Googleのブラウザ「Chrome」で、閉じることのできないポップアップボックスや、個人情報を盗むために使用される可能性のある偽のシステムレポートなどを表示する、悪質なウェブサイトの取り締まりが強化される。 2018年にリリースされたバージョン64以降、Google Chromeでは、ユーザーを予期せぬウェブサイトにリダイレクトしたり、悪質なポップアップ広告を表示したりするような、ウェブサイト上の一種のおとり行為を排除する試みを取り入れてきた。しかし、その保護策は十分ではなかった。Googleによると、こうした不快な体験の半分以上がブロックされず、そのほぼすべてが悪質または誤解を招く広告を含んでいたという。 そこでGoogleは12月にリリースする「Chrome 71」から悪質サイトのフィルタリング機能を強化し、執拗で悪質な体験をともなう一部のサイトからすべての広告を削除する。ウェブサイ