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ブックマーク / blog.japan.cnet.com (32)

  • サーチサービスの競争軸:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    仕事なり取材で多くの人と話をしていると、ぽつぽつと、「この人凄いな」と思える人に出会う。リラックスしてカジュアルな中から出てくる議論を大事にしているので、柔らかい感じに落としてコミュニケーションしている場面が多いが、自然と正座して襟を正したくなるようなときもしばしばある。 とある案件でご一緒させて頂いている電通総研の山浩一さんもそういう方である。一言一言の背後に豊かなバックグラウンドがあることがコンテクストや話運びからも伺える。そう長くない時間であったが、サーチサービスとコミュニティ、マーケティングの移ろいについて意見交換をさせて頂く機会があったのでインスパイアされた内容を少しまとめてみたい。 サーチサービスの競争軸 表面的にはYahoo!がdel.icio.usを買収したからというのもあるが、アルゴリズムとソーシャルの二つに競争軸が分かれていっている。Diggが伸びているというのは

  • FBSカンファレンス:オンラインゲーム上での不動産ビジネス:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    先日開催されたFBSカンファレンスに参加して一日どっぷり、終了後の懇親会も含めて関係者の方々からお話を伺い、意見交換をさせて頂いていた。当日の発表内容についてはサマリ記事や関係者のBlogでも多くが語られているので、詳細については譲ることとして派生して出てきている話の幾つかに触れてみたい。 まず、カンファレンスとは直接関係ないのだが、晩の懇親会の席でオンラインゲーム不動産を買い賃貸するビジネスを展開している事例について話題になった。その他、投資業務と呼べるものも出てきている。 これはいったい何なのか。 バーチャルな不動産 デジタルデータを不動産というのは、原理的には正しくない。しかし、バーチャルな世界がSFにせよファンタジーにせよ現実社会のように地理と空間があるとなると、その辺の野原と街中の一等地では価値が異なるという現実社会と同じことが起きる。 そのゲームの世界を提供している会社が

  • 「ブログがちゃんと身入りになっていくということをもっと言わないといけない。」:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    タイトルは日全国・見たいもんはみたいぞの会のいしたにさんの同名エントリより。 Blogを書いているとどうなるのか、最近すっきりした言葉でまとめて言えるようになってきた。声を大にして言っていいことの一つではないかと思っているのでまとめてみたい。 natural bornのツール Blogはアフィリエイトのツールか。CGM、SEOのツールか。キャリアアップや転職のツールか、になることがゴールでありステータスか。アクセスアップが幸せへの道か。 これらは、書店でBlogに関連したを並べてみると良く出てくるフレーズである。 それぞれ関係しているのは間違いない。とはいえ、Blogを書いているとこうなりますよ、という説明としては表面的なところがある。格普及が始まって丸二年、書いている方もISPや独立事業者としてサービス提供している方も周辺サービスの方も大勢目にしてきた。 じっと考えを整理してみ

  • シェアリング・エコノミーとインタフェースデザイン:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    編集部記事も合わせると5ページの大作となってしまったWeb2.0の記事の補足として一まとめたい。 (なお、記事についても補足しておきたいが、Web2.0という動きについて、否定的な立場を取っているのではない。やや行き過ぎに感じられる動きも一部で見られるため、なるべく冷静に動きを追いたいと考えている) 記事中で、Many-to-Manyをサンプルとしてソーシャルアプリケーション、ソーシャルソフトについて触れたが、取り上げるべき理由を説明しきれてない気がしていた。 足りないものが何になるのか、丁度文中にも出ている河村さんとJoiの論文「The Sharing Economy」(PDF)について話をしていてインターフェースデザインに重心が動いている理由と合わせて出てきた。 インターフェースデザインがなぜ重要なのか 以下かなり感覚的な議論になる。追加検証は必要だろう。 インターフェースがなぜ

  • Web2.0とCGMにもしかしたら欠けているかもしれない要素:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    いわゆるWeb2.0に絡んだ原稿依頼やヘルプ依頼がぽつぽつ入ってきている。 具体的な案件や相談の形になると、流れとして大きくなっていることをニュースを読んででなく、我が身で実感して再確認出来る。どうやら世の中はそっちに向けて実際に動いているらしい、もしくは段々気になる人が増えて周辺を巻き込みつつあるらしい、と。 しかし、トップインタビューや技術責任者、企画担当の方などあちこちヒアリングをしては入ってくる話を整理していると、どうもすっぽりと何かが抜け落ちたまま議論を進めているケースが無いかと感じてしまうときがある。感覚としては、企業がオープンソースを採用するときの採用過程や評価を聞いて疑問符が浮かぶのに似ている。両者を列挙比較してみたい。同時に、昨日の「ひと跳び」の補足でもある。 オープンソースとリスク管理 まず設題から。 「オープンソースは導入費が安くなる。それはソフトがタダで手に入る

  • 予測市場で会社の行方を占う:近藤淳也の新ネットコミュニティ論 - CNET Japan

    予測市場を取り入れたユーザーからの要望窓口サービス「はてなアイデア」は2005年4月に試験運用を開始しました。 予測市場とは、株式市場のような市場システムを用いて将来の出来事を予測するという先物取引のような仕組みです。アメリカでは既にこの仕組みの活用が進んでいて、大統領選挙の結果やアカデミー賞受賞作品を見事に的中させたりといった事例が出始めています。また、企業内でも社員が取引に参加しながら会社の方針決定に利用されるなど、さまざまな活用が行われています。 こうした活用事例に刺激を受けながら、かねてからの課題であった要望窓口の効率化に活かせないかと考えて開始したのがはてなアイデアでした。 はてなアイデアではさまざまな要望が仮想的な株式の銘柄として取引されます。要望が実装されると、その要望の株式を保有しているユーザーに配当ポイントが支払われる仕組みです。ユーザーは最初に仮想的な「アイデアポイント

  • 「話題の.jp」から新たな話題:CNET Japan Staff BLOG - CNET Japan

    以前CNET Japanにてアルファ版がオープンしたことをお伝えした「話題の.jp」。独自開発のブログ巡回・収集・分析エンジンにより、ブログで話題となっている口コミ情報をランキング表示するサイトだ。 話題の.jpは、「話題の.jpプロジェクト」代表の荒木英士氏が開発および運営している。ちょうど口コミ情報の活用法が注目を集め始めていたこともあり、このプロジェクトが拡大することをひそかに期待していたのだが、同氏は数カ月前、あるインターネット企業へと転職してしまった。その後もプロジェクトは続けると同氏は述べていたが、スタートアップのインターネット企業への転職となると激務が予想され、プロジェクトはいったん休止状態になるのではないかと感じていた。 しかし荒木氏は、昼間は(夜間も?)サラリーマンとして仕事をこなしつつ、水面下で話題の.jpプロジェクトに取り組んでいたようだ。話題の.jpでは、オープン当

  • イノベートアメリカ・米国の次世代技術戦略--Part3:人材とMOT:坂本健太郎のIT業界マーケティング活用術 - CNET Japan

    イノベートアメリカ・米国の次世代技術戦略--Part3:人材とMOT 公開日時: 2005/10/26 09:32 著者: sakamoto 前回に引き続き、「パルミサーノレポート」についてです。今回はMOTと関連性が大きく、同レポートでも最初に提言がなされている「人材」について説明します。 同レポートは「ヤングレポート」と同様、非常に具体的な提言内容まで示されているといえます。提言項目によっては数値目標を設定しています。特に「人材」についてはMOTの観点からも注目するべきポイントがあります。以前の「ヤングレポート」で「人材」は「新技術の創造」「資」に続く第3の分野でしたが、今回のレポートでは「人材」を提言のトップ項目にし、「イノベーションにとって最も重要な要素」としていることが特徴的といえます。「人材」の内容は以下の通りです。 1、多様性に富み革新的で熟練した労働力の創出のた

  • CNET Japan Blog - 江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance:web2.0の未来

    例によって時宜を逸したご報告ですみませんが、先日サンフランシスコで開催されたオライリーのweb2.0カンファレンスに参加しました。 このカンファレンスの感想を一言でいうと、いまもっともホットな業界のオールスターが勢揃いの怪物イベント、でした。 ヤフーCEOのTerry Semel、マイクロソフトのCTOに就任したRay Ozzie、Tim O'Reillyの突っ込みを痛快に切り返して見せたサンCOOのJonathan Schwartz、AOLのCEOであるJonathan F. Miller、IACのCEOであるBarry Diller、AT&TのCTOであるHossein Eslambolchi、さらにはグーグル創業者のSergey Brinが飛び入りで参加するサプライズがあったり、これだけの超大物を一度に拝める機会もそうそうないでしょう。 懐かしい顔ぶれという意味では元マリンバのKim

  • jigブラウザ、文字入力への興味:ケータイ時代のスタンダード - CNET Japan

    jigブラウザ、文字入力への興味 公開日時: 2005/10/03 16:05 著者: 松村太郎 みなさんこんにちは、ご無沙汰しています、松村太郎です。 前回の連載から約半年が過ぎて、次の連載をスタートさせることになりました。形式はブログ、テーマはケータイ。このブログがスタートする日に、ちょうど株式会社jig.jpの福野泰介さんとお会いする機会に恵まれたので、福野さんとの話からご紹介していきたいと思います。 jig.jpと言えば、iアプリなどで動作するケータイ向けフルブラウザ「jigブラウザ」を提供している会社。注目のフルブラウザに関する未来像を含めたお話の全編はゆっくりご紹介していくとして、1時間のケータイ談義の最後にして一番盛り上がった入力インターフェイスの話から。僕と福野さんはドコモのNEC製端末「N901iS」を使っていておそろいだった。ちなみに福野さんは白でした。おそろ

    mintblue_erica
    mintblue_erica 2005/10/04
    久しぶりのtaromatsumuraさん。
  • イノベートアメリカ・米国の次世代技術戦略--Part2:パルミサーノレポート概要:坂本健太郎のIT業界マーケティング活用術 - CNET Japan

    イノベートアメリカ・米国の次世代技術戦略--Part2:パルミサーノレポート概要 公開日時: 2005/10/02 12:22 著者: sakamoto 前回は主に「パルミサーノレポート」以前に提言された報告書、特に1985年の「ヤングレポート」に関して説明をしました。 今回は引き続き、「イノベートアメリカ(パルミサーノレポート)」の紹介をします。 提言の背景 2003年10月、競争力評議会の中に国際技術革新戦略(National Innovation Initiative)が設置されました。その委員長としてIBM社のCEOであるサミュエル・パルミサーノ氏とジョージア工科大学のワイン・クロウ学長が委員長として就任しました。そのことから、作成された「イノベートアメリカ」という報告書は別名「パルミサーノレポート」と呼ばれています。このレポートは2004年12月の国家技術革新サミッ

  • イノベートアメリカ・米国の次世代技術戦略--Part1:ヤングレポートからパル:坂本健太郎のIT業界マーケティング活用術 - CNET Japan

    イノベートアメリカ・米国の次世代技術戦略--Part1:ヤングレポートからパル 公開日時: 2005/09/27 21:54 著者: sakamoto 昨年12月に米国の非営利組織である「競争力評議会」は「イノベートアメリカ(Innovate America)」という報告書を発表しました。報告書を作成した委員会の委員長でIBM社のCEOであるサミュエル・パルミサーノの名前をとって「パルミサーノレポート」と呼ばれているこの報告書には、米国の次世代技術戦略を理解する上で重要な内容が含まれています。日米は、少子高齢化、国際競争力の低下など、国家レベルで似通った状況に直面しています。特にエマージングタイガーといわれる、中国などの新興イノベーション地域との競争激化への対策は両国にとって重要な課題となっています。レポートは、現在の国際競争環境の中で作られた、米国の技術戦略を表した報告書であ

  • CNET Japan Blog - 近藤淳也の新ネットコミュニティ論:不具合と信頼性

    2003年1月、国内では初期のブログサービスとしてはてなダイアリーベータ版を開始しました。それまでのブログやウェブ日記には無いキーワード機能などを備えたはてなダイアリーは、無料で利用できることもあり当初から利用申し込みが多く、100名のベータテスター枠はすぐに埋まってしまいました。 初期のベータテスト段階では、システムにはまだバグや脆弱性が含まれていました。来動作するはずの機能がうまく動作しない、という不具合に加え、ログイン中のユーザーのCookieを抜き取ることのできるXSS(クロスサイトスクリプティング)脆弱性が一部に存在していました。 XSS脆弱性は、ユーザーがHTMLCSSを記述可能なサービスについてまわる問題で、しっかりとした対策を行わないと悪意のあるJavaScriptを動作してアカウントののっとり行為などが可能になってしまいます。 正直なところ、当時の社内ではXSS脆弱性

  • 第3回Webクリエーション・アウォード:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    Web広告研究会の第3回Webクリエーション・アウォードにご招待頂いて参加してきたので簡単にレポートを。プレゼン資料も随時公開されていくとのことだが手元のメモを頼りに。 参加したのは、基調講演のgooの中嶋孝夫取締役副社長の講演と引き続いてのトークセッション。アウォードと懇親会は帰らない限りは選択権はないのでそのまま参加となった。 真正面からアプローチしているgoo 感想を一言に要約すると、NTTグループの抱えるリソースも良い方に意識しつつ、真正面から取り組んでいるという印象を受けた。 環境変化の認識として、 1)モバイル領域でのIP化:ナンバーポータビリティ、新規参入(=ソフトバンクetc)、2)ブロードバンド領域:光トリプルプレイ、3)隣接領域との融合:放送のデジタル化、FMC(Fixed Mobile Convergence)も合わせてのネット・電話・放送の融合、4)Web2.

  • CNET Japan Staff BLOG:ギャル仕様のiPod mini「光りモノ」ケース

  • Blogで世論は形成されるのか:テクノラティジャパン サトウマサヒコ氏インタビュー:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    韓国、米国に続いて日でも、今回の選挙がBlog以降第一回の選挙として、後世評価が固まるのではないか。自民党Bloggerとメルマガの著者を招いて懇親会を開くと耳にした時に出てきた感想だった。 R30氏が寄稿しているこちらの記事でコンパクトにサマリしている。 なぜそれが画期的なのか。考えてもご覧なさい。この選挙で自民党が勝ちでもしたら、それがどの程度正しいかどうかはともかく、自民党の勝因の1つに「ブロガー対策を行ったこと」が数えられるのは確実だからだ。ネット対策など、適当に自分や党の主張を並べたホームページを作ってアップしておけばいいという「一方通行」レベルの時代が終わるのである。無数の人々によるディープな議論が双方向で交わされるネットメディアにどう対応するか、これからあらゆる選挙のたびに選挙対策の責任者が問われるようになるのだ。マスメディアとは違うもう1つの「無視できない影響力を持つメ

    mintblue_erica
    mintblue_erica 2005/08/30
    「小さな声をアグリゲートし、アクセラレーションする」すいません日本語でお願いします。
  • IBMのサービスサイエンスとMOT:坂本健太郎のIT業界マーケティング活用術 - CNET Japan

    今回は今年5月に米IBM社が、米国のMOTコースを持つ有力大学にカリキュラムを提供すると発表を行った、「サービス・サイエンス」とMOTについてです。 「サービス・サイエンス」の話をする前に、IBM社が「サービス・サイエンス」という学問領域への取り組みを発表した背景として米国の経済構造の変化について説明をします。 経済構造の変化 「産業構造」という言葉を聞くことがあります。産業構造とは、経済全体に対する個別産業の組合せの状態を表していて、経済構造は各産業の生産額、就業人口数、所得、資量、需要条件、技術水準などによって決定されます。産業構造は国の経済発展とともに、 第1次産業:人間が自然界から必要な物質を手に入れる。農業など 第2次産業:手に入れた物質を加工する。小麦をパンにする等の製造業 第3次産業:加工した物質を配分するなど第1次・第2次以外全部の産業 の順番に発展するといわれていま

  • http://blog.japan.cnet.com/staff/archives/002307.html

    mintblue_erica
    mintblue_erica 2005/08/24
    傾けて使うマウス。斬新。でもちょっとこわい。
  • CNET Japan Blog - 近藤淳也の新ネットコミュニティ論:まっとうな意見が通る組織に

    前回までのエントリーでは、はてなでのこれまでの取り組みに絡めながら、 各個人の意識の持ち方 社内での取り組み などに触れてきました。主に情報共有や業務の効率化について、会社の中でどのような取り組みを行うと有効か、という点について考えてきました。次回以降は「社内と社外」という視線に目を移していきたいと思いますが、今回は改めて社内の情報共有への取り組みの重要性について触れてみたいと思います。 社内と社外との境界の前に長々と社内の話を書いたのにはわけがあります。それは、どれだけ社外との情報共有のための風通しの良い仕組みを作っても、社内が凝り固まっていてろくに意見も言えない状態では意味が無い、と考えるからです。 社外のユーザーと情報共有を行い、多くのユーザーの力を借りながらサービスを拡大していく、といったインターネットが生み出した新しい方法論を有効に実践していくためには、社外との接点を増やす前に、

  • CNET Japan Blog - 渡辺聡・情報化社会の航海図:YahooはなぜKonfabulatorを買収したのか

    結論を先に書いてしまうと、広い意味でのインターフェースデザイン、ユーザビリティ強化及び開発者ネットワークを構築することが目的になるのだが、もう少しだけ掘り下げてみたい。 経緯についてはCNETのこちらの記事、掘り下げの補助線にSearch Engine Watchの「Why Yahoo Bought Konfabulator」を。 Konfabulator/widgetsの出来ること 何が出来るかというと、 Pixoria describes Konfabulator product as "a JavaScript runtime engine for Windows and Mac OS X that lets you run little files called Widgets that can do pretty much whatever you want them to.