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political thoughtに関するmn_krのブックマーク (2)

  • 斉藤慶典『デリダ』 - charisの美学日誌

    [読書] 斉藤慶典『デリダ − なぜ「脱-構築」は正義なのか』(NHK出版) 斉藤氏の新著が出た。デリダについては、すでに高橋哲哉氏の優れた解説書があるが(『デリダ−脱構築』講談社 1998)、書の特徴は、「脱構築」と正義との一体性に焦点を絞っている点にある。やや重い文体ながら、粘り強い思索によってジリジリと対象に肉薄していく斉藤氏ならではの好著といえよう。プラトン以来の「同一性の形而上学」を批判するデリダの「脱構築」は、際限のない相対主義に導くものだと批判されることがある。だが斉藤氏によれば、そうではない。斉藤氏は、デリダの初期の「記号」「痕跡」「エクリチュール」といった概念にこだわることによって、それが後期デリダの正義論を開花させたことを明らかにする。 デリダによれば、世界は「表現されたもの」「現象」「痕跡」であり、広義の「記号」あるいは「テクスト」である。世界がテクストであるだけな

    斉藤慶典『デリダ』 - charisの美学日誌
  • http://www.std.mii.kurume-u.ac.jp/~tadasu/essay_60825.html

    松尾匡のページ  06年8月26日 書評:稲葉振一郎・立岩真也『所有と国家のゆくえ』  この数日やっと時間ができたので、このチャンスにと、を読みまくっている。といっても、同業の知人達には、多忙な中をいつも大量の読書をこなし、しかもブログ更新を欠かさずに、その上、オタク趣味情報も極め続けている猛者が多いので、それとくらべれば恥ずかしい限りの読書スピードなのだが。  というわけで、この間に読んだものを一つ簡単にご紹介したい。   稲葉振一郎・立岩真也『所有と国家のゆくえ』(NHKブックス) amazon bk1 セブンアンドワイ  いただきもの。僕と吉原さんとの『マルクスの使いみち』に続く、稲葉さんプロデュースの座談形式ですね。と思ってぱらぱら読んでみたら、おおっ、ちゃんと対談になってるじゃん(笑)。  立岩さんと言えば、以前、僕の不倶戴天のコミュニタリアン方面からずいぶん評価

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