池田信夫氏が 「原発は経済問題である」 と述べておられる。この言い方は、反原発派からみるととても気に障るものかもしれない。 私自身の立場は「反原発」ではあるが、自分としては「現実的反原発派」というポジションに立っていると思っていて、「ただちにすべての原発の運転を停止しろ」などと言っているわけではない。 原発はゆくゆくはすべて止めなければならないが、現時点でそんなことをしたら、社会が壊れてしまう。原発を運転し続けるリスクと即時運転停止によってもたらされる社会混乱のリスクを比べたら、後者の方がずっと大きいので、ここは仕方がないから、ある程度長い時間をかけて原発依存から脱却していくべきだというのが、私の主張である。 同じように考えている「反原発派」は多いと思うが、なかなかここまでぶっちゃけた言い方をしない。それは昔の労働組合運動で 2~3%の賃上げしか期待できないとわかっていながら、最初は強気に
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