民主党公認を辞退した衆院選熊本3区の新人・本田浩一氏(45)が20日、県庁で記者会見し、離党届を提出するとともに、日本維新の会からの立候補を目指し公認申請したことを明らかにした。 全国注視の第3極への乗り換えに対し、同選挙区の他陣営は「自分の政策を粛々と訴えるだけ」と比較的冷静に受け止めた。 本田氏はこの日、民主党県連に離党届を出した後、会見に臨んだ。 離党の理由については「民主党に限界を感じ、悩みに悩み抜いた結果、決断をした」と説明。そのうえで、「自公に押し切られた妥協解散だ」「(解散前の)定数削減などマニフェストを実現できず県民の期待に応えられなかった」などと具体的に批判した。 維新の会からの立候補を目指す動機に関しては、「地域主権の政策などに賛同した。(自らが秘書を務めた)松野頼久氏がいることも一つの要因」と述べた。公認の可否の見通しは定かでないという。 熊本3区では、ほかに自民党前