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万人が、とまでは言いませんが、「多くのビジネスパーソンがプログラミングの素養を持てば、新たなビジネスやイノベーションが生まれる」---。 最近、「プログラミング学習サイト」がいくつも登場するのを見て、このような考えを持ち始めました。プログラミング学習サイトとは、「Codecademy」や「LearnStreet」などで、Webブラウザーから、JavaScriptやPython、Rubyといったプログラミング言語を手軽に、かつインタラクティブに学習できます。 言うまでもなく、ビジネスを一番良く知るのは、ビジネスの現場にいる人です。そして「ITでビジネスを変える」などと言いますが、ITの核となるのはソフトウエアとデータベースであり、それらを生み出すのはプログラミングにほかなりません。 となれば、ビジネスの現場にいる人自身がプログラミングしてシステムを開発するのが理想的です。そこまでいかなくても
日本では、勤勉な人が褒められる。「努力じゃない、結果主義だ」なんていう意見もちらほら耳にすることもあるけど、それでもやはり日本では圧倒的に「頑張った人」や「努力した人」が讃えられ、労少なくして成功した人間に対する風当たりは強い。年配の方なんかに言わせると、汗水たらして働いてこそ「仕事」であり、Web系のビジネスなんかは「虚業」認定を受け、そういう分野でお金を稼いでも、まともな「仕事」をしている人だとみなされなかったりする。 勤勉で、努力を怠らない人は確かに立派だ。尊敬に値するとは思う。ただ、「勤勉」こそが絶対的な正義であり、勤勉じゃない人は人間のクズで、何ら社会の役に立たない、という見方には賛成しかねる。むしろ、これからは「勤勉」よりも「怠惰」が重要になってくる、と僕自身は思っている。 僕が「怠惰」を重要視するのは、それが効率化やイノベーションの源泉になりうると信じているからだ。「かったる
埼玉県の公立学校教員110名が、退職手当減額の前にかけこみ退職を希望しているそうである。そのうち30名は学級担任のようで、埼玉県知事はこれについて「2か月も残して辞めるのは無責任のそしりを受けてもやむを得ない」と批難しているとのことだ。 退職金減額前に教職員大量退職 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130122/k10014967521000.html 教員駆け込み退職希望、30人は学級担任…埼玉 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130123-OYT1T00015.htm 退職金少しでも多く… 教諭の駆け込み退職続々 埼玉 http://www.asahi.com/national/update/0122/TKY201301210540.html ニュースによると、1月末に退職に踏み切れば、受け取れない2
筆者は今、企業システム開発に関する入門書を準備中である。その本では単純な業務を想定し、要件定義・設計・開発・テスト・稼働に至るまでのシステム開発に必要な一連の作業と成果物を具体的に解説している。この本の執筆を始めた動機は、現在のSI業界の置かれている状況がとても不幸だという思いがあったからだ。 今の新米技術者は本当に大変だと思う。著者の頃は、例えばC言語であればカーニハン&リッチーの定番本を皮切りに実践的なプログラミングを学んでいくステップがはっきりしていた。その後オブジェクト指向という概念が表れ、Java言語が登場してWeb技術が普及し、UML、デザインパターン、フレームワークと、技術の洗練化が進むのをリアルタイムで吸収しながら知識を積み重ねることができた。また、コーディングに始まり少しずつ別の工程を学び、開発プロセスの全工程を経験することもできた。 しかし、今の新米技術者は勉強を始める
林浩一氏の「ITアーキテクトの視点」が今週、最終回を迎えた。同連載は、ITアーキテクトとして企業へのIT導入に取り組んできた林氏の経験を基に、「これからのIT業界はどうなるのか、その中で(ITエンジニアは)キャリアをどのように積んでいけばいいのか」をロジカルシンキング、プロジェクトの進捗遅れなど、ITエンジニアにとって関心の高い話題にからめて取り上げてきた。 林氏は、これからのIT業界について「大手SI業者にお任せでシステム開発を進める」という従来の開発スタイルが限界に近づいていると見る。例えば「RFPによるコンペで失われた信頼関係」では、 提案依頼書(RFP)によって開発費用の相場は下がったが、その弊害として発注者と受注者との信頼関係が損なわれ、結果としてアジャイル開発の普及を阻害したとして、「その歴史的役割は終わったのではないだろうか」と主張する。「『次工程はお客様』を業界の合言葉に」
この7月、筆者らが2年以上にわたって開発に携わってきたシステムが無事リリースされた。世の中にシステム開発の遅延や断念といったニュースが少なからず流れる中、当初の計画通りにシステムを動かせたことの感慨は大きい。それに加え、今回の開発は「利用者主導の開発」の検証という意味もあった。そのことについて書いておきたい。 筆者は6年前に上梓した書籍で、システム開発が失敗する要因は、G、A、P、Sの4種類のギャップであると示した。システム開発の目的を経営層と共有できていない「Goalのギャップ」。業務知識が開発側に伝わっていない「Activityのギャップ」。プロジェクトが計画していた工程からずれる「Processのギャップ」。開発側に必要な技術が不足している「Skillのギャップ」。これらの頭文字を取るとギャップ(GAPS)となる。 どうすればこれらのギャップを埋められるのか。筆者は開発側だけでは無理
マクロ経済学で習う「節約のパラドックス」とは、ミクロな視点で節約は良いことだが、マクロな視点では悪い結果をもたらす構図のことだ。個々の家庭で浪費をせず節約することは貯蓄を増やし家計を安定させる良い効果があるが、全家庭が節約して消費を押さえてしまうと景気が悪くなり、その結果、家計収入が減るという悪い結果がもたらされてしまう。 筆者はソフトウエアについても、これに似た構図があるように思う。すなわち、品質の高いソフトウエア製品を求めるが故に、主要なソフトウエア製品が日本から生まれない、という構図だ。 主要なソフトウエア製品に日本発のものはほとんどない、というのは異論の余地はないだろう。OS、データベース、ミドルウエア、JavaやHTMLなどの要素技術、Webサービス、どれをとってもメジャーなものは日本発ではない。この状況を受けてよく聞く議論は「ハード製品では日本は多くの分野で世界をリードしてきた
システム開発では「上流工程」「下流工程」という言い方をする(明確な定義はないようなので、ここでは要件定義を上流工程とする)。筆者はこの上流・下流という言い方が好きではない。 「上流階級」「下層階級」という言葉からの連想で、下流より上流の方が高級な仕事をしている印象を受ける。エンジニアの中には、上流工程を主に担う「コンサルタント」に憧れを抱き、転職して名刺にその肩書が付いただけで偉くなった気になってしまう人までいる。実際には、仕事の内容が違うだけのことで、エンジニアの仕事と比べて特段高級なことをしているわけではない。 とはいえ、大手システム開発会社の上流志向は、顕著になってきている。会社ごとに事情はいろいろだが、実装工程がオフショアの形でグローバルな競争にさらされているため、海外勢が参入しにくい上流工程にシフトしたいという経営的な理由が大きい。 この流れの中で、「下流工程の経験を積むことなく
システム開発において、そろそろ見直すべきと筆者が思っていることの一つに、「RFPによるコンペ」がある。これまで、ユーザー企業がシステム開発を行う際、提案依頼書(RFP)を提示し、複数のシステム会社から提案を受けて発注先を選定することが推奨されてきた。これはシステムのオープン化の初期、技術基盤や言語が多様化する中、妥当な費用を探りつつ、提案力のある発注先を選定するのに有効な手段だった。公共機関では公平性という観点から今後も主要な手段であり続けるだろうが、民間企業ではもうその歴史的役割は終わったのではないだろうか。 RFPによるコンペの最大の功績は、ユーザー企業から見ると競争原理によって開発費用の相場を大幅に引き下げたことだ。しかしその代償として、発注者と受注者の信頼関係をズタズタにし、責任を回避し合う構図を作ってしまった。受注者は、コンペで勝つために低価格を約束し、不十分な体制で無理な納期で
In Visual Studio 2022 17.10 Preview 2, we’ve introduced some UX updates and usability improvements to the Connection Manager. With these updates we provide a more seamless experience when connecting to remote systems and/or debugging failed connections. Please install the latest Preview to try it out. Read on to learn what the Connection ...
以前にもライフハッカーで「ワンコインで文庫本サイズのフォトブックを作成できるサービス」として採り上げたのが「TOLOT」です。A6文庫本サイズ全64ページのフルカラーフォトブック(写真だけでなく140文字までのテキストも挿入できます)が送料無料の500円(!)で作れる、オトクで楽しいサービスと紹介しました。 制作の流れとしては、TOLOTの専用アプリで写真をレイアウトして、100種類以上の表紙デザインから気に入ったものを選ぶだけ。表紙はシンプルなものをはじめ、人気のご当地キャラとのコラボなどもそろえる多彩なラインアップ。専用アプリはPC、iOS、Androidと用意されており、デバイスを問わずに使えるのも良いところです。もちろん、安かろう悪かろうではなく、品質が優れているのもTOLOTが支持されている理由です。 作り方の手順などは公式サイトで詳しく見られますので今回は割愛しますが、TOLO
シャープが2013年1月18日に発売した電子ノートが「WG-N10」だ(写真1)。外観はタブレットや電子ブックリーダーに似ているが、「電子ノート」という全く新しいカテゴリの製品となる。 液晶画面に付属のペンで手書き入力することに特化したデバイスとなっている。タブレット端末のような高機能さはないが、デジタルであることを生かした検索機能、PCとの連携、リフィル機能などを備える。シャープはこれを「手書きの良さとデジタルの便利さを融合」したと表現する。 今回はこのWG-N10について、ビジネスシーンでの使い勝手を詳しくレビューしてみる。 価格は安価なタブレット端末と同程度 WG-N10の主な仕様は以下の通り。詳細な仕様はシャープのWebサイトを参照していただきたい。
.app 1 .dev 1 #11WeeksOfAndroid 13 #11WeeksOfAndroid Android TV 1 #Android11 3 #DevFest16 1 #DevFest17 1 #DevFest18 1 #DevFest19 1 #DevFest20 1 #DevFest21 1 #DevFest22 1 #DevFest23 1 #hack4jp 3 11 weeks of Android 2 A MESSAGE FROM OUR CEO 1 A/B Testing 1 A4A 4 Accelerator 6 Accessibility 1 accuracy 1 Actions on Google 16 Activation Atlas 1 address validation API 1 Addy Osmani 1 ADK 2 AdMob 32 Ads
Groovy 2.1がリリースされました。おめでとう! 「Groovy 2.1.0は凄い」で自力で調べた以上の情報がリリースノートには書いてあります。まあ、そうなるわな。 これを記念して、こないだ作った静的型支援ツール「Staticalizer」を、Groovy 2.1.0でより機能強化するためのアイデアを書き残しておきます。 Staticalizerは、実行時の引数やメソッド返り値の型情報を収集し、その型をソースコードにうまく埋め込み戻し、コンパイル時の静的型チェックや静的コンパイルにフィードバックしようと言うものでした。 でもちょっと待って下さい、ソースコードに型を埋め込み戻すなんてことは、必要なんでしょうか?コード、汚れますよね。冗長ですよね。必要悪ですよね。ソースコード上の型情報なんて、IDEが隠蔽してくれて、必要な時だけ表示してくれりゃいいんですがね*1。そう、型推論てのがありま
Spring Framework 4.0は9月登場予定のJava 8対応。Spring Sourceが方針を発表 主要なJavaフレームワークの1つであり、Pojo(Plan Old Java Object)やDI(Dependency Injection)といった技術が注目されるきっかけの1つでもあったSpring Frameworkの次バージョン「Spring Framework 4.0」は、今年9月にリリース予定のJava 8対応になることなどを、開発元のSpring Sourceが明らかにしました。 Spring Framework 4.0のおもな特徴は、以下のようになるとのことです(日本語訳したらかえって分かりにくくなってしまったので、原文のまま引用します)。 First-class support for Java SE 8 based Spring applications:
オンラインストレージサービスであるDropboxのフォルダを自分のホームページとして使用できるサービスが「Site44」です。Dropboxのアカウントを持っていれば簡単にWebサイトの作成ができます。 Webサイトの作成方法については以下から。 site44 - absurdly simple web hosting http://www.site44.com/ 上記サイトにある「Sign in with Dropbox to get started ≫」をクリック。 Dropboxのアカウントにひも付いているメールアドレスとパスワードを入力して、「サインイン」をクリック。 「許可」をクリック。 以下のページが表示されたら、Webサイトを作成するので、「Create a new website ≫」をクリック。 Webサイトのドメイン名を設定するので、「.site44.com」の前に入れ
最近IntelliJを使う機会が増えて参りました。そうなるとやはりDVCSも連携させて使って行きたいところ。という訳で備忘録を兼ねてその辺の内容をメモとして残しておこうと思います。 IntelliJ IDEA導入 (IntelliJ IDEA 12) 下記エントリを元に、2013年01月時点最新のIntelliJ IDEA 12 Community Editionを導入。 Intellij IDEA/Scala/Playframework2.0 での環境構築に関するメモ #play_ja - Shinya’s Daily Report Mercurialインストール 下記エントリを元にインストール。 Mac OS X 開発環境構築手順:Mercurialインストール - Shinya’s Daily Report Mac OS X 開発環境構築手順:Mercurialドキュメントの日本語化
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