英国の裁判所は、Googleは情報へのアクセスを容易にしているだけで直接的な発行者ではないと述べ、同社に検索結果に含まれる誹謗中傷情報の責任をとる義務はないとの裁定を下した。 高等法院のDavid Eady判事は英国時間7月16日、通信教育会社のMetropolitan International SchoolsがGoogle UKと米国のGoogle本社を相手取って起こした訴訟で、判決を言い渡した。Metropolitan International Schoolsは、同社のクラスの1つを「詐欺」と呼んだDigital Trendsフォーラム上の書き込みは名誉毀損であり、そのフォーラムの一部を検索結果に表示したGoogleには法的責任がある、と主張していた。 しかし、Eady判事は、この訴訟における第3の被告であるGoogleは名誉毀損情報への経路に過ぎず、同社自体は情報の発行者ではない
ストーリー by reo 2009年01月06日 1時00分 BIG BROTHER IS WATCHING YOU 部門より Times Onlineによると、イギリス内務省が市民のパソコンを令状無しで「ハッキング」して調査することを合法化する計画を進めているそうだ (本家 /. の記事) 。この「ハッキング」は「remote searching」と呼ばれており、オフィスや家庭、ホテルなどにある PC に対し、警察や MI5 (英国情報局保安部) が遠隔地からアクセスして HDD 内の内容 (たとえばメール、Web ブラウズやチャットの履歴など) を調査する、といったことを指しているとのこと。 警察は「サイバースペースを犯罪に利用しようとする者を調査するのに必要だ」と述べているものの、この計画について市民団体などは「プライバシの侵害だ」と強く反対しているようだ。警察や諜報機関がネットワー
英国の裁判で、犯罪捜査において被疑者が自分にとって不利に働く恐れのあるハードディスクの暗号化キーを黙秘する行為は法律に違反するという判決が下された(本家/.より)。 英国ではRegulation of Investigatory Powers Act(捜査権限規制法)のもと、PCのハードディスクの暗号化キーを明かさなければ最長5年の禁錮刑に科せられると定められている。この裁判では暗号化キーを明かすことは黙秘権と相容れないという点で争われ、注目を集めていた。 判決では「コンピュータ機器の鍵は、鍵のかかった引き出しを開けるための鍵と何ら変わりなく、引き出しの中身と鍵は共に被疑者から独立して存在する。その内容は不利に働くようなものであるかもしれないし、そうでない可能性もあるが、鍵は中立なものとして存在する」としている。また、黙秘権にはある程度の制約があり、例えば適切な手続きを経て命じられた場合に
移譲記章さん経由のニュース。イギリスで「コンピューターによって作成された児童虐待画像」の所持(!)を禁ずる法律が議論されているとのことです。 BBC のニュースは以下。 http://megalodon.jp/?url=http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk_politics/6175441.stm&date=20061218055123 やることもないのでとりあえず日本語に訳してみました*1。 ___ コンピューターによって作成された児童虐待画像は禁じられるべきである。小児性愛者から子供たちを守るために、ソフトウェアの向けの新たな「カイトマーク」基準が導入されなければならない。 ジョン・リード内務大臣は、コンピューターによって作成された児童虐待画像(虐待描写のある漫画とイラストを含む)を禁止する方策について内閣で議論していると述べた。 このような画像を配布することは違
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