明治大学 理工学部 教授 青井 哲人 AOI AKIHITO [モデレーター] 伏見 唯 建築史家・編集者 [イベント担当] 藤 貴彰 三菱地所設計 建築設計一部 伏見:青井先生は京都大学のご出身で、師匠は布野修司先生です。建築・都市計画学の研究以外にも、現代建築のクリティークや、アジアの住居についての書籍も多数執筆され、世界都市史の大辞典の監修もされている師匠に負けず劣らず、青井先生ご自身も、非常に多角的な実績を残されています。今回はそんなマルチな一面というよりも、まさに専門にされている都市史、なかでも植民地の都市史をご紹介いただきます。青井先生は、博士論文で日本統治時代の台湾における神社境内の形成についてまとめられており、本日は台中近く、彰化県の街が題材です。 私は、フィールドワークを大切にして研究を行っています。とにかく街に出る。これは師匠の教えでもあります。今日お話しすることも、研
【Zoom配信】『新装版 東西名品昭和モダン建築案内』(書肆侃侃房)出版記念トークイベント ~昭和モダン建築の魅力と文化的価値~ 北夙川不可止さん+黒沢永紀さん 2022年2月6日(日) 『新装版 東西名品昭和モダン建築案内』(書肆侃侃房)出版記念トークイベント ~昭和モダン建築の魅力と文化的価値~ 北夙川不可止さん+黒沢永紀さん 北夙川不可止さんと黒沢永紀さんの著者二人によるトークイベント。 北夙川さんには書内で取り上げた物件の中から選りすぐりの建築をピックアップしてその魅力を、黒沢さんにはコラムで取り上げた看板建築のバックストーリーとその愉しみ方を、それぞれ解説していただきます。大戦間時代という特殊な時代背景の中で建築の果たした役割から、現代の日本へ通じる文化の話まで。ぜひご参加ください。 【日時】 2022年2月6日(日) 14:00~15:30(予定) 【会場】Zoom(オンライン
岸田幾太郎氏が台湾北部の基隆市で経営していた呉服店の建物。今はイタリアンレストランになっている(矢板明夫撮影) 台湾メディアは4日に選出された新首相、岸田文雄氏について、台湾とのさまざまな縁に注目し、「親台派」「酒豪」などと好意的に取り上げている。新政権が台湾に友好的な政策をとることへの期待値は高い。 岸田氏が9月29日に自民党総裁に選出されると、台湾北部の基隆市中心部にあるイタリアンレストランが台湾メディアで一斉に大きく取り上げられた。岸田氏の曽祖父、幾太郎氏が120年余り前の1895年から99年にかけて、この場所で呉服店を経営していたことが理由だ。 欧州風の建物は現在もそのまま残っており、連日のように地元メディアの取材を受けた。記念撮影をするために他都市から電車を乗り継いで訪れる人も少なくない。近所に住む男性(70)は「この建物は日本統治時代のものだと聞いていたが、まさか日本の首相の先
コンペで選ばれたもので、図書館としては駄目でも建築としては良い…といった意見が出てくるあたりに、「建築界隈」の傲慢とか未熟があるんじゃないかと思った次第。 何の役割を果たす事を第一義とした建築であるかがすっ飛ぶのなら、走れない車や… https://t.co/s7hxePVeU5
臺灣日式建築紀行 構成: 建築 ページ数: 200p サイズ: 17*23cm 作者: 渡邊義孝 翻訳者: 高彩雯 発売元: 時報出版 言語: 中国語(繁体字) 発売国: TAIWAN 発売日: 2019年1月2日 [商品案内] 更に多くの「日本と異なる設計」を観るために、作者の渡邉義孝氏は、何度も台湾を訪問し、無数の日本の古い建築物を自分の目で見てきた。建築物の外観から細部の構造まで、一筆一筆細かく描き出し、教科書よりも詳細に描かれた手描きだと称賛された。本書『臺灣日式建築紀行』で、初めてこれらの貴重な手描きの原稿が公開され、60余りの台湾にある日本式家屋、建築、周辺の旅行地図、平面図が収録されている。
パリ在住の友人に電話をして、ノートルダム大聖堂のことを聞いたら、なかなか面白いことを教えてもらいました。フランスではちょっと名の通った美術商の息子さんなんですが「ステンドグラスはそれなりに近いものを作れるかもしれないけど、屋根は難しいだろう」と。理由が興味深い。(続く)
団地概要/昭和的シェアハウス? 団地と呼ぶには小さすぎる、けれどもこれも旧公団住宅のひとつの形態です。 「市街地住宅」と呼ばれるそれらは、普通のビルと同じように立っています。 一棟建てながらも、この目白単身住宅には、 郊外型の団地にも負けない、魅力的な空間があります。 まず目に飛び込んでくるのは、ファサードのギザギザとした形のバルコニー。 建ぺい率(敷地の大きさに対して建物を建てられる割合)ギリギリまで建物を建てるために、 バルコニーの面積を抑えながら、奥行きが狭くならないよう、 道路側の住戸には三角形のバルコニーが付いています。 1階のピロティから東西にエントランスがあり、東側には広いラウンジ。 ピロティの先には緑の庭園が広がっていて、 それを取り囲むように建物がコの字に配置されている、リッチなつくり。 東側が女子棟、西側が男子棟です。 そして、中庭はさながら、秘密の花園。 色とりどりの
長崎県沖の端島の全景。軍艦のような姿をしていることから一般的には軍艦島と呼ばれている。© 2018 野口貴文 30年間の研究生活の大半を、古くなった鉄筋コンクリートの状態を診断することに、また「手術」を施すことでコンクリート建築を長生きさせることに費やしてきました。 そんな野口先生に7年前、長崎県のとある無人島にある、世界で最も劣化の進んだコンクリート建築の調査と修復に知恵を貸してほしいという依頼が舞い込んだ時、断る理由はありませんでした。 その島の名は端島(はしま)。鉄筋コンクリートの建物が詰め込まれた6ヘクタールの島が、軍艦のようなシルエットを呈していることから「軍艦島」と一般的に呼ばれています。 海底炭鉱を抱える軍艦島は1974年に無人島となり、そのまま放置されてきました。 住宅を含む木造の建物はすべて台風と高波で吹き飛ばされて消滅してしまいました。コンクリートの建物はかろうじて残っ
定価:本体2,400円+税 日経アーキテクチュア(編) A4変判、192ページ ISBN:978-4-8222-3837-7 商品番号:262450 発行日:2017年6月26日 国内外の注目作を徹底リポート 木造美を捉えた写真や詳細図面も充実 大きな反響を呼んだ日経アーキテクチュアの特集「世界の木造最前線」を大幅拡充。国内外の最新事例を追加したほか、未掲載写真も多数収録しました。世界の木造建築をけん引する日本の建築家、坂茂氏や隈研吾氏に「今なぜ木造なのか」インタビューを実施。隈氏の設計で進む「新国立競技場」(2020年東京五輪開閉会式会場)のハイブリッド木造屋根に関する設計リポートも収録。 目 次 5分で分かる最新ワード CLT/耐火集成材/2時間耐火 Part1 世界の木造をリードする日本の建築家たち 坂茂 SHIGERU BAN ■ラ・セーヌ・ミュジカル(フランス、ブローニュ・ビヤン
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