個人向けの自動家計簿アプリや、中小企業向けクラウドサービス『MF クラウド』を運営するマネーフォワードは、住信SBIネット銀行、静岡銀行との業務提携を果たした。合わせてSBIホールディングス、静岡銀行及びジャフコから総額10億円の資金調達を実施予定と2015年8月25日に発表した。 業務提携により、マネーフォワードは個人向け家計簿サービスを『マネーフォワード for××(銀行名など)』のカスタムバージョンのアプリを提供、またMF クラウドを利用した金融サービスの共同開発も検討する。大手によるベンチャーとの協業はついに金融の分野でも本格化してきた。 マネーフォワードは金融(Finance)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語“Fintech”領域のベンチャー企業だ。2015年に入り、Fintechという言葉自体を耳にすることが多くなったのではないだろうか。この日の発表会で