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ブックマーク / deepbluedragon.hatenadiary.com (20)

  • 心の哲学の説明を試しに書いてみました - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    ネット上で心の哲学について調べていて、日のウィキペデアの記述のひどさに呆れ、そこからリンクされている日語の論文の説明にまずさを感じた(認知科学と人工知能は別でしょ…とか)ので、自分で心の哲学の説明を書く気になった(ネット上でデネットを消去主義とか言う無知もいたし、そりゃあクオリアは消去したかもしれないけどさ〜)。自信はないので、おかしなところがあったら指摘してください。とりあえず分析哲学系の何とか主義はかなり網羅させたつもり。 それにしても、認知科学と関連づけたら書きやすいな。他に意識やクオリアの問題もあるが、私にはあまり整理できてないのでやめておく(チャーマーズが哲学的な意識問題をまとめたとは思っているが…)。 心の哲学(暫定版) 心の哲学とは、心に関する様々な根底的疑問に答えようとする哲学の分野である。 心の哲学での主要な問題として心身問題が挙げられる。心身問題では心と身体とがお互

    心の哲学の説明を試しに書いてみました - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
  • 海外の認知科学者の有益な個人ページのリンク集 - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    私のブラウザのお気に入りに入っていたサイトと新たに調べたサイトを合わせたリンク集です。単なる研究者の紹介サイト(結構多い)は除き、有益な情報や論文の入手ができるサイトだけにしてます。ただし、私が得意でない神経科学系のサイトは少ないです。以下は、お断りすることない限りすべて英語のサイトです(順不同) 参考サイト:Biographies of Major Contributors to Cognitive Science(認知科学人物辞典) http://mechanism.ucsd.edu/%7Ebill/research/ANAUT.html 海外の認知科学者の個人ページ 生成文法 The Noam Chomsky Website http://www.chomsky.info/index.htm Jackendoff http://ase.tufts.edu/cogstud/incbio

    海外の認知科学者の有益な個人ページのリンク集 - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
  • 現在の日本はすでに日本的ファシズムと等価な政治的スノビズムに陥っている - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    今の日じゃ蛸壺化も棲み分けもすっかり進んで、国内の違った領域の人の間でコミュニケーションすることはありえないし不可能だしそもそもやる気がない。他者への想像力を欠いた利己的なネオリベとか、仮想の敵や問題を見つけ出しては必死に叩く自己満足なスノビズムとか、3次元から逃げ出して萌えに走ったオタクとか、現実とは無関係に評論家ごっこするアカデミズムとか、みんなすっかりバラバラだ。いくらネット上で社会問題について語っても、読むのは初めから限定された人たちだけだ*1。 もうすでに日では、政治家も官僚も企業家も学者もマスコミも、みんなみんな信用できない。そこにあるのは好き勝手なおしゃべりだ。勝手に自分に都合のいい敵だの問題だのを構築して騒いでいるだけだ(現実からのデータに基づいたきちんとした話ってどれほどある?)。スノビズム王国バンザイ!かといって、物の弱者は忙しいだの金がないだので、マスコミに踊る

    現在の日本はすでに日本的ファシズムと等価な政治的スノビズムに陥っている - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
    monolith
    monolith 2006/06/05
    教養ある中間層
  • 蒼龍のタワゴト-評論、哲学、認知科学- 認知革命の意義とはなんだったのか

    現実観察から得た初期条件(周辺条件)をモデルに入力すると、一定の出力変数が得られて、それが現実観察から得られたデータに合致する場合に、モデルは「現実適合的」だと評価される。現実適合的なモデルは、現実の説明・予測・制御に用いることができる。 言うまでもなくモデルビルディンクは「真理の言葉」ではない。モデルは現実適合性という機能の高低によって──すなわち「機能の言葉」によって──、相対的に評価される。そこでは同一の説明力(という機能)を持つ競合的なモデルの存在が予め想定されている。 この説明力が、説明や予測の一意性──因果的決定──によって評価されるのが自然科学的な因果モデルだが、これに対しルーマンは、複雑な社会システムでは因果モデルの追求は不毛だとし、認識利得を機能的等価項目の開示に置く機能モデルを提唱したのだった。 社会学からの全体性の脱落に抗して、いま何が必要なのか【モデルビルディングと

    蒼龍のタワゴト-評論、哲学、認知科学- 認知革命の意義とはなんだったのか
    monolith
    monolith 2006/05/27
    脳科学にからめて「当時までは物理学を規範とした自然科学観(ハードサイエンス)こそ(だけ)が科学だと広く認識されていた*1。そうした拘束から解放されて心の自由なモデル作りを可能にしたのが認知革命であったのだ。」
  • トマセロの普遍文法批判 - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    トマセロのホームページ(http://email.eva.mpg.de/~tomas/index.html)から。普遍文法批判の論文があるな(Tomasello, M. (2004). What kind of evidence could refute the UG hypothesis?)。短いから早速読んでみた。これは普遍文法(UG)の要約としても便利。みんな普遍文法について言ってる事バラバラじゃんって確かにそうだよね。そもそも普遍文法は科学として成り立っているのかという疑問も分からなくもない。何で言語だけ特別視されるんだよもなるほど(普遍数学や普遍音楽はないのかよと指摘されてる)。でも、なぜピジンからクレオールへという有名な例は挙げられていないのか。これこそ普遍文法の最も強力な証拠じゃないのか(新手話の出現よりも説得的な気がする)。とはいえ、普遍文法を実証可能な形に定式化しろ!との

    トマセロの普遍文法批判 - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
  • 日本での認知科学の学術プロジェクトによるサイトの紹介 - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    どれも数年前からやってる学術プロジェクトなようだ。進化心理学関連の研究や話題ばっかりなのはやっぱり外国の流行に乗ってるってこと?。サイト内を良く探すといろいろな論文や資料のPDFがいっぱいある。ただし学術的なので素人には読みにくいことこの上ないが、ネット上でそういうマトモなのが手に入るだけでも喜ぶべきかな(物の研究者は印刷版で読むかもしれないが)。 心の働きの総合的研究教育拠点 http://www.psy.bun.kyoto-u.ac.jp/COE21/index.html 活動報告の各年度からさらに添付論文リストをクリックするといろいろあります。日語の論文は少ないけどね。ただし読んで楽しいかと言われても…ウ〜ン??ちなみに、平成15年度にある若手研究者養成経費成果報告は発表資料らしく写真や図が多くて見ていて楽しい(ただし内容はよく分からないのが欠点)。 東京大学21世紀COEプログ

    日本での認知科学の学術プロジェクトによるサイトの紹介 - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
  • オンライン・テキストでの一からの勉強はかなりきついかと - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    初心者のための記号論(http://www.wind.sannet.ne.jp/masa-t/index.html)ってブックマークがバカみたいにたくさんついてるけど、これって全く知識のないやつが読んで理解できるのか?記号論や構造主義を勉強済みの私から見てもちょっと内容が濃すぎると思う。まあ、ソシュール記号論とパース記号論の区別もろくにつかないような日の学者が多いことを考えると、こういうオンライン・テキストがあるのも有意義かもしれない。 ソシュール記号論について知りたければ山形さんのこの解説でも十分じゃないの→http://cruel.org/other/rumors.html#item2006041701。レヴィ=ストロースの神話分析は恣意的だって部分を無視すれば、見事なソシュール記号論の要約になっている。ここにある図(AV神話の分析)で、横の関係が統語的(syntagm)で、縦の関係

    オンライン・テキストでの一からの勉強はかなりきついかと - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
  • ネット上にあった川人光男による小脳研究の解説、および脳科学の行方 - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    川人光男、銅谷賢治、春野雅彦:ヒト知性の計算神経科学 第2回 小脳が獲得する内部モデル. http://www.hip.atr.co.jp/departments/Dept3/PDF/Iwanami2.pdf(PDFです:リンク元はMitsuo Kawato Publication List http://www.cns.atr.jp/%7Ekawato/pubjp.html) 検索してから気づいたが、すでにダウンロード済みで読んでいた。一応言っておくが、私は脳科学は得意ではない。脳科学の記事は半ばサービスで公開してるところはある。 近頃の「脳ブーム」は、どちらかというと、脳科学を「頭がよくなるツール」として利用してやろう、という雰囲気のもとにあります。 また、「クオリア」研究は、哲学の域を脱していない、思弁的な性格があります。 脳を活かそう。http://matsuda.c.u-toky

    ネット上にあった川人光男による小脳研究の解説、および脳科学の行方 - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
  • 認知科学の教育への応用に関する一考察 - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    「eラーニングの土台:行動主義、認知主義、状況主義学習論とその統合」発表原稿(PDF) http://kogolab.jp/cgi/joyful/img/94.pdf (http://kogolab.jp/mt/) まず始めに言いたいことは、状況論はそのもとにかえって考えると学校教育への応用はできない、少なくとも困難であるということだ。ここではおそらく、サッチマンやレイヴ&ウェンガーやハッチンスによる状況論的アプローチと、ブルーナーやマイケル・コールによる文化心理学とが混同されてしまったことに原因がある。私に言わせればこの二つは全く違う(ちなみに、生態学的アプローチと進化心理学にも同じようなことが言える)。後者は著書を読めば分かるように初めから教育への応用が考慮に入れられている。それに対して前者は、これも著書を見れば分かるがもともとは共同体研究や職場研究が行なわれていた。ここで扱われている

    認知科学の教育への応用に関する一考察 - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
  • 人の合理性はどこに存在するのか - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    始めに結論を書いてしまおう。人の合理性は理性の中にはない。人の合理性は抽象的な論理的判断の中にではなく、その場その場で行なう状況判断の中にこそある。だから、いくら待っても理性的な賢い民衆など現われることはない。だからといって、政治家やエリートが常に理性的に賢いということもありえないが(人が理性的な合理的判断が出来ないという研究結果はいくらでも存在する。それを紹介するのはここの目的ではない。それはどの認知心理学の教科書にも書かれているはずだ(たぶん))。人の理性はある意味で進化の途上で偶然に現われたものにすぎず、これ以上進化することはありえない。なぜなら、それが進化論的に定められた運命なのだから。*1 あくまで人は動物である。これは人も進化によって生じたのであり、自然淘汰の原理によって発生したに過ぎないと言うことを意味する。それ以上の意味はない。これがすべての基である。 理性を持った人間へ

    人の合理性はどこに存在するのか - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
  • 認知科学史上の重要文献トップ10の紹介 - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    ミレニアム・プロジェクトのトップ10の紹介 1:チョムスキー「文法の構造」(1957) 生成文法で有名。まさに認知科学という分野を作り上げた、といっても過言でないほどの画期的な理論。第一位は当然です。 2:マー「ヴィジョン」(1982) 網膜上の二次元を三次元へと変換するための視覚理論である二と二分の一スケッチで有名。視覚の計算理論の可能性を示した、夭折の天才マーによる著作。認知科学に再び革命を起こしたといっても過言ではない。上位二つで認知科学の転換点が分かる。 3:チューリング「計算機械と知能」(1950) 有名なチューリング・テストです。人工知能好きは今でもこの話をするのが得意ですね。いい加減に自律型ロボットの話でもすれば…とも思うが、この話題は衰えない。すごすぎ。 4:ヘッブ「行動の構造」 (1949) コネクショニズムの源となったシナプス結合によるモデル(ヘッブの法則)を提唱した。

    認知科学史上の重要文献トップ10の紹介 - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
  • 新たな認知科学年表を作成してます - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    今現在、以前作った認知科学年表(http://d.hatena.ne.jp/deepbluedragon/20050729/p1)の増補版を英語原典版と共に作成している。主に参照しているのはThe Cognitive Science Millennium Project(http://www.cogsci.umn.edu/OLD/calendar/past_events/millennium/home.html)だが、上位にある文献のまだ多くが分からないので困っている。このMillennium Projectは動物研究が全くないのでそれは適当に入れることにした。ロボット研究も有名なのは入れることにしました。でも、他にも分からないのがいっぱい。で、もしこれ入れたら?みたいな情報があったら教えてください(内容の紹介もできれば、参考サイトの紹介もOK、一方的なコメントでいいです。私のコメントに応

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    monolith 2006/01/25
  • 日本の第一級の認知科学者、波多野誼余の死 - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    Hiroaki Suzuki's Blog「波多野先生の思い出」 http://edhs.ri.aoyama.ac.jp/~susan/archives/2006/01/post_131.html 大津研のホームページ「波多野誼余夫先生を偲んで」 http://www.otsu.icl.keio.ac.jp/ とうとう日の認知心理学の第一人者の波多野誼余が亡くなったらしい。こういっちゃ何だが、日の認知心理学はこれでおしまいな気さえする。彼に匹敵する人などどこにいる。私の卒論の指導教官もその方面ではけっこう有名な人だが、がっかりさせられることの方が多かった。しょうがない。日の認知科学の研究のレベルは波多野誼余に代表されるような初期の研究者が最も高かったのでは、とさえ思ってしまう(実際に国際的にもかなりの高レベルだったし)。諸行無常の響きがきこえる。 追悼ミニリンク集 知覚や記憶など、人

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    monolith 2006/01/22
  • ウィキペディアの認知科学に関連した項目 - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    ネット上のフリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)なんてまじまじと見たことなどなかったけど、認知科学関連の項目はネット上で手に入る情報の中でも出色なようだ。以下でちょっと文句も言っているが、とはいえ自分で説明を書き込むほどの自信はない。その前にはてなキーワードを何とかしろ、ですね。 認知心理学 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6 きれいな説明。カーネマンとかトヴァスキーって誰、と思ったらヒューリスティクス(人がたいてい行なう物事へのあいまいな判断法)の人でした。用語は知ってたけど、研究者までは知らなかった。こういうのはまだ結構ある。 記憶 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%98%E6%86%B6 これはすごい、便利すぎる。私も

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    monolith 2006/01/20
  • ブログを読んでのどうでもいいおしゃべり - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    kajougenron : hiroki azuma blog: 解離的近代の二層構造論 http://www.hirokiazuma.com/archives/000194.html 前期/後期ウィトゲンシュタインの話から。すべて計算でOKの前期と、そんなわけないじゃんの後期。認知科学を前期に入れちゃうのは図式上しょうがないかもしれないが、私自身が扱っているのは後期的な認知科学の方だ。だから、アフォーダンスだのエスノメソドロジーだの、そういう話ばっかりしている。とはいえ、前期的な認知科学もきちんと一通り勉強してしてますんで。それはそれで面白いよね、趣味的楽しみとしてなら。ちなみに、社会生物学経由の進化心理学はどっちかというと前期だよね。進化論も一つじゃないことぐらいは知ってて欲しい。 各学問をつなぐメタレベルの統合理論はダメ、というのはよく分かる。そういうこと言う科学者って現代思想知らな

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    monolith 2006/01/15
  • 認知科学のポストモダン化と意識の脱構築の二つの方法 - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    認知心理学は1960年代に成立した当初は、人の心をコンピュータ・メタファーによってアルゴリズムのようにモデル化しようとする試みだった。それまでの主流の心理学での行動主義が人の心を観察不可能なブラックボックスとして研究していたのとは対照的である。人の心を情報処理的にモデル化する方法は今では認知主義と呼ばれ非難されてもいる。しかし、当時は画期的な考え方であり、同時期に現われた人工知能と共に認知科学という学際分野を確立することになる。 1970年代にいち早く情報処理アプローチ(認知主義)を批判し始めたの、認知心理学という概念を提唱したナイサー人であった。1979年にナイサーは「認知の構図」を発表し、人の心は環境との関係によって決まるという相互作用的な循環論を提唱した。これは知覚心理学者ギブソンの影響を受けたとはいえ、以後の認知主義批判の先駆ともいえる。 1980年代に認知主義への批判が格的に

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    monolith 2005/11/21
  • 認知科学とは何か - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    ネット上をのぞくと、認知科学とは何かがあまり理解されていないような気もする。日の認知心理学の大御所、波多野誼余夫先生による認知科学の説明にリンクしておきます(http://www.kawai-juku.ac.jp/prof/ninchi/ninchi-hatano.html)。ようするに、人の心を探るためにいろいろな分野から研究する学際的な学問、ということだ。もともとは人工知能も認知科学の一部だ。勘違いないように。 ちなみに、脳に電極を差してねずみをロボットのように動かすというような応用的な実用研究はむしろ神経工学と呼ぶにふさわしく、心の解明を目指す認知科学との関連は低いと思う。こういう工学的なのはむしろ行動主義の考え方に近い。認知科学に影響を与えるような脳科学での発見は実は少なかったりする。科学なんて、そんなもんだ。

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    monolith 2005/11/09
    もともとは人工知能も認知科学の一部だ
  • 認知科学系のサイトのリンク集(その2) - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    認知科学ネタばかりですみません。普通に読める記事もまだ手元にはあるのでもう少しお待ちください。でも、認知科学も久しぶりに触れてみるとちょっと面白い。でもまあ、研究者(院生)になっていない時点ですでにやる気が無いともいえる。科学なんて地道でマニアックな作業ばかりだってぇ。私は理論(哲学)に走りました(ただし独学)。そっちの方が性に合っていると思ってる。 ちなみに、ネット上の認知科学関連のひどいページを叩くという企画も考えているが、ネット上で悪口を言うのは問題があると思うので躊躇している。ちなみに、認知療法は認知科学とは基的には関係ない(思いっきりあるかのように言ってるサイトがある。というか臨床系とは相性が悪いです)。 はてなアンテナの紹介を中心に(日語) はてなアンテナって始めて調べました。使えるリンク集もあるようです。 Exploring Cognition Extended - 大西

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    monolith 2005/11/05
  • 日本の心理学についていろいろ - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    日曜社会学>出不ろぐ de√Blog の沼上『行為の経営学』への感想(http://d.hatena.ne.jp/contractio/20051101)を読んだ。実のところ、心理学も状況は変わらなかったりする。 【法則定立を目指す-変数システム】v.s【法則定立を目指さない-行為システム】という対立は心理学における「量的研究」vs「質的研究」にそっくりだ。『心理学が「質的」を標榜することで見られる夢はなにか 』(http://www.utp.or.jp/todai-club/2005/09/25/iyoooaaoeuoeeceieiiee/)を見れば分かるが、何でもかんでも数量化する日の主流の心理学に反抗して、こういう現場研究とか語り研究とかが出て来はする。でもねぇ、私もそういう研究は読んだ事あるけど、たいていあんまり面白くない(amazonにも昔レビューを書いたことあるが)。理由は簡

    日本の心理学についていろいろ - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
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    monolith 2005/11/04
  • 認知科学年表(解説付) - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    認知科学における重要な著作や論文の年表 注:適当に和訳しています。訳があるのに気づいたものは、それに従っていますが、すべての邦訳を見つけ出したわけではありません。訳の間違いがあったら、指摘してください。 1930年代以前:先駆的研究 1930 子供による世界の概念形成 ピアジェ 1932 想起の心理学:実験社会心理学の研究 バートレット 1934 思考と言語 ヴィゴツキー 1935 ゲシュタルト心理学の原理 コフカ 1935 連続的な言語反応における干渉の研究 ストループ 1940年代:潜在期 1943 神経活動に内在する観念の論理計算 マカロック,ピッツ 1944 コミュニケーションの数学的理論 シャノン 1945 行動の構造 ヘッブ 1948 ラットと人における認知地図 トールマン 1948 サイバネティクス ウィーナー 1949 心の概念 ライル 1950年代:初期の研究 1950

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    monolith 2005/10/20
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