「一般財団法人全日ろうあ連盟」理事の中西久美子さんと、非常時における「情報格差」について考えました。 情報収集のツールは多様、でも高齢者は 新型コロナウイルスが各地で確認されるようになってから、多くの地方自治体も会見を開くなどして情報を発信しています。 しかし、中西さんによると、自治体

    コロナウイルスで生まれる情報格差 見落とされがちな「テレビ手話」
  • 転勤で知った障害児教育の「地域差」 ママは共働きではだめですか?

    通常学級でみんなに迷惑かけたくない 共働き世帯にのしかかる負担 子どもの時に身につけることが大切な理由 障害を抱えた子どもを持つ両親が転勤族だったり、共働きをしていたりすることが珍しくない時代です。転居を通じてあらためて感じた地域差、同じ自治体内での学校差。そして障害児の母親は専業主婦を前提にしたような空気……。こんなことを感じた人たちからメールが届きました。障害児が学ぶ場にある地域差について考えます。 転勤で知った自治体差 障害のある子どものいる転勤族の家族が心配するのは、自治体や学校によって違う特別支援教育の取り組みです。 「我が家は転勤族で、あちこちに引っ越ししています。また、大阪へ転勤することが決まりました。せっかく慣れた環境から、また新しい環境で一から始めることは大人でも大変ですが、子どもたちにとっても大変なことだと思います」 こんなメールが1月、千葉県の主婦(45)から届きまし

    転勤で知った障害児教育の「地域差」 ママは共働きではだめですか?
  • はるかぜちゃんの「ぼく」は日本語の進化? 専門家解説がかなり深い

    はるかぜちゃんの「ぼく」は日語の進化? 専門家解説がかなり深い ツイッターで有名な「はるかぜちゃん」こと、俳優の春名風花さん。はるかぜちゃんは、自分のことを「わたし」ではなく「ぼく」と言うことでも知られています。「女の子なのに、なぜ?」と違和感をもつ人もいますが、劇作家の平田オリザさんは「日語の構造的な問題がある」と言います。どういうことでしょう。

    はるかぜちゃんの「ぼく」は日本語の進化? 専門家解説がかなり深い
  • どうして多様性が必要なの? ひと目でわかる博物館のイラストが話題

    どうして多様性が必要なの? ひと目でわかる博物館のイラストが話題 「ボトルネック効果(瓶首効果)」という用語を聞いたことがありますか?

    どうして多様性が必要なの? ひと目でわかる博物館のイラストが話題
  • 何が違う?効率UPの「昼寝」と危険な「昼寝」 30分以上は大変!

    サラリーマンの日々をキャラ化した「城崎広告」のメンバーが日頃感じている疑問を、withnews編集部がフカボリ取材する「会社員のモヤモヤ」。57回目は「効果的な昼寝」についてです。 今回の登場人物 夕永俊介 企画部所属の30歳。鋭い視点の持ち主でデータ分析やコンセプトデザインが得意分野。趣味はひとりキャンプと植物画。 菱乃木賢悟 事業推進部所属の32歳。新たな価値とガジェットを創造し続ける天才肌のメカニック。趣味は工作と家電新製品チェック。 倉知蓮 事業推進部所属の26歳。独特のセンスを発揮するビジュアルデザイナー。趣味はネットサーフィンとアイドル。 近ごろ、「昼寝」が見直されてきています。一昔前は会社で「寝る」ということは怠慢の現れのようなもので、良く思わない人が圧倒的多数派でしたが、業務効率や生産性の観点から現在は昼寝を推奨している企業もあるようです。

    何が違う?効率UPの「昼寝」と危険な「昼寝」 30分以上は大変!
  • イエメン人留学生も驚いた日本の男女格差「高い教育受けて…なぜ?」

    女性議員、チュニジアより少ない日 安倍首相のスピーチを分析 故郷イエメンへの思い 日における男女格差(ジェンダーギャップ)は、「世界経済フォーラム」の報告で144カ国中114位と低迷しています。そんな状況は、女性の権利が抑圧されていると言われる中東の国から、どう見えるのでしょう? イエメン出身のある女子留学生は、日の現状に「どうしてあと少しのところができないのか、理解に苦しみます」と言います。日の何が問題なのか。一緒に考えてみました。(朝日新聞記者・清宮涼) 女性議員、チュニジアより少ない日 話を聞いたのは、筑波大学人文社会科学研究科博士課程のアルクバチ・マリアムさん(27)です。 ーー研究テーマについて教えてください。 「テーマは、『ジェンダーと政治』です。修士論文では、日とチュニジアにおける女性政策を比較しました。アラブ諸国とアジアを比較した先行研究はほとんどありません」

    イエメン人留学生も驚いた日本の男女格差「高い教育受けて…なぜ?」
  • 「学校の軍事利用」反対しない日本 高校生が防衛省に「調印」直談判

    学校が射撃場・拷問場…多発する軍事利用 日も調印を! 動く高校生たち かえつ有明高校の「がっこいっしょ隊」 シリアで、アフガニスタンで、戦争をするために学校が使われていることを知っていますか。軍や警察、あるいはテロリストたちが「基地」代わりに使う目的で子どもたちを追い出し、授業ができなくなっている学校が世界中にあります。これを止めようと国際社会がつくった文書に、日は署名をしていません。そんな状況をなんとか変えようと取り組んでいる高校生たちがいます。(朝日新聞国際報道部記者・軽部理人) 学校が軍やテロリストに狙われるのは、頑丈につくられているからです。国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」によると、占拠される学校は都市部から離れた郊外にあるケースが多いとのこと。郊外には頑丈で大きな建物が、学校の校舎以外に少ないからです。 狙われた学校の教師や生徒は追い出され、教室が拷問場に、校庭が

    「学校の軍事利用」反対しない日本 高校生が防衛省に「調印」直談判
  • マンボウに「ギネス塗り替える」発見!「おっとっと」への影響は?

    「最弱生物」「3億個の卵を産んで2匹しか生き残らない」など、インターネット上での都市伝説の的になっているのがマンボウです。2017年12月、そんなマンボウについて「ギネス世界記録を塗り替える発見がありました!」という連絡が入りました。あの独特のフォルム、実は別の種類と混同されてきたというのです。そもそもマンボウとギネス世界記録ってどんな関係が? 何より「おっとっと」に入っているマンボウに影響は? 「マンボウ博士」に、じっくり話を聞いてきました。

    マンボウに「ギネス塗り替える」発見!「おっとっと」への影響は?
  • 私持ってた…記憶から消された文化遺産「ファンシー絵みやげ」の世界

    #3 教えて!マニアさん 「ファンシー絵みやげ」記憶から消された文化遺産 9000種集めた男 「ファンシー絵みやげ」、それは1980年代~1990年代に全国のお土産屋さんで売られていた「ファンシーな絵が施されたおみやげ」です。ピンと来ていない人もいるかもしれませんが、写真を見ればきっと思い出すでしょう。

    私持ってた…記憶から消された文化遺産「ファンシー絵みやげ」の世界
  • 疲弊する保育士「自分の子を預けたくない」 急増するニーズで負担増

    時給に換算すると最低賃金以下 「潜在保育士」、86万人に上るが… 保育園に耐えられず、シッターに 核家族化がいっそう進む平成時代。地域の保育園は働く親と子どもだけでなく、慣れない育児に向き合うすべての家族の心強い存在です。しかし、その担い手である保育士たちは、急増するニーズの中で疲弊しています。理想と現実のギャップに悩んだ末、現場を離れる決断をした人もいます。(朝日新聞文化くらし報道部記者・田渕紫織) 時給に換算すると最低賃金以下 埼玉県志木市の女性保育士(31)は、昨年9月に長男を出産して現在は育児休業中。今年9月には、勤めている認可外保育園で復職する予定だ。 復職に向け、保活を始めようとしている。しかし、葛藤もある。 「果たして、自分の子を預けたいと思える保育園ってあるの?」 都心から少し離れた志木市も駅前の再開発で大規模マンションが建ち、ここ数年で保育園に入る競争は激しくなっている。

    疲弊する保育士「自分の子を預けたくない」 急増するニーズで負担増