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ブックマーク / www.h-up.com (13)

  • ヘイトスピーチの何が問題なのか | 法政大学出版局

    A5判 / 330ページ / 上製 / 価格 4,400円 (消費税 400円) ISBN978-4-588-15136-1 C1010 [2024年03月 刊行] 「言論の自由」や「表現の自由」との関係など、法規制の是非も含め、ヘイトスピーチをめぐる議論は錯綜している。ヘイトスピーチそれ自体の悪さは、話し手の意図にあるのか、言葉それ自体にあるのか、言葉において実行される行為にあるのか、あるいはその行為が惹き起こす結果にあるのか。言語哲学、法哲学、情報学、文学の学際的観点から、ヘイトスピーチと差別に関する問題の質を究明する。 多 康作(ホンダ コウサク)多 康作(ホンダ コウサク) 神戸大学大学院法学研究科理論法学専攻博士後期課程修了。博士(法学)。摂南大学法学部准教授。法哲学。主な業績に、多康作・蓮沼啓介「いかにして『合意は拘束する(pacta sunt servanda)』のか

    ヘイトスピーチの何が問題なのか | 法政大学出版局
  • 歴史的賠償と「記憶」の解剖 | 法政大学出版局

    四六判 / 334ページ / 上製 / 価格 4,070円 (消費税 370円) ISBN978-4-588-60333-4 C1320 [2013年11月 刊行] かつて賠償という語は、国家間の戦争の賠償を意味するものだったが、いまでは国家が民族集団や個人に対して行なった残虐行為や犯罪に対するあらゆる形の対応を包含するようになった。書は、それぞれの地域の歴史的賠償が、いかなる共通の時代背景をもち、先行する歴史的経験にどのような影響を受けてきたかを具体的な事例をもとに比較考察し、賠償政治の見取り図を提示する。 ジョン・トーピー(トーピー,J.)(John C. Torpey) 1959年生まれ。カリフォルニア大学アーヴァイン校の社会学助教授,ブリティシュ・コロンビア大学の人類学・社会学・ヨーロッパ研究学科の准教授を歴任。現在,ニューヨーク市立大学大学院の社会学教授。カリフォルニア大学バー

    歴史的賠償と「記憶」の解剖 | 法政大学出版局
  • 想像力 | 法政大学出版局

    四六判 / 342ページ / 上製 / 価格 4,400円 (消費税 400円) ISBN978-4-588-13031-1 C1010 [2020年10月 刊行] 哲学的思索を社会問題の探求に適用し、生命倫理や特殊教育に関する発言をおこなってきた哲学者による、先駆的かつ古典的な想像力概念の概説書。ヒュームおよびカントを起点に、ロマン主義を通ってウィトゲンシュタイン、サルトル、ライルへと、想像力論の系譜をたどる。同時に、人間の自由を可能にし、良い人生に欠かすことのできない想像力の育成こそが教育の最重要課題と位置づける、刺激的な一冊。 メアリー・ウォーノック(ウォーノック メアリー)(Mary Warnock) 実存主義の研究などで知られるイギリスの哲学者・倫理学者で、社会的な問題を哲学的に考察した著作が多数ある。「ウォーノック・リポート」として知られる Special Educationa

    想像力 | 法政大学出版局
    medicineman
    medicineman 2021/09/17
    “メアリー・ウォーノック”
  • ドレフュス事件 | 法政大学出版局

    四六判 / 282ページ / 上製 / 価格 3,740円 (消費税 340円) ISBN978-4-588-01129-0 C1322 [2021年06月 刊行] 文書改竄、証拠捏造で、国家が真実を隠蔽し、冤罪を作り出す。「世論を真っ向から分断するような論争があるとき、人々が考えるのはドレフュス事件である」。「国家の重大事件とは、ある過ちが犯されて起こるのではない。関係する権力者がその過ちの存在を否定し、あらゆる手段を使って、その存在をもみ消そうとするときに起こる」と著者は言う。ジャーナリズム、知識人、作家、軍人、政治家が果たした役割から、人種差別の問題、文学や映画まで多角的に検証し、現在もなお参照すべき先例として時事問題に応じて絶えず立ち現れる《事件》の全貌を明らかにする。 アラン・パジェス(パジェス アラン)(Alain Pagès) 1950年生まれ。パリ第3大学名誉教授。ゾラ研究

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  • 囚人と狂気 | 法政大学出版局

    A5判 / 318ページ / 上製 / 価格 5,940円 (消費税 540円) ISBN978-4-588-37605-4 C1022 [2019年03月 刊行] 1843年、七月王政下の議会に提出された監獄法案は、少年と老人を除く全囚人を独房に収監するというものだった。囚人の社会復帰をめざす理想の監獄とその挫折をめぐって、新聞や学術論文、議事録、回想録や文学作品に表れた多様な論争的言説を掘り起こし、独房で精神を病んだ囚人が〈非理性〉や植民地へと追放されてゆく過程をたどる。犯罪と近代文学成立をめぐる表象文化研究の稀少な成果! 梅澤 礼(ウメザワ アヤ)1979年生まれ。上智大学卒業後、ベルギー政府給費生、フランス政府給費生として留学したのち、2012年、パリ第1大学博士課程修了。日学術振興会特別研究員を経て、現在富山大学准教授。専門は近代の文学と犯罪学。共著に『近代科学と芸術創造──1

    囚人と狂気 | 法政大学出版局
  • 批評的差異 | 法政大学出版局

    四六判 / 290ページ / 上製 / 価格 3,740円 (消費税 340円) ISBN978-4-588-01046-0 C1310 [2016年07月 刊行] 脱構築批評の最も魅力的な実践として名高いバーバラ・ジョンソン(1947-2009年)の代表作が、30年の時を越えて待望の完訳! バルト、マラルメ、デリダなどの難解な著作を扱いながら、明晰にしてスリリングな思考が躍動する書は、イェール学派が生んだ若き知性にのみ達成しえた輝きに満ちている。ジョンソンの師であるポール・ド・マン研究の第一人者による達意の訳文によって、世界に衝撃を与えた書物がついに全貌をあらわす。 バーバラ・ジョンソン(ジョンソン バーバラ)(Barbara Johnson) 1947年、ボストン近郊に生まれる。オバーリン・カレッジからイェール大学に進み、1977年、ポール・ド・マン(1919-1983年)のもとでP

    批評的差異 | 法政大学出版局
    medicineman
    medicineman 2016/06/08
    イェール学派が生んだ若き知性にのみ達成しえた輝き #とは
  • 第一次世界大戦 | 法政大学出版局

    四六判 / 260ページ / 上製 / 価格 3,080円 (消費税 280円) ISBN978-4-588-36607-9 C0022 [2014年09月 刊行] 地球上のあらゆる海で戦われ、すべての大陸の国家が参戦した未曾有の世界戦争は、一部の都市生活者の熱狂と、大多数の人びとの黙認のもとで始まった。イギリスの代表的研究者が平易な言葉で「人びとが戦争をする理由」に迫った定評ある入門書。各国の外交戦略と経済情勢、技術革新の実態のみならず銃後の世論・国民感情の変遷も詳説し、欧州の一地域紛争が世界を戦火に巻きこんでいく過程を描く。 マイケル・ハワード(ハワード,M.)(Michael Howard) 1922年、イギリス生まれ。オックスフォード大学クライストチャーチ校卒業。同校在学中の1943~45年、第二次世界大戦に従軍。以後、ロンドン大学教授、オックスフォード大学教授、イェール大学教授を

    第一次世界大戦 | 法政大学出版局
  • 情念の政治経済学 〈新装版〉 | 法政大学出版局

    四六判 / 180ページ / 上製 / 価格 2,200円 (消費税 200円) ISBN978-4-588-09985-4 C1330 [2014年06月 刊行] 〈情念〉の否定と抑圧に忙しい17世紀の思想界に〈利益〉という新しいパラダイムが登場するや、利欲をして諸情念を調教せしめ、もって社会の安寧をはかろうとの志向が高まる。啓蒙期の論争を辿って、M.ウェーバーとは異なる角度から資主義のエートスを発掘する。 アルバート・O.ハーシュマン(ハーシュマン,A.O.)(Albert O. Hirschman) 1915年ベルリンに生まれる。ベルリン大学で学び、反ナチ活動によってパリへ亡命。高等商業学校で学ぶ。その後、ロンドン・スクール、トリエステ大学で学び、経済学者としてイタリアとフランスでデビューしたが、40年にアメリカにわたり、以後、開発経済論、組織論、政治・経済思想史などの広い分野で経

    情念の政治経済学 〈新装版〉 | 法政大学出版局
    medicineman
    medicineman 2014/06/05
    > 〈情念〉の否定と抑圧に忙しい17世紀の思想界に〈利益〉という新しいパラダイムが登場するや、利欲をして諸情念を調教せしめ、もって社会の安寧をはかろうとの志向が高まる。
  • 導きとしてのユダヤ哲学 | 法政大学出版局

    現代アメリカの分析哲学・科学哲学の潮流を牽引してきたパトナム。その著作活動の一方で、生活者としては実践的なユダヤ教徒であった彼が、自身の無神論的哲学と宗教的信とのあいだの和解しえない矛盾を、いかに真摯に思考し生きてきたかを初めて語ったエッセイ。20世紀のユダヤ思想家たちへの深い洞察と共感、そして哲学的な生き方の知恵にあふれた倫理の書。 H.パトナム(パトナム ヒラリー)(Hilary Putnam) 1926年シカゴに生まれる。48年ペンシルベニア大学哲学部卒業。51年カリフォルニア大学(UCLA)で哲学博士号(Ph. D.)を取得。その後、ノースウェスタン、プリンストン、MITなどの大学で教鞭をとり、65年以降はハーバード大学哲学部教授を務め、同大学名誉教授。現代アメリカを代表する哲学者で、論理実証主義の批判的検討をはじめ、数理論理学・科学哲学・言語哲学・心身問題、さらには倫理や歴史の哲

    導きとしてのユダヤ哲学 | 法政大学出版局
    medicineman
    medicineman 2013/07/11
    ヒラリー・パトナム:著
  • 朝鮮独立への隘路 《 法政大学出版局

    四六判 / 376ページ / 上製 / 価格 4,400円 (消費税 400円) ISBN978-4-588-60329-7 C3321 [2013年03月 刊行] 日の敗戦後、在日朝鮮人は「独立国民」の地位を認められることはなく、帝国臣民から外国人になったわけではなかった。日国民からは排除されたが、米国人などと同等な外国人にもなれなかった。書は、朝鮮戦争が始まるまでのGHQや日政府による治安政策と人びとの抵抗、民族運動の実像を膨大な史料を用いて描きだす。民族の解放はいかに封じこめられたのか。 鄭栄桓(チョン ヨンファン)1980年千葉県生まれ。2010年、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。立命館大学コリア研究センター専任研究員を経て、現在明治学院大学教養教育センター専任講師(歴史学)。専攻は在日朝鮮人史、朝鮮近現代史。 共著書に『植民地朝鮮──その現実と

    朝鮮独立への隘路 《 法政大学出版局
  • 近代の観察 〈新装版〉 | 法政大学出版局

    近代・ポストモダン・偶然性・合理性といった主要テーマに触れながら、近代社会における相対化された外的観察者の存在を否定し、近代社会を通して近代社会を観察することを論ずる、ルーマン理論の原型的な発想を縮約した論集。著者が晩年、現代社会の諸機能システムを分析した一連の大著を読み解くための格好の導入編。 N.ルーマン(ルーマン ニクラス)(Niklas Luhmann) 1927年ドイツのリューネブルクに生まれる。1968-1993年ビーレフェルト大学社会学部教授。70年代初頭にはハーバーマスとの論争により名を高め、80年代以降「オートポイエーシス」概念を軸とし、ドイツ・ロマン派の知的遺産やポスト構造主義なども視野に収めつつ、新たな社会システム理論の構築を試みる。90年前後よりこの理論を用いて現代社会を形成する諸機能システムの分析を試み、その対象は経済、法、政治、宗教、科学、芸術、教育、社会運動、

    近代の観察 〈新装版〉 | 法政大学出版局
  • 眼に映る世界 | 法政大学出版局

    四六判 / 382ページ / 上製 / 価格 4,180円 (消費税 380円) ISBN978-4-588-00973-0 C1310 [2012年04月 刊行] 不在の「現実」をスクリーンに映し出し、一つの世界を魔術的に出現させる映画というメディアは、二十世紀の歴史と思考に何をもたらしてきたか。その物理的・技術的基盤に注目しつつ、絵画・写真・演劇とは異なる映画そのものの質を、モダニズムの美学批判的眼差しのもとに探究した映画理論の古典。バザン以後の問いを受け継ぎ、ドゥルーズ『シネマ』と双璧をなす名著、待望の邦訳。 スタンリー・カヴェル(カヴェル,S.)(Stanley Cavell) 1926年、アメリカ・ジョージア州アトランタに生まれる。47年、カリフォルニア大学バークリー校で文学士号取得(音楽専攻)。61年、ハーヴァード大学で博士号取得(哲学専攻)。63年より同大学哲学部で教鞭をと

    眼に映る世界 | 法政大学出版局
  • 子どもの医療と生命倫理 [第2版] | 法政大学出版局

    A5判 / 298ページ / 並製 / 価格 3,520円 (消費税 320円) ISBN978-4-588-67515-7 C1036 [2012年04月 刊行] 子どもの生命と健康と権利を守る医療・保健の現状はどうなっているか。どのような問題・課題があるか。乳幼児健診・予防接種・学校保健・インターセックス・遺伝子検査・新生児医療・治療拒否とネグレクト・脳死と臓器移植・ターミナル期のケア等々にわたる現状と課題について、国際的文書・法律・ガイドライン・提言・論文・調査報告など基となる最新資料に基づき解説する。 第2版まえがき はじめに 第1章 医療と子どもの権利をめぐる国際的文書 1 「児童の権利に関する条約」 ──子どもの医療を受ける権利との関係で 2 世界医師会「ヘルスケアに対する子どもの権利に関するWMA オタワ宣言」 3 国際看護師協会「所信声明『児童の権利』」 資料1-1:「児

    子どもの医療と生命倫理 [第2版] | 法政大学出版局
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