印刷 JR九州の唐池恒二社長は16日の定例会見で、九州新幹線の博多―新大牟田間について、料金の値下げを検討していることを明らかにした。同区間の利用客が低迷しているためで、秋には値下げ幅などを決め、年内にも実施するという。 4〜6月の各駅の利用客数は、福岡、佐賀両県の新鳥栖、久留米、筑後船小屋、新大牟田の各駅で、JRの予想を大きく下回っている。唐池社長は会見で「料金に割高感がある。どれくらいが適正な料金なのか検討している」と述べ、特急料金を下げて利用増につなげたい考えを示した。 新幹線の博多―久留米は約20分で片道自由席1550円に対し、在来線快速の博多―久留米は約40分で720円。新幹線の博多―新大牟田は約35分で2930円に対し、快速の博多―大牟田は約70分で1250円となっている。 関連記事九州新幹線、在来駅手応え 新駅は苦戦 全線開通3カ月(6/12)
海外からの観光客誘致をめぐり、日本政策投資銀行九州支店がまとめた調査で、九州7県が「グルメ王国」のイメージをもつ北海道に勢いで大きな差をつけられているとの結果が出たことがわかった。同支店では「九州7県が1つになって食を中心にブランドイメージを高める取り組みが必要」としている。 調査は、観光客数などで同等規模の北海道と、空港乗降客数や宿泊者数などを比較した。 国内線空港乗降客数は、九州内8空港、北海道内9空港とも平成19年から減少傾向にある。ただ、12年を100とした国際線乗降客数の推移をみると、21年の九州8空港は81.7に落ち込む一方、北海道9空港は194.9とほぼ倍増となった。 また、急増中の中国からの観光客についても、北海道は19年の6万6千人から21年は19万人と3倍に増えた一方、九州は19年7万4千人から21年は6万3千人と減少している。 観光客数の勢いに大きな差がついた理由の1
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