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ブックマーク / www.itmedia.co.jp (73)

  • YouTubeの非公開動画をGoogle従業員が閲覧 任天堂のゲームがリークされた経緯、海外メディアが報じる

    YouTubeに非公開でアップした情報がリークされる――2017年に発生した任天堂「ヨッシークラフトワールド」の米Redditへのリーク投稿に関して、YouTubeで働いていたGoogleのTVC従業員(TVC:臨時・出向・契約社員を指す略称)が関与していたことが、Googleの社内文書から判明したという。米404 Mediaが報じた。 このリークは、ゲーム展示会「E3」で、任天堂が2017年に発表予定だった「ヨッシークラフトワールド」(2019年公開)の情報が、E3よりも前にRedditに投稿されたというもの。リーク画像には「Yoshi for Nintendo Switch - Official Game Trailer - Nintendo E3 2017」という動画のサムネイルがMacBookの画面に写っており、アドレスバーにはYouTubeの管理用URLが表示されていたという。

    YouTubeの非公開動画をGoogle従業員が閲覧 任天堂のゲームがリークされた経緯、海外メディアが報じる
  • ソニー、犬型ロボット「aibo」の“里親”プログラム 有料サービス解約後に本体手放しづらいオーナーに配慮

    ソニーグループは9月11日、犬型ロボット「aibo」(ERS-1000)をオーナーからの寄付として引き取り、修理などを施して医療施設や介護団体などに提供する「aiboの里親プログラム」を始めた。 2018年に発売したaibo(ERS-1000)は、体代金の他に、4G LTEWi-Fi経由で専用サーバにアクセスしてaiboの行動に影響する学習データをやりとりするクラウド連携サービス「aibo ベーシックプラン」(3年契約、一括払いの場合は税込9万9000円)の契約を前提としている。 ソニーは「やむを得ない事情からaiboとの暮らしを終える方々もおり、aiboの行く末についての相談を多くいただいていた」として、aibo ベーシックプランを解約したオーナーからaibo体の寄付を受け付けることで、犬型ロボットを処分しづらいオーナーの心情に配慮しながら、aiboが活躍できる次の場につなげていき

    ソニー、犬型ロボット「aibo」の“里親”プログラム 有料サービス解約後に本体手放しづらいオーナーに配慮
  • 「AIが神格化した世界」はディストピアか? AIの誤判定で“3万人超”の人生狂わせたオランダ政府の事例

    AIの“神格化”を回避せよ 「異議を唱えられること」の重要性 この一件から得られる教訓は「AIのバイアスには注意せよ」だけではない。もう一つ大切なのは、AIが下した判断に異議を唱えられる仕組みを用意しておくことだ。 レナーテさんのケースでは、彼女が「不正受給者である疑いが強い」というブラックリストに自分が載っていることをつかんだのは、児童手当の返金要求があった10年から実に9年後の19年のことだった。その間彼女は「不正」という判断を一方的に受け入れるしかなく、身の潔白を訴えても当局から聞き入れられることはなかった。 しかし前述の通り、彼女と同じ誤認の被害にあった人物が、数万人単位で発生していたと見られている。中には彼女や、他に裁判を起こした人物と同様、「何かおかしい」と当局に訴えた人々も少なくなかったはずだ。それでもオランダ政府は誤りを認めず、長期にわたって問題が放置され、犠牲者を拡大する

    「AIが神格化した世界」はディストピアか? AIの誤判定で“3万人超”の人生狂わせたオランダ政府の事例
    maemaemaemae
    maemaemaemae 2023/07/03
    “審査するプロセスを整備し、それに備えて「なぜある人物が不正受給者だと判断されたか」を言語化し閲覧可能する仕組みを用意していれば、問題の発覚まで10年近くかかることはなかっただろう”
  • トイレ利用後に買い物しない人が約4割!? ローソンがトイレの扉にアートステッカーを貼った背景

    ローソンは11月15日、全国のローソン店舗のトイレ扉付近にアートステッカーを貼る取り組みを始めた。コンビニトイレについて考えてもらう機会にしたいというのが目的だが、どういった背景があるのか。同社SDGs推進室アシスタントマネジャーの合田早紀氏に話を聞いた。 アートステッカーには、「いつもきれいにご利用いただき、ありがとうございます」というメッセージと、QRコードが記載されている。QRコードを読み込むと、動画が視聴できる。同社が1997年に店舗の「トイレ開放宣言」をしたことや、1日におよそ100万人がローソンのトイレを利用していると推定されるという内容だ。また、動画の後半部分では、トイレを清掃する店舗スタッフの存在を知らせるとともに、「いつもきれいに使っていただきありがとうございます」というメッセージを伝えている。

    トイレ利用後に買い物しない人が約4割!? ローソンがトイレの扉にアートステッカーを貼った背景
  • 空想と現実の狭間に 「電脳コイル」で考える近未来の脅威 (1/7) - ITmedia NEWS

    連載:アニメに潜むサイバー攻撃 サイバー攻撃は、時代に合わせ、攻撃の対象や手口が変化してきました。しかし近未来の世界、最新技術へのセキュリティ対策はイメージしにくい部分もあります。そこで、そう遠くない未来、現実化しそうなアニメのワンシーンをヒントに、セキュリティにもアニメにも詳しい内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)の文月涼さん(上席サイバーセキュリティ分析官)が対策を解説します。第5回のテーマは「電脳コイル」です。 文月(以下F): 私、こう見えても、アニメに関するアンテナはかなり高い方だと思うんです。 ITmedia NEWS編集K: ……? いえ、見たまんまだと思いますが? F: ぐぬぬ。それはさておき、見ていないアニメでも名前ぐらいはたいてい知っているつもりでした。しかし、この連載を始めてから、しょっちゅう「『電脳コイル』を取り上げてほしい」といわれて、失礼ながら「そんなの

    空想と現実の狭間に 「電脳コイル」で考える近未来の脅威 (1/7) - ITmedia NEWS
  • SF作家・樋口恭介さんに聞く、SFプロトタイピングのいま 「パワポで企画書を作る」が「SFを書いて見せる」になる?

    SF作家・樋口恭介さんに聞く、SFプロトタイピングのいま 「パワポで企画書を作る」が「SFを書いて見せる」になる?:「SFプロトタイピング」で“未来のイノベーション”を起こせ!(1/3 ページ) こんにちは。SFプロトタイパーの大橋博之です。 この連載では、僕が取り組んでいる「SFプロトタイピング」について語ります。SFプロトタイピングは、SF的な思考で未来を考え、実際にSF作品を創作して企業のビジネスに活用することです。 今回は、早くからSFプロトタイピングに着目し、SFプロトタイピングの解説書「未来は予測するものではなく創造するものである」(筑摩書房)を刊行したSF作家の樋口恭介さんに、SFプロトタイピングの現在地についてお伺いしました。 樋口恭介(SF作家) 1989年、岐阜県に生まれる。早稲田大学文学部卒。卒業後、ITコンサルタントとして外資系企業に勤務。17年に発表した「構造素子

    SF作家・樋口恭介さんに聞く、SFプロトタイピングのいま 「パワポで企画書を作る」が「SFを書いて見せる」になる?
  • “PC”の定義は何か まずはIBM PC登場以前のお話から

    PC”の定義は何か まずはIBM PC登場以前のお話から:新連載「“PC”あるいは“Personal Computer”と呼ばれるもの、その変遷を辿る」(1/3 ページ) 昔ながらのIBM PCPC/AT互換機からDOS/Vマシン、さらにはArmベースのWindows PC、M1 Mac、そしてラズパイまでがPCと呼ばれている昨今。その源流からたどっていく必要があると思い、コンピュータの歴史ならこの人、ということで大原雄介さんにまた登場いただいた。1年たっぷりかけての長期連載になる予定だ。 “PC”、あるいは“Personal Computer”と呼ばれるものの定義は当初から曖昧であり、現在も曖昧なままである。 多分この記事をお読みの読者の少なくない方が「Windowsが動く、x86/x64ベースのマシンのことをPCと呼ぶ」という意見に同意されると思う。注意してほしいのだが別に筆者は「

    “PC”の定義は何か まずはIBM PC登場以前のお話から
  • 行政にアジャイルなITプロジェクトは実現可能か? 市川市・高山市の「窓口改革」から学ぶポイント

    ここまでの連載では、ローコード開発ツールの登場により自治体とITの関係性が変わり、内製という選択肢が現実的なものになったこと、その実例として神戸市が取り組む内製による全庁的な業務改革について紹介した。 連載第3回となる稿では、自治体の主要業務でもある「窓口業務」「行政手続」の改革に、内製の手法で取り組んでいる事例を紹介したい。神戸市の事例は、全庁的に内製文化を醸成していくために踏むべき「ステップ」にフォーカスし、ボトムアップで取り組むためのエッセンスを抽出した。 稿で取り上げる千葉県市川市、岐阜県高山市は、トップによるプロジェクト実行の指示のもと、現場においても高速なサイクルで成果を出している事例だ。これらの取り組みから、自治体において高速なITプロジェクトはどのように実現されるのか、その手掛かりに迫りたい。 「来なくてすむ市役所」市川市が挑む住民サービス改革 初めに、市川市の「来なく

    行政にアジャイルなITプロジェクトは実現可能か? 市川市・高山市の「窓口改革」から学ぶポイント
  • 「上司と部下」からパートナーへ これから求められるマネジャーの姿とは?

    上司と部下」からパートナーへ これから求められるマネジャーの姿とは?:求められるのは「アウトカム」(1/3 ページ) 「今までのようなマネジャーは、もう不要になる」――こう話すのは、上司と部下のコミュニケーションにおける“掛け違い”をなくすためのクラウドサービスを提供する、KAKEAI(東京都港区)の田英貴社長だ。 KAKEAIのサービスは、主に「1on1」を支援するサービス。せっかくの1on1でも、部下が話したいテーマやトピックを何となく上司に伝えにくかったり、時間だけが過ぎてしまい、消化不良に終わったりしてしまうことは少なくない。そこで、話したい事柄を事前に選択できる機能や、1on1終了後に「どれくらいすっきりしたか」を評価する機能を基に、ひとりひとりに対するかかわり方を最適化できるサービスを立ち上げたという。 こうした課題に対する注目は多くの企業で高まりつつあり、KAKEAIはウ

    「上司と部下」からパートナーへ これから求められるマネジャーの姿とは?
  • あのとき、「ネットが消えた島」で何が起きたのか

    新島村でくすぶる不満の理由 神津島や式根島の観光協会のTwitter公式アカウントが「これは通信災害だ」と発言していたように、民宿をはじめとする観光業などに大きな影響があった。金融機関のATMが軒並み使えず、レジのクレジットカード機能も利用できない状態に。「クレジットカードが使えず、現金も引き出せない!」という観光客の悲鳴も聞こえた。 ところで、ネットが使えない中で人々はどのような暮らしをしていたのだろうか。筆者は7月下旬に島へ渡り、生活者視点で「ネットが消えた島」の記憶を集めてみた。 島内居住者の声を紹介する前に、通信障害が発生した4島の特殊事情を説明しておく必要がある。この事情も、今回の障害によるダメージ(特に心情的な部分)に大きく影響している。 光回線を導入する以前、大島、三宅島、八丈島(大島から真南に並ぶ島々)は、三浦半島と伊豆半島から敷設した海底光ケーブルでブロードバンド回線を利

    あのとき、「ネットが消えた島」で何が起きたのか
  • 50年前から分かっていた少子高齢化問題、なぜ回避できなかったのか

    50年前から分かっていた少子高齢化問題、なぜ回避できなかったのか:スピン経済の歩き方(1/5 ページ) 「敬老の日」の昨日、この国の「敬老」の意味をあらためて考えさせられるニュースがあった。65歳以上の高齢者は約3588万人で、全人口に占める割合は28.4%と過去最高となり、これは同じく高齢化が進むイタリアの23%を大きく引き離し、世界一となっているというのだ。 「敬老の日」の昨日、この国の「敬老」の意味をあらためて考えさせられるニュースがあった。 9月15日現在、65歳以上の高齢者は約3588万人で、全人口に占める割合(高齢化率)は28.4%と過去最高となり、これは同じく高齢化が進むイタリアの23%を大きく引き離し、世界一となっているというのだ。 ご存じのように、このポジションは当分続く。「平成30年版高齢化白書」によれば、日の人口がじわじわと減っていく中でも、高齢者は「団塊の世代」が

    50年前から分かっていた少子高齢化問題、なぜ回避できなかったのか
  • 「量子理論の副産物に過ぎなかった」──東芝の「量子コンピュータより速いアルゴリズム」誕生秘話

    「量子理論の副産物に過ぎなかった」──東芝の「量子コンピュータより速いアルゴリズム」誕生秘話:「量子コンピュータとは何か」を問う“新たな壁”(1/5 ページ) 今、量子コンピュータの一種である「量子アニーリングマシン」で高速に解けるとされる「組合せ最適化問題」をより速く・大規模に解くべく、各社がしのぎを削っている。 米Googleと米航空宇宙局(NASA)が2015年に「従来のコンピュータより1億倍速い」と評した量子アニーラ「D-Wave」を作るカナダD-Wave Systems、量子アニーリングを模したアルゴリズムをデジタル回路上に再現する富士通と日立、光を用いて解く「コヒーレント・イジングマシン」を作るNTTの研究グループなどだ。IBMなどが作る「量子ゲート方式」の量子コンピュータを用いた組合せ最適化計算の研究も盛んだ。 各社が組合せ最適化計算に取り組むのは、これを高速に解けると交通渋

    「量子理論の副産物に過ぎなかった」──東芝の「量子コンピュータより速いアルゴリズム」誕生秘話
  • 月13万円で生活できるか 賃金を上げられない日本企業が陥る悪循環

    月13万円で生活できるか 賃金を上げられない日企業が陥る悪循環:河合薫の「社会を蝕む“ジジイの壁”」(1/5 ページ) 米フォード・モーターの創業者で、同社を世界的な企業に育てたヘンリー・フォードは、かつて「1日5ドル」という当時としては破格の賃金を払ったとして注目を浴びました。彼が取材を受けるたびに好んで繰り返したのが、次のコメントです。 「われわれが考案した中で、最高の費用削減の手段の一つが、1日5ドルの賃金を決めたことだ」 1日5ドルという水準は、当時のフォード社の社員にとって、自社が開発・製造したT型フォードを買える水準です。社員の賃金を上げたことで生産性は向上。T型フォードは近代自動車の原点となった伝説の車として世界に名を広めたのです。 この話を日の経営者たちはどう捉えるのでしょうか。今の日では、フォードとは真逆の現象が起きています。 残念な日の経営者は人件費を減らすこと

    月13万円で生活できるか 賃金を上げられない日本企業が陥る悪循環
  • 何のために仕事をしていますか? 夢を描けるようになる3つのステップ

    何のために仕事をしていますか? 夢を描けるようになる3つのステップ:ボクの不安が「働く力」に変わるとき(2/3 ページ) ステップ1:今の自分を満たす 最初のステップは「今の自分を満たす」ことです。 不満や悩みなど、毎日がネガティブな感情に包まれていると「夢を描こう」と思ってもなかなかできません。ネガティブなエネルギーはポジティブなエネルギーよりも強いので、いくら視点を未来に向けようと思っても現在に引き戻されてしまいます。 そこでまず、今の自分を満たしましょう。「夢があれば頑張れる」という言葉があるように、夢は空虚な今の心を満たしてくれる、頑張る勇気を与えてくれるようなイメージがあります。しかし、実はこの考え方は順番が逆です。「夢があるから、今が満たされる」のではなく、「今が満たされているから、夢を抱きたくなる」のです。 今の自分を満たすためには「自分が心地良いことをする」に尽きます。例え

    何のために仕事をしていますか? 夢を描けるようになる3つのステップ
  • 「意味のない法改正」「イラスト界が壊滅する」 違法ダウンロード対象拡大で漫画家らが“反対集会”

    「法律としての実効性があるのか、そもそも法律にする必要があるのか。法が何のためにあるのか真剣に考えていただきたい」――大屋さんは法学者の視点で疑義を唱える。 大屋さんは、12年の法改正で映画音楽の違法ダウンロードが刑事罰化された後も検挙例がなかったことを指摘。「政府は抑止効果があったと言っているが、客観的な証拠はない。実効性がない法改正は意味がなく、法への信頼を損なうのでやめるべき」とし、「自由と責任を分配するという法固有の領域である必要がないなら、広報なり補助金政策で対応すればいいだろう」と説明する。 今回は不特定多数を対象にしたインターネット上の「自動公衆送信」や「デジタル方式の複製」などが対象となるが、漫画村のようなストリーミング方式で閲覧・視聴できる海賊版サイトや、印刷物、印刷物のスキャンなどは含まれない。これについても「漫画をダウンロードさせないタイプの海賊版サイトには効果がな

    「意味のない法改正」「イラスト界が壊滅する」 違法ダウンロード対象拡大で漫画家らが“反対集会”
    maemaemaemae
    maemaemaemae 2019/02/23
    「政府は抑止効果があったと言っているが、客観的な証拠はない。実効性がない法改正は意味がなく、法への信頼を損なうのでやめるべき」
  • 「意味のない法改正」「イラスト界が壊滅する」 違法ダウンロード対象拡大で漫画家らが“反対集会”

    違法ダウンロードの対象拡大について、識者らが実質的な“反対集会”を開催。漫画家の竹宮惠子さんや赤松健さんらが意見を述べた。 「漫画家を守るためにやっていると言われると、ちょっと違うなと思う」――漫画家の赤松健さんは、著作権を侵害する違法ダウンロードの対象を拡大する政府方針について、こう懸念を述べる。2月8日、参議院議員会館でこうした政府の方針に対する実質的な“反対集会”が開催された。 集会では、1月23日に反対声明を出した日マンガ学会会長でもある漫画家の竹宮惠子さん、漫画家の赤松健さん、法学者の大屋雄裕さん(慶應義塾大学教授)、藤由香里さん(日マンガ学会理事、明治大学教授)が登壇。これまで映像と音楽に限定されていた違法ダウンロードの対象を静止画やテキストなど著作物一般に広げる政府の意向について、「漫画の研究や創作活動を阻害する」「そもそも法的な実効性があるのか疑問」など、それぞれの

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  • 「誰が頼んだ」違法ダウンロード対象拡大、人気漫画家も懸念

    違法にアップロードされたことを知りながらコンテンツをダウンロードする行為が違法とされる範囲を、漫画などに広げる方針が2月13日、文化庁の審議会で了承されたと朝日新聞が報じた。このニュースはネットで注目を集め、13日午後2時半現在、「著作権侵害」など関連ワードがTwitterトレンドに。「ネットの利用を萎縮させる」「やり過ぎでは」など反対意見のツイートも多く、違法ダウンロードの被害者であるはずの人気漫画家からも異論が出ている。 映画音楽の著作物については、違法にアップロードされたことを知りながらダウンロードした場合、2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金を科す(親告罪)いわゆる“ダウンロード違法化”が2012年に始まった。漫画(静止画)やテキストは「影響範囲が大きすぎる」などとして対象外だったが、「漫画村」など海賊版漫画サイトの被害が大きくなる中、出版社などコンテンツ業界は政府に対して

    「誰が頼んだ」違法ダウンロード対象拡大、人気漫画家も懸念
  • 「オープンソース vs. Windows」の最前線だったミュンヘンの現在

    ミュンヘンと言えば、ドイツのバイエルン州の州都であり、多くの日人には「オクトーバーフェスト(Oktoberfest)」に代表されるビール祭りの中心地として記憶されているかもしれない。しかし、ことIT業界におけるミュンヘンと言えば、「オープンソース vs. Windows」の最前線という意味合いを持つ。 2000年代に脱Windowsを大胆に進めたミュンヘン MicrosoftWindowsでクライアントOSの支配権を決定的にした2000年代。そのカウンターカルチャーとしてオープンソースが注目を集め、ソフトウェアの開発や利用が広まっていった。ここで開発された技術群は現在のITインフラの根幹を支えているが、一方で「打倒Windows」的な掛け声で盛り上げられていた「デスクトップPC」としての採用はあまり広まらなかった。 こうした中、2000年代前半にミュンヘンが市職員のシステムをWindo

    「オープンソース vs. Windows」の最前線だったミュンヘンの現在
  • 熱中症の被害者が出ても、夏の甲子園が絶対になくならない事情

    熱中症の被害者が出ても、夏の甲子園が絶対になくならない事情:スピン経済の歩き方(1/7 ページ) 夏の甲子園が始まった。 今年はどんな感動のドラマが生まれのるかワクワクして、仕事にまったく手がつかない。そんな全国ウン千万の甲子園ファンのうれしい悲鳴が聞こえてきそうだが、実はみなさんの盛り上がりに水を差すような意見がネットの一部で盛り上がっているのをご存じだろうか。 全国で多発する熱中症被害を受けて、「涼しい秋の開催にしたほうがいいのでは」「ドーム球場の開催を検討すべき」などと「夏の甲子園」に異論を唱える方たちが続発しているのだ。 「バカ言うな! 暑いなかでやるから甲子園なんだ」「100年も続く“聖地”をそう簡単に動かせるか」と怒りで発狂する方もいらっしゃるかもしれないが、そこは安心していただきたい。 いまの日社会の状況を冷静かつ客観的に振り返れば、「夏の甲子園」がなくなることなどまずあり

    熱中症の被害者が出ても、夏の甲子園が絶対になくならない事情
  • 「1カ月の夏休み」は夢? 日本人の“有給の取り方”がズレている、歴史的背景

    「1カ月の夏休み」は夢? 日人の“有給の取り方”がズレている、歴史的背景:河合薫の「社会を蝕む“ジジイの壁”」(2/5 ページ) なぜ欧州では、ひと月近く休むのか さかのぼること今から100年前、20世紀初頭。「精神的かつ知的な休息は、労働者の健康のために不可欠である」との理由から、週休とは異なる連続休暇をを取ることが労働者の権利だとする考え方が欧州の労働組合に存在していました。 1926年にはスウェーデンの労働者に「有給休暇」という概念が広まっていて、35年にはほとんどの欧州諸国の企業が、労働者に有給休暇を与えていたとされています。 そこでILOは36年、「1年以上継続して働く全ての労働者は、連続した最低6労働日の有給休暇を享受する」とした条約(第52号条約)を定め、「この最低基準を超えるものに関してのみ、特別に有給休暇の分割を認める」としたのです。 第52号はその後改訂を重ね、現在は

    「1カ月の夏休み」は夢? 日本人の“有給の取り方”がズレている、歴史的背景