タグ

関連タグで絞り込む (1)

タグの絞り込みを解除

思想とnovelに関するmn_krのブックマーク (1)

  • 坂のある非風景 見たといえば見た、ETV特集「吉本隆明 語る~沈黙から芸術まで~」

    隆明といえば、経済学としてよりも思想として、文学として読む『資論』といったものをすぐさま思い浮かべるし、それがマルクスへ、『資論』の真の姿への近道だろうことを、私はそれを読む前から「知っていたような気がする」。経済学を世界認識の方法として意識できているひとがどれほどいるのかわからないが、吉が語ることを、すでに知っているものとして受け止めるようになって、ずいぶんと長い年月が流れてしまった。 この講演にある痛々しさは、吉が老いたことが理由ではない。『共同幻想論』『心的現象論』といったマルクス、フロイトの二項を、『言語にとって美とはなにか』によって統合する、それが<芸術言語論>の主旨だったが、そうしてただひとつの道を歩んできただけだと語る吉は、当に、敗戦直後の、虚無を抱いた青年だった吉に還ろうとしているようにみえた。彼の『伊勢物語論』が映し出されたとき、その出発地点こそが到達地

    mn_kr
    mn_kr 2009/01/07
    “やはり歩み続け、その歩みを完遂しようとしているのだ。ただ自分の宿命を生きる、それだけのことが文学に何事かを標として残してしまうだろう”
  • 1