先日、日本の学校教育は10年間変わらず、変化についていけないと嘆く「なんちゃって」教育論者について述べた。馬鹿の一つ覚えのように「変える」ことがいいと思っている。無論変える必要があるものは変えるべきだが、変えることが自己目的化した人が多い。とにかく変えればよくなるんだ!と(苦笑)。悪くなる可能性だってあるわけで。 学力世界一のフィンランドでは「九九」を暗記せず、「電卓」を使う(シェーン・スノウ) | 現代ビジネス | 講談社 例えばこの記事。よく読むと2010年の頃の話をベースにしているらしい。 2010年春、ハーバード大学の研究者トニー・ワグナーが学校現場の視察にフィンランドを訪れた。 たしかにフィンランドは2006年のPISAで好成績を収め注目された。しかし2012年はかなりランクが下がっている。 「PISA2012」②~フィンランドの凋落 | アフター・フェア かつて学力大国として名