2008年はWebブラウザ戦争を予感させる年になった。6月にFirefox3がリリースされ、その後Google Chromeが登場し、Adobe AIRやSafariも伸びてきた。来年以降、どのブラウザが首位のIEに肉薄するだろうか。一つ言えるのは高速性はもちろんとして、ユーザのニーズにあったものが長期的には生き残る可能性があるということだ。 Qt + WebKitというマルチプラットフォーム対応タブブラウザ ブラウザで見ると多数あるが、レンダリングエンジン別に見るとWebKitの伸びが凄い。Safariはもちろんのこと、Google Chrome、Adobe AIRでも使われているのでシェアが大きく伸びている。そんなWebKitを用いたブラウザとしてAroraも覚えておこう。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはArora、Qtを使ったマルチプラットフォーム対応ブラウザだ。 Aro