![Amazon.co.jp: シビリアンの戦争――デモクラシーが攻撃的になるとき: 三浦瑠麗: 本](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9a6924568ad94778a79141ecd963d52cb1bbbf33/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41VwSiO9hoL._SL500_.jpg)
ほかにも考察結果はあるが、ひとまずは以上で十分だろう。これだけでも十分に複雑である。だが、人道的介入を論ずるとき、なぜ私たちはこのように入り組んだ議論をし、つきつめて考え、短絡的でない結論を模索せねばならないのだろうか。 その最大の理由は、人道的介入への問いが圧倒的な迫力を秘めている分だけ落とし穴も大きいこと、したがって、十分に熟考しておこなわなければならないことである。さもなくば、何のために介入したのか分からなくなるおそれもある。いかにも、このように大切な事柄は、自己陶酔あるいは心情倫理への没頭からなされてもならないし、目前の問題さえ片づければよいといった対症療法であってもならない。(p191〜192) 人道的介入―正義の武力行使はあるか (岩波新書) 作者: 最上敏樹出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2001/10/19メディア: 新書購入: 4人 クリック: 61回この商品を含む
阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2007年3月30日 [書評]「外注される戦争」はただの傭兵論ではない シンクタンク東京財団の研究員だった菅原出君が新著を出す。「外注される戦争 民間軍事会社の正体」(草思社、税込み1680円)である。日本人ではたぶん、菅原君以外にこういう本は書けないだろう。 単なる軍事オタクが資料を集めただけの本ではない。ちゃんと足で稼いだ好ルポルタージュである。自分では戦地に行く勇気もないくせに言葉だけ勇ましい心情右翼の方々には、いい薬になるかもしれない。現実の戦場がどうマネジメントされているかをリアルに知るためにも一読をオススメしたい。 PMC(Private Military Company)とは、イラクやアフガニスタンなどの戦場で軍の物資補給を手伝ったり、正規兵ではない政府要員の警備や、警察官の訓練など雑務を請け負う民間企業である。その多くが特殊部隊な
さて、「反戦軍事学」の書評を再開する事とします、今回から第二部中級編(p70~p120)の中核部分である、その三「イージス艦vs.テポドン」を中心に取上げたいと思います。・・・とその前に。 この第二部中級編は軍事雑学で構成されていて、「反戦平和派も軍事について毛嫌いせずに興味を持って欲しい」という意図で書かれています。林信吾氏は第二部中級編の最後にこう呼び掛けています。 『戦争に反対する人ほど、正しい軍事知識を身につけて欲しい』 p120 真にその通りだと思います。ただ問題な事に、第二部中級編は「間違いだらけの軍事知識」によって書かれているのです。 玉砕の説明 排水量について 日本陸軍機の命名方法 コードネームについて 航空機の分類 警務隊の権限 衛生兵の説明 非正規戦闘員の条件 以上は軍事板常見問題の【林信吾関連項目一覧】で既に収録されている間違い箇所ですが、これら全てが第二部中級編(p
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