日経サイエンスのバックナンバー(2001年あたり)を読んでたら、「暴力的な人は実は自信のないのの裏返しで虚勢をはってるんですよ、という『心理学の常識』は間違いだ」という記事が載っていた。 心理学者の人が普段の印象から「どーも違うんじゃないかなあ」と思ったので、元になるであろう文献や論文を八方手を尽くして探してみてもみつからなかったのだ。単なる都市伝説でしかなかったわけ。 その学者が実験してみたところによると、暴力的かどうかと相関が高いのは、自己評価が客観評価に対して高くなっていること、だそうな。色々実験がのっていた。自己評価が高い人やナルシストを集めて色々やってみたり、普通の人を集めてひどい客観評価と普通の客観評価をつきつけたあとに作業をさせて傾向を見たりしたのね。そしたらまあまあ実証できちゃった。 つまり「俺は凄いんだよ!」って状態にいる人に対して「たいした事ない」という評価をされると怒