私(安岡孝一)の2016年2月26日の日記の読者から、近江龍一・西原陽子・山西良典の『ドメインにより意味が変化する単語に着目した猥褻な表現のフィルタリング』(人工知能学会第31回全国大会論文集, 2M2-OS-34a-1, 2017年5月24日)という論文を読んでほしい、との御連絡をいただいた。読んでみたのだが、書写言語研究におけるサンプルデータの重要性を全く理解していない論文で、正直、頭が痛くなった。 本研究では猥褻な表現に関する文を集めるために,pixivに投稿されているR-18小説を用いた.R-18小説に分類される小説の中から,2016年10月のウィークリーランキングTop10の小説を選択し,分析に用いた. そんな偏ったサンプルデータ10本で、まともな結果が出るわけが無いだろう。しかも、なぜpixivに限定しなければいけないのか、pixivに限定する意図は何なのか、この論文には全く書
都立中央図書館で学ぶ! はじめてのレポート・論文作成ガイドを作成しました。 東京都立中央図書館では、学校支援サービスの一環として、中学生・高校生の皆さんが初めてレポートや論文作成に取り組む際に参考となるガイドブックを作成し、このたび、都立図書館ホームページに掲載しましたのでお知らせします。 1 ガイドブック概要 主に中学生・高校生を対象 「テーマを決める」「情報を集めよう!」「まとめる・書く」の3ステップを、物語仕立てで構成 B5判 21ページ カラー 2 ガイドブックのここがポイント (1)「はじめて」の方を対象にしています。 本ガイドブックは、「レポート・論文って何?」という問いかけに答えるところから始まり、テーマ決めのコツや注意点なども丁寧に解説しています。レポート・論文作成に取り組む「はじめの一歩」として使っていただけるガイドブックです。 (2)司書職員の視点と、学校の教員の
2017年5月25日、米国議会図書館(LC)が、1900年までに作成された、米・サンボーン社の火災保険地図2万5千点をオンラインで公開したと発表しています。 現在は、アリゾナ州、アーカンソー州、コロラド州、デラウェア州、アイオワ州、ケンタッキー州、ルイジアナ州、ミシガン州、ネブラスカ州、ネバダ州、ノースダコタ州、サウスダコタ州、バーモント州、ウィスコンシン州、ワイオミング州のものが公開されており、アラスカ州については、1960年代初頭のものまで含まれます。 今後毎月追加され、2020年には、すべての州の、1880年代後半から1960年代初頭までの総計50万枚の火災保険地図が公開される予定です。 Sanborn Fire Insurance Maps Now Online(LC,2017/5/25) https://www.loc.gov/item/prn-17-074/ Sanborn M
2017年5月23日付けのMendeleyのブログが、研究データリポジトリ“Mendeley Data”が、Googleのデータセットのためのマークアップ標準(markup standard)を採用したと発表しています。 Googleの検索エンジンが認識する構造化された方法で“Mendeley Data”搭載のデータセットについて記述することで、その発見可能性を高め、検索結果から簡単にデータセットを利用できるようにすることを目的としています。 Mendeley Data adopts Google Science Datasets standards( Mendeley Blog,2017/5/23) https://blog.mendeley.com/2017/05/23/mendeley-data-adopts-google-science-datasets-standards/ Da
熊本地震で損壊した熊本市内の築130年になる町屋の一部が、美術館に移築される。修復への特別な公的補助がなく次々に姿を消しているが、地元の有志が「伝統建築の姿を残したい」と計画。25日に移築部分の取り外しが始まった。 移築されるのは、中央区の古町(ふるまち)地区にある森本襖(ふすま)表具材料店。1886(明治19)年の建築で店舗部分は約6メートル四方だが、居間や中庭へと約50メートルの奥行きがある「職住一体」だ。地震で傾き、応急危険度判定では「危険」と判定された。 解体は全額公費で賄えるが、伝統建築の修復には多額の費用がかかるため、店主の森本多代(たよ)さん(58)は解体を決めた。 地区住民らでつくる「新町・… ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -
六本木開館10周年記念展 国宝《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》修理後初公開 神の宝の玉手箱 2017年5月31日(水)~7月17日(月・祝) 今も昔も、きらびやかで美しい箱は、人々を惹きつけてやみません。内容品が大切であればあるほど、また、所有する者の身分が貴いほど、箱は美しく仕立てられ、“玉なる箱”として愛でられてきました。「手箱」はその代表格で、もともと貴人の手回り品を入れるためのものが、蒔絵や螺鈿といった当時最高の装飾技法によって飾られ、神々のお使いになる具として奉納されるようにもなります。特に中世の手箱は、漆芸技法の結晶美ともいえるほど技術の粋が凝縮され、「神宝」として、あるいは一部の特権階級の所有として伝わるにふさわしいものばかりです。 本展は、このたび約50年ぶりに修理を行った国宝《浮線綾螺鈿蒔絵手箱(ふせんりょうらでんまきえてばこ)》(サントリー美術館蔵)を修理後初公開することを基点に
研究状況分析ツールをお使いになる前に 【事前準備】本ツールは、researchmapのデータを用いて自機関の研究状況を可視化することができます。 利用にあたっては、データ交換システム(リンク)から出力したデータを用います。 データ交換システムを利用するには、機関ごとのデータ交換会員IDが必要です。 データ交換システムに関するお問合せは、JSTサービス支援センター(datakokan(at)researchmap.jp)へご連絡ください。 【利用規約】本ツールの利用にあたっては、下記の利用規約をお読みいただき、同意の上ダウンロードしてください。 (モジュールのダウンロードパスワードは、利用規約のあとに書いています) 【お問合せ】ツールに関するお問合せは、こちらで受け付けます。
ネイチャー・ポートフォリオのオープンアクセス 私たちは、研究者、機関、資金分配機関、そして広く一般の人々のために、オープンリサーチとそれがもたらす恩恵の実現に向けて全力で取り組んでいます。ネイチャー・ポートフォリオは、OAでの論文出版を希望する著者のために、2021年1月よりすべてのすべての一次研究論文にOAオプションを提供を開始しました。 オープンアクセス(OA)とは何か? なぜ、ネイチャー・ポートフォリオでOA出版を行うのか? オープンアクセス(OA)とは何か? OAモデルでは、論文は出版と同時にオンラインで利用可能になり、購読者や購読機関だけでなく、世界中の誰もが無料で読むことができます。論文はクリエイティブ・コモンズのCC-BYライセンスのもとで公開され、誰でも再利用、共有、改変することができます。 私たちの完全OAジャーナル(Nature Communications やScie
定価:本体2,400円+税 日経アーキテクチュア(編) A4変判、192ページ ISBN:978-4-8222-3837-7 商品番号:262450 発行日:2017年6月26日 国内外の注目作を徹底リポート 木造美を捉えた写真や詳細図面も充実 大きな反響を呼んだ日経アーキテクチュアの特集「世界の木造最前線」を大幅拡充。国内外の最新事例を追加したほか、未掲載写真も多数収録しました。世界の木造建築をけん引する日本の建築家、坂茂氏や隈研吾氏に「今なぜ木造なのか」インタビューを実施。隈氏の設計で進む「新国立競技場」(2020年東京五輪開閉会式会場)のハイブリッド木造屋根に関する設計リポートも収録。 目 次 5分で分かる最新ワード CLT/耐火集成材/2時間耐火 Part1 世界の木造をリードする日本の建築家たち 坂茂 SHIGERU BAN ■ラ・セーヌ・ミュジカル(フランス、ブローニュ・ビヤン
工房W-WELL 期間限定Gallery & Shop 路地裏の猫屋2017 ~ようこそ猫と鳥の楽園へ~ 普段は猫のクラフト作家である白井光可の工房を2008年から年2回だけ期間限定で開放し、ギャラリー&ショップとしてオープンしています。普段の制作場で他の作家さんの作品を展示販 売し、様々なワークショップを行なうことで モノ作りの楽しさを伝えたり、情報発信の場になれればと考えております。 今回の企画展テーマは「~ようこそ猫と鳥の楽園へ~」です。 相模原は3/4が自然に囲まれていて、街角や森林には多くの野鳥が棲息しています。そんなこともあり、猫に限らず自然と生きものにも目を向けて行こうと思っています。猫も鳥もブームになっている昨今ですが、ブームだけでは終わらないよう、保護啓発にもなれたらと考えております。 この企画展の主旨に賛同してくださった12名の作品とワークショップの売上の一部と皆様から
国の文化審議会(馬渕明子会長)は、岩出市根来の旧県会議事堂を重要文化財(建造物)に指定するよう文部科学大臣に答申した。同建物は現存する唯一の明治期木造和風意匠の県会議事堂で、歴史的価値が高いと評価された。これにより、県内の重要文化財(建造物)は82件(国宝を含む)となる。 旧県会議事堂は明治31年、和歌山城北東の和歌山市一番丁に建設され、昭和13年に現県庁舎が完成するまでの約40年間、県会議事堂として使われた。木造2階建、瓦ぶき屋根、建築面積約1240平方㍍。 16年に同市内の美園町に移され、37年には岩出市の根来寺境内に移築。「一乗閣」の名称で親しまれ、平成17年に県指定文化財になっている。同24年度から27年度にかけての保存整備事業により現在の場所に移築され、建築当初の姿に復元された。 旧県会議事堂は本館、議場、控室の各部に分かれる。議場内部は広い吹き抜け空間で2階に傍聴席を張り出し、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く