「茶のしずく石鹸」で相談650件=アレルギー、呼吸困難も−国民生活センター 「茶のしずく石鹸」で相談650件=アレルギー、呼吸困難も−国民生活センター 小麦の加水分解成分が含まれていた「茶のしずく石鹸(せっけん)」の使用者に、急性アレルギー症状が相次いだ問題で、国民生活センターは14日、アナフィラキシーショックで呼吸困難になるなど、これまでに約650件の相談が寄せられたと発表した。 製造販売元の悠香(福岡県大野城市)は既に、同成分を含まない製品に切り替えており、昨年12月7日以前に販売された切り替え前の製品の自主回収を進めている。しかし販売総数が約4650万個と多く、同センターは周知徹底のため改めて注意を呼び掛けた。 国立病院機構相模原病院臨床研究センターの福冨友馬医師は「アレルギー体質のない健康な人が問題のせっけんを使用したため、新たに小麦アレルギーを発症してしまう」との見解を同セン