神奈川県警と千葉県警の合同捜査本部は15日、無登録で貸金業を営んでいたとして、千葉県袖ケ浦市の市議会議員、木村修平容疑者(45)ら9人を貸金業法違反の疑いで逮捕し、発表した。木村容疑者ら5人が容疑を認め、4人は否認しているという。 ほかに逮捕されたのは、千葉県市川市の会社員黒田博人容疑者(27)ら千葉、東京、神奈川県の男。 発表によると、9人は千葉県市川市や東京都墨田区に事務所を設け、貸金業の登録をしないまま2011年9月末〜昨年9月上旬、神奈川県座間市の男性会社員(51)ら11人に計113万円を貸し付けた疑いがある。 木村容疑者は客から振り込まれた金利をコンビニなどの現金自動出入機(ATM)で引き出す「出し子役」だったといい、「別の出し子に誘われた。ヤミ金に加担したのは間違いない」と話しているという。木村容疑者は昨年10月の袖ケ浦市議選で初当選した。 11年5月に黒田容疑者を中心