週刊ダイヤモンドの12月9日号、「医療保険に気をつけろ!」は、医療保険の上手な選び方について、中立の立場から非常に詳しく分析した特集を掲載している。保険は誰もがいつかは加入を考えるものである以上、本特集は買っておいて本棚においておくことをお薦めしたい。 皆さんが知っておくべき大きなポイントは、以下の通り: 1. 我々は皆、公的な医療保険に加入しており、相当な保険料を払っている。この健康保険制度は非常によくできており(特に上限をcapする「高額療養費制度」)、入院したときに我々が自己負担する費用というのは、思ったほど高くない。(特集の冒頭であげられている例では、「胃ガンで入院して150万くらいかかると聞いていたが、20万円ですんだ」とのこと。) 民間の医療保険はあくまでも、このような強力な公的保障を補うもの、と理解すべき。保険会社の宣伝広告に、不安をあおられて過剰な保障を買ってはいけない。