宮崎県で生産される完熟マンゴーのブランド「太陽のタマゴ」の初競りが10日から始まり、宮崎市の市場では、2個入りの1箱が過去最高の30万円で競り落とされました。 「太陽のタマゴ」は、宮崎県産の完熟マンゴーのうち実が大きく甘みの強いものだけが認定される最高級ブランドです。 10日は全国の主な市場で初競りが行われ、宮崎市中央卸売市場では関係者が試食をしたあと、2個入りや3個入りの箱ごとに次々に競り落としていきました。 JA宮崎経済連によりますと、ことしは晴れの日が多く、質の高いマンゴーが多いため、初競りに向けた出荷量が去年の倍近くに増え、全体としては値下がり傾向だということですが、10日は宮崎県内の卸売店が2個入りの1箱に過去最高となる30万円の値をつけました。 この卸売店は、「太陽のタマゴ」のブランド価値を維持するためにあえて高値で競り落としたということです。 卸売店の担当者は、「宮崎を盛り上