桜井よしこ氏を閣僚に登用も 26日、安倍内閣発足へ 自民党は17日、幹部が党本部で協議し、首相指名のための特別国会を26日に召集して同日中に安倍新内閣を発足させる方針を決めた。公明党と連立政権発足に向けた協議も本格化、18日に安倍氏と公明党の山口那津男代表が会談し、週内に政策協議を経て合意文書を交わす運びだ。公明党には閣僚1人を割り当てる方針で、太田昭宏前代表の国土交通相での起用が有力視されている。 官房副長官には加藤勝信総裁特別補佐(衆院)、世耕弘成政調会長代理(参院)を軸に調整。安倍氏は党本部で記者会見し、石破茂幹事長を続投させる考えを正式に表明した。党執行部では高村正彦副総裁を留任させる。党内では小泉進次郎衆院議員を青年局長からさらに重要ポストで起用する案も浮上。閣僚には小池百合子元防衛相ら複数の女性の起用や、ジャーナリストの桜井よしこ氏(67)ら民間人の登用も取り沙汰されている。