今夏の参院選の前哨戦と位置付けられる参院山口選挙区補欠選挙(4月11日告示、28日投開票)で、民主党山口県連が候補擁立を断念することがわかった。 15日に発表する。 県連はマスコミ関係者ら複数に出馬や支援を打診したが、すべて断られた。今後は党本部主導で擁立を目指すが、「厳しい状況に変わりはない」という関係者もおり、「不戦敗」の可能性も出てきた。 民主党は昨年12月の衆院選で同県内4小選挙区で全敗。今年1月の北九州市議選では3議席減らした。同補選では自民党や共産党などが公認候補の擁立を決めている。